ウミガメのスープ

怠慢な警備員

作者: 帝釈10

ある美術館で、泥棒騒ぎが起こった。
美術館に保管されていた立派な壷が盗まれたのだ。
警備員達は最初のうちは犯人探しをしていたのだが、
見つかる様子がないと見るや、
さっさと通常業務に戻ってしまった。

翌日以降に彼等に懲戒処分が下ることもなかったという。

一体、何故?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

警備員達が犯人探しをしたのはそうしないと信用が下がるからですか?

YES 仕事は一応しておきました。

はい

本当に壷は盗まれましたか?

YES

いいえ

誰が泥棒したか警備員たちは知っていましたか?

NO

いいえ

その壺が盗まれた行き先を、最終的に解っていましたか?

NO

壷は翌日以降見つかりましたか?

関係なし

いいえ

警備員達もグルですか?

NO

はい

その壷高い価値がありましたか?

YES 高価な調度品に違いはありませんでした

はい

盗んだのは人間でしたか?

YES

いいえ

立派な泥でできた壷が盗まれましたか?

NO 回答に困るなあw

はい

壷はなくなってもたいした問題ではなかったのですか?

YES むしろ無くなったことで関係者達はホッとしたようです

壷は美術館の所有品でしたか?

YESかつNO 重要な部分です。持ち主はどうやら曖昧だったようです。

盗んだ人は罪に問われましたか?

関係なし 

核心その壷は呪われていましたか?

|ω゚`)▄︻┻┳═一 (  ゜ω ゜)!!! YES 正解

いいえ

壷は盗難品?

NO

答え

「いやはやとんだことになったなあ。」
「まさか泥棒が入るとは思いませんでしたね。」
「しかし酔狂な泥棒だなあ。わざわざこいつを盗んでいくなんて・・・」
「この壷って、何なんです?確かに高級そうな壷ですけど・・・何で館長僕たちに何も処分を下さないんだろう?」
「お前、そういえば最近入ったばっかだったな。教えておこうか。」

「この壷な、いわく付きだったんだよ。なんでも、かのエリーザベト・バートリが血を浴びるときにつかっていたとか。」
「その時の犠牲者達の恨みつらみがこの壷に宿っているのかな、持ち主が次々に不幸に見舞われてたそうだ。」

「へえ、でもそれじゃあ何で館長はそんな壷ここに保管していたんです?気味が悪いじゃないですか。」
「寄贈された美術館から預かっている人から借りて・・・ってな具合に持ち主を曖昧にして呪いを避けていたんだそうだが、やっぱり気持ち悪いだろ?いつか良い機会に縁を切りたかったんだそうだ。一応業務連絡してみたら、”放っとけ”だとよ。可哀想なのは泥棒さんだなww”持ち主”なんぞになっちまってww」

後輩は薄ら寒いものを感じながらその日の業務を終え家路に就いた。

数日後、美術館からほど近い路上で交通事故があり、被害者の男はどうやら地元の美術屋に何か売り払っていたらしいということが判明したらしいが、後輩は自分には関係ないと思い込むことにした。

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