ウミガメのスープ

花は空に咲き、雨はかき氷を溶かす

作者: 水瓶のスープ

幼馴染みのカメオとカメコが、ふたりで夏祭りへ行った。

カメコはお転婆な少女。

「ねぇ、かき氷買ってよ!かき氷!」
「次は金魚掬いしよう!ほら早く」

…と、やや強引にカメオを連れ回す。
はいはい、とカメオは苦笑しながら、後を付いて回った。

かき氷はどの味にするか揉めたが、結局カメコが意見を押し通した。

金魚掬いでは、1匹も掬えなくてつまらなそうなカメコに、カメオが掬った金魚を見せてやった。

そうしてしばらくは楽しく過ごしていたが、不意に夜空に大きな花が咲くと、カメオは泣き出してしまった。


何故だろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

カメオが泣いたのは悲しかったからですか?

はい

はい

大きな花は花火のことですか?

はい、花火です

はい

カメオが泣き出したとき、そばにカメコはいましたか?

はい

いいえ

かき氷の味は重要ですか?

いいえ

いいえ

人死にますか?

いいえ (←ミスリード注意)

はい

カメオが泣いたのはカメコが原因ですか?

はい

いいえ

カメコも泣き出しましたか?

いいえ

はい

カメオとカメコは別れ離れになりますか?

はい 暫くの間。

はい

非現実要素はありますか?

はい ^^;

はい

5既に死んでいる人はいますか?

はい

いいえ

花火の音でカメコがびっくりして気絶してしまい,カメオはカメコが死んでしまったと誤解して泣き出しましたか?

いいえw

はい

カメコはお盆の間だけ帰ってきていた幽霊ですか?

はい

いいえ

お盆でこの世に帰ってきていたカメコが,花火の瞬間にあの世に戻っていってしまいましたか?

いいえ 瞬間ではないです

いいえ

花火の瞬間の光で、カメコの姿が透けて見えてしまい、カメコが幽霊だと実感してしまったカメオは泣いてしまったのですか?

いいえ ああ…そういうのも素敵

はい

花火がうち上がる時間は重要ですか?

はい

はい

カメオはお盆の終わりにカメコがあの世に帰ってしまうことを想い、涙を流しましたか?

はい

はい

カメオはカメコが幽霊だと知っていますか?

はい

はい

花火は、お盆の終わりを告げる花火でしたか?

はい ではまとめてください

いいえ

花火が眩しくて幽霊のカメコの姿が暫く見えなくなったのですか?

いいえ

いいえ

カメコはカメオの妄想ですか?

いいえ ちゃんと帰ってきています

いいえ

14より.カメオにはカメコの姿の向こう側にカメコを透過して花火が見えたので悲しみましたか?

いいえ

いいえ

花火の光で、カメコの足元が見えてしまい、足がなかったため幽霊だと判ってしまいましたか?

いいえ ちょっとホラーじゃないですか…

いいえ

実はカメオも幽霊で『憑いてまわって』ますか?

いいえ(笑) その発想はなかったです

はい

核心16,18.お盆の終わりを告げる花火を見て,幽霊のカメコと一緒にいられる時間がもう限られていることを知ったカメオは悲しみましたか?

はい 正解です

はい

18より、花火がお盆の終わりを告げるという事実を、カメオは事前にしっていましたか?

はい

はい

核心花火がきっかけとなり、今年もカメコといられる時間が終わりを告げたと実感して悲しみましたか?

はい その通りです

はい

核心カメコは既に死んでいた。お盆のときにカメコが幽霊として帰ってきていた。カメオとカメコはお祭りを楽しんだが、お盆の終わりのお祭りを締める花火を見て、またカメコと別れることを悲しみ泣いた…ですか?

はい

答え

今年の夏もまた、幼馴染みのカメコが帰ってきた。
ふたりで夏祭りへと出掛ける。

前を行くお転婆のカメコは、未だあどけない少女の姿のまま。

「ねぇ、かき氷買ってよ!かき氷!」
「次は金魚掬いしよう!ほら早く」

はいはい、と、今ではすっかりおじさんになったカメオは苦笑しながら、後を付いて回った。

「かき氷はやっぱブルーハワイだよね〜!」

「いやぁ…ああいうのはちょっと。シンプルに霙がいいな」

「えー、ブルーハワイ!」

「いいや霙。ていうかお前が食べるんじゃないだろ」

「だからせめて見て楽しみたいんでしょ。分かってないなぁカメオは」

「ああもう、分かった分かった。ブルーハワイな」

金魚掬いでは、カメコがやろうと言ったくせに、案の定、つまらなそうにしていた。

「ほら、見てみな」

カメオが掬った金魚を見せてやった。

「うわぁ…綺麗」

提灯明かりの下、
透明な袋の中で小さな火のように煌めく金魚を見て、カメコはほうっとため息をついた。

不意に、夜空に大きな光の花が咲いた。
一瞬あとには光は雨となり、闇の中へ消えていった。

祭りをしめくくる花火が、次々に空へあがる…

「今年の盆も終わりか…」

そう呟いた途端、視界が滲んだ。

夜空を埋め尽くす花々が、あまりに眩しく綺麗で。
ふたりがともに子どもだった昔が、懐かしくて愛おしくて。

「バカ、泣かないでよ。来年もちゃんと帰ってくるって。」

「ああ。ああ、分かってるさ」

「来年の今頃には、良い奥さん見つけておきなさいよね。いい加減トシなんだから」

「やかましい、お前に言われる筋合いはないよ」


目頭を指で拭ってカメオが顔を上げたとき、既にカメコの姿は無かった。

花が散ったあとの空には、かすかにもう、涼しい秋の風が吹き始めているようだった。





【要約】
カメオの幼馴染みのカメコは、かつて少女の頃に死んでおり、お盆になると霊として帰ってきて一緒に夏祭りへ行く。
花火があがると夏祭りが終わり(=お盆が終わり)、カメコはあちらの世界へ戻ってしまう。

— ( ・ω・)o─━・*:・:・(※)`Д´)アヂィ!

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