とある交通事故案件調書より
男の証言では事故被害に遭った側であるという。
しかし、男は殺人容疑で逮捕された。
一体どういう事であろうか。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
お酒を飲みましたか?
NO,飲酒運転はしてません。
彼の運転する車に問題がありましたか?
NO,普通の乗用車でした。
男は有罪ですか?
NO,上記の通り、男は殺人で逮捕されました。
男の車には、男一人しか乗っていませんでしたか?
YES,,明記はありませんが男一人でした。
男はケガしましたか?
NO,男は無事です。
男は車に乗っていましたか?
YES,乗っていました。
事故は衝突事故ですか?
YES,その通りです。
男は車の屋根に乗っていましたか?
NO,普通に乗車してました。
男は実際に殺人を犯しましたか?
YES,結果的にですが、実際に殺人を犯しました。
車には普通の乗り方で乗っていましたか?
YES,普通に乗ってました。
男は過去に殺人を犯しましたか?
NO,過去に殺人歴はありません。
事故の相手は死にましたか?
YES,今回の事で亡くなりました。
トランクに爆発物を違法に積んでいて、追突時に爆発して相手が死にましたか?
NO,そこまでの大きい事故ではありませんでした。
男に相手を殺す、あるいは攻撃する意思はありましたか?
NO,男に殺そうという意思はありませんでした。
車同士で衝突しましたか?
YES,その通りです。
殺人以前に男は何か法を犯していましたか?
NO,特に警察にお世話になるような事は無かったようです。
交通事故の内容の特定は必要ですか?
NO,実は事故の内容はそこまで重要ではありません。
殺人容疑とは,今回の交通事故における殺人ですか?
NO,実は交通事故による死亡事故ではないのです。
男は正気でしたか?
YES,ですが、ある事が起きて我を忘れる事になったでしょう。
「どこ見てんねんコラぁ!!!」と叫んだら、相手が恐怖でショック死しましたか?
NO,ですが、「話しかける」、という点では良い所付いてます。
交通事故は実際におきましたか?
YES,実際に起きました。
事故の直後、相手は生きていましたか?
YES,生きてます。
この殺人に凶器は使われましたか?
NO, 男は使ってませんが、結果的に凶器になったものがあります。
非現実要素はありますか?
NO,おそらく現実的だと思います。
男の職業は重要ですか?
NO,そこまで重要ではないかもしれませんが、一応言っておきますと、男は俳優です。
男が何か話しかけた為に、相手は死んだのですか?
NO,男が話しかけたわけではありません。
応急処置は関係ありますか?
NO,応急処置を受ける程の怪我は負ってません。
交通事故で瀕死になった相手に心臓マッサージしたら強くやりすぎて殺してしまいましたか?
NO,応急処置は行っておりません。
相手は逃げようとした?
NO,相手は事故を起こしたことを悔いてます。
17、26 信号待ち中に車が故障して、相手が車を降りて男に話しかけたとしても成立しますか?
今回の場合、事故という原因が無いと起き得ない事象があると思うので、今回はNOという事にします。
相手が何か話しかけてきた?
YES,その通りです。
男と死んだ人以外に登場人物はいますか?
警察が居ますが、内容的にこの2人でも成り立つので、NOでお願いします。
事故の相手が男に話しかけましたか?
YES,その通りです。
話しかけられた際の男の行動が原因で相手は死んでしまいましたか?
YES,その通りです。
事故の後のことを考えた男は相手を見殺しにしましたか?
NO,その辺はおそらく回答内容と関係が無いでしょうが、男は相手を見殺しにはしませんでした。
相手の男が話した内容が重要ですか?
YES,相手が話した内容が重要となります。
事故は本当は男に原因があり、口封じのために殺しましたか?
NO,事故自体の原因は相手にあったようです。
男に殺人容疑がかけられたのは、事故の相手を殺したと疑われたからですか?
YES,寧ろその後の証言で殺人での再逮捕となりました。
話しかけられた後の男の精神状態は正常でしたか?
NO,我を忘れるほど激昂していました。
事故の相手は、事故によるケガ以外で、なにか特殊な状況にありましたか?
NO,怪我自体もその時は負ってません。
相手の男は謝りましたか?
YES,謝罪はしてます。
相手が話した内容は、事故に関する事でしたか?
YES,今回の事故での相手の事を聞きました。
男と相手の会話の中で勘違いがありましたか?
YES,その通りです!
36、39 相手は男の返事を聞いた後、自殺しましたか?
NO,自殺はしてないです。
男は相手を知っている人と間違えましたか?
NO,知り合いとの見間違いは無かったようですし、事実他人です。
男の秘密というのは、容姿に関する事ですか?
YES,かなり関係してきます。
秘密というのは男の家族に関係ありますか?
NO,あまり家族に関係は無いです。が、遺伝という意味では・・・
男は体に何らかの障害がありましたか?
YES,恥ずかしい障害です。
男は体に傷跡がありましたか?
NO,そこじゃないんです。
男は人工肛門を付けていましたか?
NO,そっちではないです。
カツラは関係ありますか?
YES,その通りです!!
男の身長と関係がありますか?
NO,あれと身長が関係してくるかは定かではないですw
核心相手は「怪我(毛が)ないですか?」と言いましたか?
正解です。答え開示します。
答え
男は俳優で、二枚目で通る程の端正な顔つきの男であった。
ファンもかなり多いほどの人気ぶりであったという。
しかし、彼には秘密があった。
それは彼にとっても忌々しいほどのコンプレックスであった。
そう、彼はハゲでズラだったのである。
余程気にしていたらしく、仕事場でも親しい者や信頼ある者、増してや家族にさえ知らせていなかった程であった。
今回の事件はその事実が生んだ悲劇でもあったのだろう。
男は車に乗っておりふと信号で止まった。
その際、後ろから強烈な衝撃を覚えた。
どうやら追突した車側の乗者がブレーキを遅れてしまったらしいのだ。
幸い、どちらにも目立った外傷がある程ではなかったようで、その後、お互い付近の路肩に車を移動させた。
「大丈夫ですか!本当に申し訳ありません!」
事故を起こした側の者は自分の非を全体的に認め、全ての責任を取るとの事で話をつけ、警察や保険等に連絡をした。
まぁ当然と言えば当然の処置であった。
「しかし、本当に怪我、無くて良かったですね。」
ふとした加害側の者の一言であった。
おそらく本当に気遣いの言葉だったのであろう。
しかし、被害を受けた男は何を勘違いしたのか、何故自分しか知らないはずの秘密を知っているのかと掴みかかったのだ。
加害者側の者は困惑しつつも、なだめようとした。
だが、男は激昂しており、その者の襟首を掴んで振り回した。
不幸とは、ふとした事で起こるものである。
勢いよく振り回しているとき、男の手が襟首からスルッと離れた。
加害者の方はふと何が起きたか判らず、バランスを崩し、
そして、ガードレールの角に頭をぶつけてしまった。
打ち所も悪かったのであろう、加害者は即死であった。
男は己のしでかしたことに後悔を覚える事となり、悔やんでも悔やみきれなかった。
というわけで、「けが、なくてよかった」の発言によるこじれが原因で起きた悲劇でした。
こう見ると、日本語って面白いなと思いますね(微笑み
では、ホホエミの村出身者虐殺部隊に見つからないうちに退散したいと思います。
では、お達者で。
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