まだらじゃない紐
その紐をつける時、私はホームセンターで【ある物】(カタカナ4文字)を買ってきました。
【ある物】とは何でしょう?
[ルール]
YesNoで答えられる質問をして【ある物】を当ててください。
リスト聞き無し、文字当て無しでお願いします。
嘘はつきません。
質問1回ごとに、追加ヒントを出します。
知りたいことがあったらとりあえず相談欄に書き込んでおくと、追加ヒントに盛り込まれる可能性があります。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
【ある物】はその紐をつけるために使用する物ですか?
Yes もし【ある物】が売っていなかったら、その紐をつけることはなかったでしょう。ただし、「紐をつける」という言葉で【ある物】の一般的用途を表すのは適切でないと思われます。(一応ミスリード注意)
紐の両端が何かについていますか?
No ついているのは片側だけです。
子供が成長したので必要なくなりましたか?
Yes 紐は、子どもが成長したので
ある物は漢字で書くこともできますか?
Noと考えていいと思います。(個人的意見ですが、漢字で書くのは、「フライパン」並みの無理ゲーだと思っています。)
ついていた片側は,地震など家全体が動く場合を除いて空間上の位置的に動きますか?
Yes 動きます。ただし数センチ程度です。
紐がついていたのは屋内ですか?
Yes 屋内です。
紐を取り付けたのは,子供でも手が届きやすくなるようにですか?
ある意味Yes ただし「今まで届かなかった物に紐をつけたら、手が届くようになった」というわけではありません。
紐とは部屋の電灯をON/OFFするための紐ですか?
Yes その通りです。紐は、電灯をON/OFFするためのスイッチにつながっていました。
ある物はメジャーですか?
No 違います。メジャーは家にあったし……アバウトな性格なので、長めの紐をつけて適度な長さに切りました。
【ある物】は一般的に、電灯と関係があるものですか?
Yes 電灯の一部と考えても差し支えありません。
核心【ある物】はソケットですか?
Yes!
核心ある物はソケットですか?
Yes! 正解です。
答え
ただ電球をとりつけるだけのソケットなら、小学校で習う物でもありますし、触ったことのある方も多いと思います。
縁日などで見かけることもあります。
ですが、私が購入した「紐で引っ張れるスイッチのついたソケット」は、最近では滅多にお目にかかりません。
(「自宅にある」とおっしゃる方は日常的に見ているとは思いますが。)
ですから、本当は「要知識」と書くべきだったかもしれません。
加えて、やや不誠実なヒントによる誘導、誠に申し訳ございませんでした。
この問題は、
「物の名前を問うのはすべて扉問題か?」
「質の悪いクルーを散りばめるのは無意味か?」
「どこからが要知識か?」
……などなどの疑問について考察するための実験的出題でありました。
お付き合いくださった参加者の皆様に深く感謝いたしますと共に、いろいろお手を煩わせてしまったことを深くお詫び申し上げます。
御意見、御批判等ございましたら遠慮なくおっしゃってくださいませ。
以下、シチュエーション説明の、長い長い蛇足です。
「意外な場所」とはどこだったのか、どういう経緯で【ソケット】を買うことになったのかを説明しています。
興味がおありでしたら、どうぞ。
長女が3歳になったばかりの頃、家のトイレを使って用を足すとき、たったひとつだけ親が手伝ってやらねばならぬことがありました。
長女はトイレの照明のスイッチに手が届かなかったのです。
家の間取りの都合上、窓のないトイレは昼でも暗く、照明ナシで用を足すのは大人でも難しいのです。
トイレトレーニングを済ませたばかりの幼児にはなおのことです。
そこで、当初のうちはスイッチの操作だけ、親が(主に母親の私が)手伝っておりました。
しかし、家にはもう1人子どもがいました。
生後半年を越えたばかりの次女です。
おむつ替えなどで次女の世話に忙しい時、長女に「トイレ、でんきつけてー!」と呼ばれても、すぐに行ってやれないことがあったのです。
でも、「ちょっと待ってて」と待たせておけるほど、長女の方にも余裕がないのです。
3歳ぐらいの子供は、しばしば「もれそうなくらい切羽詰まってから」トイレに行こうとするものなのです。
何度かの失敗があり、この状況をどう解決するかを考えねばならぬと、私達夫婦は思いました。
まずは、スイッチのそばに踏み台を置くことを考えました。
ですが、スイッチのある場所は玄関でもあるのです。
つまり、「たたき」との「段差」がすぐそばにあるため、踏み台の置き場所をちょっと間違えると、転倒のおそれがあったのです。
そうでなくても、3歳児に、薄暗い場所(廊下)で日常的に踏み台を使わせるのは、いつか「やらかしそう」で怖いのです。危険なので避けたいのです。
同じマンションに住んでいる先輩ママたちに相談を持ちかけてみました。
間取りが同じ家に住んで子育てしている人たちなのだから、何か妙案があるのでは?と思ったのです。
すると「ウチでは点けっぱなしだよ」という答えが大半でした。
電気代の節約のため、本来設置されていた「白熱電球」の代わりに、当時最新だった「電球型蛍光灯」を使っているという答もありました。
残りは「毎回点けてやっている」……つまり、我が家と同じ状況を維持しているという回答でありました。
「点けっぱなし」という選択は、電気の無駄遣いであることも気になりますが、しつけとして「使っていない照明は消す」ということをちゃんと子どもに教えたい私達にとって、やってはいけないことのような気がしてなりませんでした。
そんなことをするくらいなら、「毎回点けてやる」方がマシだと思ったのです。
当時発売され始めていた「センサー付きライト」の導入も考えました。
しかし、当時「センサー付き」は夜間に足元を照らす程度の光量の少ないものばかりで、明るいライトはとうとう見つけられなかったのです。
(なお、ネット通販という発想は普遍的ではありませんでした。)
「普通の部屋にあるような紐付きの電灯だったら、紐を延長すればそれで済むのにね。」
「あのデカイのをトイレにww」
「トイレ開けたらなんかゴージャスww」
最初は冗談のつもりで大笑いしていた私たちだったのですが、この会話が意外な結末を招いたのです。
「そういえば、部屋の照明といえば裸電球だった時代は、電球をねじ込むソケットにスイッチがついてたわよね?」
「ああ、あったな、そういうの。」
「なんか、つまみをカチカチ回転させたようなイメージあるけど、アレをうまいこと紐で操作できるように作り替えられないかしら?」
「そうだね、ちょっとホームセンターで見てみようか。」
早速探してみたところ、「縦引きソケット」と呼ばれる紐スイッチ付きのソケットが売っていました。
お値段は、およそ500円。
迷う理由はありません。
即、買い、です。
トイレの天井に埋め込んである口金から電球をはずして、買ってきた「縦引きソケット」をねじ込み、そこに改めて外した電球をつけました。
かくして、我が家のトイレの照明は、あっさりと紐付きになりました。
なお、ソケットについている紐スイッチだけでは短すぎたので、揺れても便器に届かない程度の長さの紐を付け足しました。
(この紐が、問題文の紐に相当します。)
壁にあるスイッチはONのままテープで固定しました。
大人が間違えてOFFにするのを予防するためです。
これで、ちびっ子の長女も問題なく1人で用が足せるようになりました。
ただ、便器に座ったときにちょうど目の前に紐がゆらゆらしているというのは、何とも邪魔くさく、奇妙な光景ではありました。
(ちなみに、立って用を足すときも邪魔だとダンナが言っておりました。)
客にトイレを貸す場合に事情を説明しなければならないのも、多少メンドーではありました。
長女の背が伸びて、壁のスイッチに手が届くようになった頃、今度は次女が1人でトイレを使うようになりました。
当然、長女より背が低い次女のため、ソケットは継続使用されました。
次女から3年ほど遅れて長男が生まれ、さらに3年後に次男が生まれました。
結局紐は、当初の想定をはるかに超え、11年間に亘って我が家のトイレにぶら下がっていたのです。
毎日何度も点滅を繰り返すものですから、ソケットのスイッチ部分の損耗が意外と激しく、10年間で3回買い替える(つまり4個買った)ことになりました。
4個目のソケットのスイッチが壊れたとき、末っ子の次男の手が壁スイッチに届くことを確認して……
そこで我が家のトイレは、やっと「紐無し」に戻ったのです。
しかし、11年という時間とは恐ろしいもので、しばらくの間は家族全員に「壁のスイッチをすっかり忘れてトイレの扉を開け、暗い空間で手を振り回して紐を探す行動」がしばしば見られ、互いに指差し合っては大笑いしておりました。
それでも、子どもたちはすぐに新しい状況に適応したのですが……親2人は、お察し、でありました。
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