ウミガメのスープ

【麻雀問題】不可和了

作者: 牛削り

麻雀好きの友人・シゲルは先日、

九九九 ②②② ②③④ ④④ 東東

という聴牌形から、リーチ・門前清模和・三暗刻・東・ドラ1で和了したという。
しかし私は、そんな和了は不可能であると確信した。

いったい何故、この和了が不可能なのだろうか?


※要麻雀知識です。
※牌姿の漢数字は萬子、○付きの数字は筒子を表しています(挿絵参照)。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

「私」は一緒に麻雀に参加していましたか?

no!

はい

ドラ1がありえないですか?

yes!

いいえ

シゲルは4人で麻雀をしていましたか?

no!

いいえ

捨牌を見ましたか?

no!

はい

5枚目の牌が出てきてしまいますか?

yes!

はい

不可能だと思ったのはドラ1の部分ですか?

yes!

はい

核心ドラ1だから、③がドラでしかありえないけど、②を全て持っているのでドラ表示牌に②が来ることは不可能、故にドラ1があり得ない、ですか?

yes! 正解です!

はい

ドラ表示牌は重要ですか?

yes!

いいえ

②がでてきてそれであがろうとしますか?

no!

はい

核心ドラ1なので、ピンズの2がドラ表示牌になっていて手元に4枚ピンズの2があるのがおかしいからですか?

yes! 正解です!

答え




九九九 ②②② ②③④ ④④ 東東

という聴牌形から役牌(東)が成立するのは、東が和了牌のときのみである。
つまり最終的な和了形は、このようになる。

九九九 ②②② ②③④ ④④ 東東 東

リーチをかけて2巡目以降でツモったのであれば、

リーチ・門前清模和・三暗刻・東

が成立する。

さて、問題文によれば、ここにドラが1つ乗っているはずである。
そのドラはどれだろうか。

ドラの可能性があるのは、和了形を構成している九、②、③、④、東のいずれかである。
しかし九、④、東ならばドラは3つ、②ならばドラは4つになるはずである。
また、和了形に数牌の5がないため、赤牌については考慮しなくてもよい。
したがって、ドラ1を成立させることができるのは、③がドラの場合だけである。

さて、③がドラである、とはどういうことか。
王牌について考えてみよう。
③がドラのとき、ドラ表示牌は②である。
しかし、シゲルの和了形を見ると、②が4枚使われている。
これでは、ドラ表示牌と合わせて、②が5枚ある計算になってしまう。

したがって、各牌が4枚ずつしか存在しない麻雀のルールでは、シゲルの言う和了は不可能なのである。
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