ウミガメのスープ

reverse back secret

作者: -エノク-

それは本当に効果があった。
だから喜んだ。

その後無性に悲しくなった。

どうして?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

無性に悲しくなったのは、何かに気付いたからですか?

YES!

はい

それが何か特定した方が良いですか?

YES!

はい

何かを使いましたか?

yes

?

オカルト、ファンタジー要素はありますか?

ファンタジーYES!

いいえ

なんでこんなことしてんだろ・・・  ですか?

no

いいえ

それは公共のものですか?

no 4参照!

?

効果があったのは所謂マジックアイテムですか?

マジシャンが使うやつだったらno

?

それは手に入れるのがとても大変で貴重でしたか?

うーん…yes

?

意中の相手とラブラブになる魔法!を使って、「俺が望んだのはこんなものじゃなかった!」ですか?

惚れさせるというのは非常にYESです!

?

それは手に入れるのがとても大変で貴重でしたか?

ドンマイですね(´・ω・`)

はい

それは現代の世界にはあり得ないものですか?

yes! まずあり得ません。

はい

魔法的な効果があるアイテムですか?

YES!

はい

惚れ薬ですか?

YES!!

いいえ

題名はアイテムに関連しますか?

no

いいえ

その薬に副作用、および払うべき代償はありますか?

no…かな

はい

結果的に、最初に望んだ効果は有効なままでしたか?

YES

はい

惚れ薬の効果で惚れられてることにむなしくなった?

YES!! なぜ?

いいえ

「これアイドルとか、実業家の男とかもっと使う相手色々考えた方が良かったんじゃ・・・」ですか?

no

いいえ

長時間人気者の状態になってくると飽きてきちゃった?

no

いいえ

モテモテなのは薬のおかげであり、自分の魅力じゃないから悲しくなった?

no

いいえ

自分の本当の評価や人気が分からなくなってしまったからですか?

NO 逆にはっきりと分かってしまったんです。

?

核心「嫌われているほど好かれる薬」でしたか?

YEES!! 解説行きます!

★
?

動物や虫にまで好かれるようになっちゃった?

蚊が僕に向かってうじゃうじゃ… ギャー!

答え

ボクは特にいい所もない学生。
平凡が取り柄のような存在。

今日もすることもなく、家路に着いた。

その途中で、倒れている人を見つけた。
どうやら、意識はあるらしい。
「大丈夫ですか!!!」
ボクは大声でその人に呼び掛け、偶々持っていた食べ物をあげた。

それを食べるとその人は少し元気を取り戻したらしく、ボクに話しかけてきた。
「助けていただいて、ありがとうございました。
 私は―――そうですね・・天使です。
 お礼に願いをおひとつ叶えてあげましょう。」
ボクは意味を理解しかねた。

まぁ普通ならかかわらなければいいのだろうが、最近毎日がつまらない。
ちょっとからかうつもりで聞いてみた。
「何でもですか?」
「ええ。」
少し考えて、言った。
「実はボク、学校があんまり楽しくなくて…。」
「そうですか、それでしたら、この薬をお飲みなさい。」
自称天使のその男は、薬を取り出し、続けた。
「あなたの願いはたちまち解消されるでしょう。では。」
そういうと、目の前には何もなくなっていた。

狐に包まれた気分になりながら、帰宅。

帰宅後、いろいろ見てみたけど、とくに怪しいものでもなさそうだ。
物は試し。薬を飲んで、その日は寝た。

翌日。
ボクはいつも通り登校した。

でもなにかがいつもと違う。

学校中のみんなが僕に優しかった。
廊下ですれ違えば挨拶してくれるし、休憩時間はみんな僕に話をしに来てくれた。

…これは人気者になれる薬だったのか?

そう思いながら、楽しくその日を過ごした。

薬の効能は一週間経っても途切れなかった。
つまり、ボクは一週間あの楽しい日々を過ごすことができたのである。

そんなある日、家でTVを観ていると、後ろから声がかかった。

「いかがですか・・・」

それはまさしくあの声だった。
「最高だよ。あの薬って人気者になる薬でしょ?」

自称天使の男は笑いながらいった。
「左様でございます。ですが、お伝えしていない点があったのですよ。この薬は、あと1ヶ月の効果です。
そして残念ですが、あの薬は本当にあなたのことを想っている人には効果がないのですよ。」

私も笑いながら、彼の話をやや上の空で聞いていた。
「いやいや、ボクも毎日が楽しいから、1か月でも構わないよ。」

そういうと、自称天使の男は、満足げに去っていった。

男が本当に言いたかったことに気づいたのは、その暫く後のことだった。


その翌日から、ボクは前とは少し違う気分で、登校している。
誰かに出会うと、ボクに笑いかけてくれる。それは心からの笑顔に思えた。
それは誰だって例外でない。

あの男の言葉の裏を返せば、効果がある人は、ボクのことを考えてくれていないということ…。
そして、今優しい人はその分だけ…。


ふと、笑い声を聞いた気がした。
それは、あの日道端に倒れていた悪魔のものに違いなかった。
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