ウミガメのスープ

【ラテクエ62リサイクル】旅立ちの日に風邪ひいた

作者: 黒井由紀

タカシとヒロシは、卒業式の朝に高熱を出してしまった。とても卒業式には出られそうにないので、それぞれ学校に「欠席します」と連絡した。すると、タカシは「お大事に」と言われたのに、ヒロシは先生にヒドイことを言われた。何故だろう?

※この問題はラテクエ62のえぜりんさんの問題のリサイクルです。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

ヒロシとタカシは日常の扱いに明確な差はありましたか?

YESNO. 日常においても、二人は違う接し方をされていた、とは思います。 ※ミスリード注意!

いいえ

タカシは5年生、ヒロシは卒業生ですか?

NO. 二人とも、その日の卒業式で卒業する3年生です。

いいえ

卒業式じゃなくても問題は成り立ちますか?

NO! 他の行事でも成り立たないことはありませんが、卒業式が自然だと思います。

はい

タカシとヒロシの学校は同じですか?

YES. 同じ学校ですし、電話に出たのも同じ先生です。

いいえ

ヒロシは式で大事な役目をまかされていますか?

NO! ヒロシが卒業式で大事な役目を任されることは有り得ません!

ヒドイことの内容は特定する必要がありますか?

ある程度はYES. 一言一句まで特定する必要はありませんが。

はい

連絡の電話をしたのはヒロシですか?

YES. ヒロシ本人でした。

高熱とは二人とも同じくらいの熱ですか?

熱の高さは関係ありません。

いいえ

ヒロシは不良または不登校ですか?

NO. ただし、先生は、「ヒロシは卒業式には出てこないだろう」と考えていました!

タカシは大事な役目でしたか?

タカシの役割は重要ではありません。

いいえ

ひどいこととは、タカシを思ってのことですか?

NO. 「タカシのことを思っての」発言ではありません。

いいえ

ヒロシが卒業式に出席した場合、先生はヒロシをほめますか?

NO! 批判されることではありませんが、褒めたりもしないと思います!

はい

もしヒロシの母が電話した場合母にもヒロシに言った内容を伝えていましたか?

YES. 言い方は違ったかもしれませんが、似たようなことを言ったとは思います。

いいえ

電話をかけた時間帯は関係ありますか?

NO. 確かに、卒業式に終わってから電話を掛けたら、間抜けな感じはしますね。

いいえ

ヒロシにとって卒業式は嫌なものでしたか?

NO. 嫌なものではありませんでした。

はい

ヒロシが困るから怒っているのですか?

YES! 暴言ではありますが、ヒロシが困ることになりかねないからこそ怒っています!

いいえ

16より 次も日に来ても解決できないことですか?

NO. そもそも、学校に行って解決できるようなことではありません。

いいえ

タカシの存在は重要ですか?

NO. ただ卒業式に風邪で欠席するだけなら怒られたりしない、という事実の提示以外には、タカシの存在は重要ではありません。

いいえ

ヒロシ以外にも困る人はいますか?

NO. あくまでヒロシ個人の問題です。

いいえ

先生はヒロシが卒業式に来ていれば問題を解決できましたか?

NO. ヒロシは、卒業式に来ない方が良い、とさえ先生は思っていました。

いいえ

ヒロシは卒業式が終わったら引っ越しますか?

NO. 引っ越しはしませんが……観点は良いと思います。

はい

先生が誰かの特定は重要ですか?

YES! ヒロシの現在置かれている状況を把握している先生です!(ただし、これ以上の特定は必要ありません)

ヒロシは事件を起こしたことがありますか?

関係ありません。

ヒロシの体は弱いですか?

関係ありません。

学校で起こりうる問題の1つですか?

YESNO. 「学校で起こり得る」と言われてしまうとちょっと違いますが、「学生に起こり得る」とはいえるでしょう。

はい

卒業式は受験の前日または発表の前日ですか?

YES! つまり、先生がヒロシにひどいことを言ったのは……?

はい

核心受験の大事な時期なのに高熱を出したヒロシにたいして怒っていますか?

YES! 正解です!

なので違う志望校のタカシには怒りませんでしたか?

YESNO. タカシは既に受験を終えていました。

答え

タカシは、大学の推薦入学を年末の内に確定させ、大学から届いた課題さえ済ませれば、4月までのんびりできる立場にあった。
だから、タカシは卒業式に出るつもりだったし、それを承知していた先生も「お大事に」と言った。
ところが、ヒロシはそうではなかった。入学式の日の数日後、国公立大学の後期日程の試験を控えていて、目下勉強中だったのだ。
だから先生は、ヒロシは卒業式には出ずに勉強するつもりなのだと思っていた。ところが、そのヒロシから電話が掛かってきて、「ずびばぜん、今日の卒業式ば休びばず」なんて鼻声で言うものだから、先生は驚いた。受験が近いのに、卒業式に来る気だった上、風邪までひいているのだ。
「何やってんだ、コノヤロー! 後期日程受験すんじゃなかったのか! 卒業式に出てる暇があったらさっさと風邪治して勉強しやがれ!」
先生はそう言うと、電話を切った。あと、卒業式後、メロンとアイスと単語帳持ってヒロシの家にお見舞いに行った。
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