墓参り
夏の盛りの8月15日、例年通り地元へと帰ってきた私は、実家へ顔を出した。
父や弟夫婦の変わらぬ様子に呆れつつも少しばかりの安堵を覚え、母に会うために墓地へと向かう。
家を出てからはこの時期しか戻って来ることができなくなってしまった。私と同じように墓に参る人々とすれ違いながら、階段を上る。
我が家の墓の前まで来た時、例年とは違う様子に私は愕然とした。
さて、私は何故愕然としたのでしょうか。
↓以下問題文とは関係ありません↓
お久しぶりです。立山(たつやま)です。
ラテシン熱が再燃したので戻って来ました。きっと覚えていらっしゃる方はいないでしょうが、またよろしくお願いします。
問題作成も久しぶりですが、ちょっと簡単すぎたかしら……と不安です。
ちゃんとウミガメしていて、理不尽でなく難しい問題が作れるようになりたいですが、いかんせん自分では判断もつかないので難しいです。
では、長々とすみませんでした。
父や弟夫婦の変わらぬ様子に呆れつつも少しばかりの安堵を覚え、母に会うために墓地へと向かう。
家を出てからはこの時期しか戻って来ることができなくなってしまった。私と同じように墓に参る人々とすれ違いながら、階段を上る。
我が家の墓の前まで来た時、例年とは違う様子に私は愕然とした。
さて、私は何故愕然としたのでしょうか。
↓以下問題文とは関係ありません↓
お久しぶりです。立山(たつやま)です。
ラテシン熱が再燃したので戻って来ました。きっと覚えていらっしゃる方はいないでしょうが、またよろしくお願いします。
問題作成も久しぶりですが、ちょっと簡単すぎたかしら……と不安です。
ちゃんとウミガメしていて、理不尽でなく難しい問題が作れるようになりたいですが、いかんせん自分では判断もつかないので難しいです。
では、長々とすみませんでした。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
はい
お供えは関係しますか?
YES!
いいえ
私は生きていますか?
NO!
はい
驚愕したのは、悪い理由からですか?
YES
はい
家族がだれか死んでいましたか?
YES!
はい
私は盆で墓に戻ってきた幽霊。いつもは盆の供物があるはずなのに今年は無くて愕然としましたか?
YES! あと一歩ですね!
いいえ
お供え物が腐ってダークマター化していたからですか?
NO!それは嫌ですねw
いいえ
墓を見て、自分が死んでいることに気づいた?
NO!ちゃんと自覚しています
いいえ
母が霊体で現れましたか?
NO!
はい
★
核心母ぐらいしか供え物を用意しないので供え物がなくて母が死んだのを理解したからですか?
YES!正解おめでとうございます!
はい
★
核心いつも自分の墓に供えられていた母の手作りおはぎがなかったので、母が死んだのだと分かりましたか?
YES いいですね手作りおはぎ
いいえ
母「あの邪魔者が消えたから、再婚するわ。ちゅっちゅ」ますか?
NO ひどいw
答え
私は20歳でこの世を去った。原因はありふれた交通事故。自分でも若くして死んだなと思う。
死んだ後は完全な終わりが来るか、全てを忘れて転生するかと思っていた。しかし、天国と呼ばれる場所は実在したらしく、生前特に何を成すでもなかったが悪事を働きもしなかった私は、そこへ行くことを許された。
よく「あの世から見守っている」という言葉を聞いたけれど、残念ながら天国から現世は見えない。死後も唯一気にかける存在である母の様子を窺うことができたのは、お盆の間、現世へと戻れる数日のみだった。
現在実家には父と後妻、そして腹違いの弟夫婦が暮らしていて、相変わらずの嫁姑戦争が勃発している。
毎年毎年お盆にまで飽きもせずよくやるものだと呆れながら、弟と将棋を指す父の顔を確認し、すぐに家を出た。
私は継母と上手くいかず、父とも折り合いが悪く、弟にも優しくしてやれなかった。流石に葬儀には参加してくれたが、墓参りに来てくれた様子は一切ない。仕方ないと思うし、別に構わない。
父と別れ、家を出た母は現在働きながら1人で暮らしているらしい。私は母の今の住居がどこかはわからないが、母は毎年この8月15日に私の墓参りに来てくれるので、そこで会うことができる。
今年もまた例年通り母に会えると思って墓を訪れた私だったが、そこに母の姿はなく、花どころか線香の1本も立っていない。
年々やつれていた母の姿を思い出した私は、慌てて墓の側面を覗き込んだ。
そこに戒名がひとつ増えているのを見つけた私は、膝をついて涙を流した。
死んだ後は完全な終わりが来るか、全てを忘れて転生するかと思っていた。しかし、天国と呼ばれる場所は実在したらしく、生前特に何を成すでもなかったが悪事を働きもしなかった私は、そこへ行くことを許された。
よく「あの世から見守っている」という言葉を聞いたけれど、残念ながら天国から現世は見えない。死後も唯一気にかける存在である母の様子を窺うことができたのは、お盆の間、現世へと戻れる数日のみだった。
現在実家には父と後妻、そして腹違いの弟夫婦が暮らしていて、相変わらずの嫁姑戦争が勃発している。
毎年毎年お盆にまで飽きもせずよくやるものだと呆れながら、弟と将棋を指す父の顔を確認し、すぐに家を出た。
私は継母と上手くいかず、父とも折り合いが悪く、弟にも優しくしてやれなかった。流石に葬儀には参加してくれたが、墓参りに来てくれた様子は一切ない。仕方ないと思うし、別に構わない。
父と別れ、家を出た母は現在働きながら1人で暮らしているらしい。私は母の今の住居がどこかはわからないが、母は毎年この8月15日に私の墓参りに来てくれるので、そこで会うことができる。
今年もまた例年通り母に会えると思って墓を訪れた私だったが、そこに母の姿はなく、花どころか線香の1本も立っていない。
年々やつれていた母の姿を思い出した私は、慌てて墓の側面を覗き込んだ。
そこに戒名がひとつ増えているのを見つけた私は、膝をついて涙を流した。
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