亀夫君問題

【575一家】一家、登場

作者: 相須 楽斗

575一家という風変わりな家族がこの街に引っ越してきました。
彼らは十七音、それも、音が五・七・五になるようにでしか喋ることが出来ません。
「どうしよう 家に全然 着かないよ」
父、ゴロウが狼狽えています。
「困ったわ 野宿するのは 嫌ですよ」
母、ナナコが困り果てています。
「ほんとにさ 地図無くすとか ダメだよね」
娘、リンゴがゴロウに愚痴っています。
どうやら地図を無くして新居の場所が分からなくなっている様子。
一家を新居まで連れて行ってあげてください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

警察で道を聞いたらどうですか?

ゴロウ「無理ですよ 住所自体が 分からない」

みなさんの 近くにある物 教えてね

ナナコ「此処は街 駅が近くに ありますよ」

少しでも 地図の中身を 覚えてる?

リンゴ「ありました とても大きい スペースが」

今どこにいるかはわかりますか?

ナナコ「分かります 住宅街の スーパーよ」

今そこは 昼間でしょうか? 夜ですか?

ゴロウ「夕方と 夜の間と 思います」

スペースは 運動場か 何かかな?

リンゴ「どうでしょう 線はくにゃくにゃしてました」」

新居には何度か行ったことがありますか?

ゴロウ「ありません 全て業者に 頼りきり」

リンゴたん 都道府県は 分かるかな?

リンゴ「海のある 県ではあったと思います」

リンゴたん 歳は一体 いくつかな?

リンゴ「そうですね... 何聞いてんの!? 馬鹿ですか!?」

スペースが わかれば新居 わかるかな? 

リンゴ「恐らくは だって近くに 家あった」

新居について情報が手に入りそうな、契約書や写真のコピーなどはありますか?

ゴロウ「写真なら ただし家しか ないですよ」

携帯で 業者に電話 かけれます?

ゴロウ「かけました でも連絡が ありません」

日本の 何地方かは わかるかな?

リンゴ「恐らくは 九州地方 より南」

あなた達は人間ですか?

ナナコ「そうですよ 見れば分かるじゃ ないですか」

9 リンゴたん これは必須の ことなんだ

リンゴ「うるさいよ! 私は困って いるんだよ」

新居の特徴を教えて下さい

ゴロウ「とりあえず 写真見せます このとおり」

スペースの 色何色か 教えてよ

リンゴ「そうですね たしか青色 だったかな」

実際に存在する建物ですか?

ナレーター「メタ的な質問は私が応答します。 この問題はフィクションで、現実にある建築物は関係しません」

その写真をフェースブックで拡散してみてください

ゴロウ「ダメですよ! 特定されて しまいます!」

海の傍ですか?

ゴロウ「そうですよ! 今更思い 出しました」

もしかして 家が津波で 流された?

リンゴ「んな馬鹿な そんな話は 聞いてない」

もしかして 米軍基地が あるのかな?

ナナコ「どうでしょう それなら音が してもいい」

20 訊きましょう。誰かに海の 方向を

ゴロウ「そうですね そうして海に 行きましょう」

17 それたぶん

リンゴ「どうでしょう 覚えてないので 分からない」

リンゴたん お家は地下には ないのかな?

リンゴ「それはない 写真に空が 映っている」

山の名や 川の名などは 覚えてる?

リンゴ「というより 地図に山川 なさげかな」

海辺から 目立ったものは 見えるかな?

ゴロウ「近くにね 小島が一つ ありますよ」

小島に家を建てたのだとすると、向こうへ渡れる船を探しましょう

ゴロウ「そうですね 人がいないか 探します」

写真を見せて同じ新居を見おぼえないか聞いてみましょう

近隣民「あぁ、この家か...。結構ややこしい工事してたからよく覚えてるよ。確かにあの小島にあるよ」

小島とかどういう様子か教えてよ。

ナナコ「それほどの 距離はあんまり ないですね」

男の人どこかで見たことあるのかな?

近隣民「見たことあるも何も、島に資材を運んでんの見たからね。それも毎日」

ゴロウさん、あなたは舟をこげますか?

ゴロウ「無理ですね 体力あまり ありません」

島に行く 方法訊こう 誰かにさ

近隣民「方法ねぇ...少なくとも船は無理だよ。浅すぎる」

この近く船や飛行機使えますか?

ナナコ「それもダメ 小島そこまで 広くない」

リンゴたん 僕が迎えに いったげる

リンゴ「やめてよね!? いきなり何よ! 驚いた!」

気球ある?あるなら僕がつれてくよ★

ゴロウ「ありません 出来るんですか 凄いです」

ゴロウサン、あなたは建築関係者?

ゴロウ「違います 思慮せず島に 建てただけ」

もしかして 地下通路とか あるのかな?

ナナコ「周辺を 探ってみたけど ありません」

島に行き 出てこれなくちゃ しょうがない

リンゴ「そうですね 一方通行 それはダメ」

ハングライダー使えば何とかなるんじゃね?

ナナコ「この辺り もう暗いです 危険です」

スカイダイビングすれば飛行機使ってもいけるよ!

ゴロウ「すみません 今その金は ありません」

核心引き潮で 道が出来たり しないかな

リンゴ「とりあえず 此処らで少し 待ちますよ」

泳ぎとか誰かできる人はいる?

ゴロウ「泳いでも 無事上がれるか 分からない」

イルカさんこの海の中いないかな?

ナナコ「いませんね 乗れたりしたら いいですね」

答え

一家が新居を構えたのは潮が引くと通れるようになる浜の道の先。
「お父さん 何故家此処に つくったの」
「桟橋を 付け忘れたな 業者さん」
リンゴの突っ込みにゴロウは知らん顔で業者を恨んだ。

— 一家の今後にご期待ください

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