ウミガメのスープ

いつかサンタクロースに

作者: 大和守

クリスマスに届いたプレゼントをわくわくしながら開けたユウタは、欲しかったものと違うのでがっかりした。でも、サンタクロースは自分だけにプレゼントをくれるのではない、と知っていたユウタは、「欲しかったプレゼントだ」と嘘をついた。どういうことだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

ユウタに届いたプレゼントはサンタクロースにもらったものですか?

はい ミスリード注意。

はい

プレゼントは他のだれかが欲しがっていたものでしたか?

はい

いいえ

プレゼントが何かは関係ありますか?

いいえ

ユウタはサンタクロースが親だと知っている。当然親はユウタ以外の兄弟にもプレゼントをあげなければならいのでそれを察し、兄として親に負担を掛けないよう嘘を言いましたか?

はいいえユウタはサンタクロースが親だと知っていて、親に負担をかけないように嘘を言いましたが、他がすこし違います。

いいえ

だれかにプレゼントを交換してもらいますか?

いいえ

いいえ

2の子の夢を壊さないようにとっさに嘘をついて、その子が入れ替わったプレゼントを開ける前にすり替えましたか?

いいえ

ユウタには兄弟(姉妹)がいますか?

はいいえ

はい

ユウタが嘘をついたのは善意からですか?

はい

いいえ

プレゼントを一つしか買えない親が弟の希望に合わせたのに気がついて配慮しましたか?

いいえ

2 欲しがっていたのは他の兄弟ですか?

はいいえ

はい

プレゼントは兄弟の人数分ありますか?

はい

いいえ

ユウタは双子ですか?

いいえ それでは成立しません、

いいえ

プレゼントの金額も考慮に入れるべきですか?

いいえ 金銭的な理由はありません。

はい

親はユウタに渡すプレゼントを間違えましたか?

はい ミスリード注意。

いいえ

犯罪要素はありますか?

いいえ

いいえ

自分がほしかったプレゼントをほかの兄弟がもらったが、ほかの兄弟がそれを気に入ってしまったため、親に負担をかけないようにするため自分がもらったものでがまんしましたか?

いいえ ほかの兄弟が気に入ったかどうかは、わかりません。

いいえ

ユウタは多重人格ですか?

いいえ

いいえ

ユウタには死んだ兄弟や姉妹がいますか?

いいえ ですが。

いいえ

ユウタは児童養護施設にいた、もしくはいましたか?

いいえ しかしユウタの家庭環境は重要です。

いいえ

まだ年齢的には弟(妹)にはふさわしくないものだったので、自分がもらいましたか?

いいえ

いいえ

親はすでに死んでしまったユウタの兄弟とユウタを重ねてプレゼントをあげた。だから悲しんでいる親に負担を掛けないよう欲しかったものだと兄弟の真似をしてプレゼントを受け取りますか?

いいえ

ユウタの親は女の子が欲しかったですか?

重要ではありません。

サンタクロース(父親)には不倫相手との間に子供がいますか?

はいいえ 生きているか、という質問に対する答えは非常に難しいですが、非現実やオカルトではありません。

はい

現代日本で成立しますか?

はい

はい

父親は再婚相手の女性との間にいる子供に挙げるべきプレゼントをユウタにあげましたか?

はい

いいえ

父はユウタではなく、お腹の赤ちゃんが喜ぶであろうプレゼントを用意しましたか?

いいえ それでも成り立ちますが。

はい

核心別居している父親からプレゼントが送られてきて、間違いだと言うと同居の母親が悲しんだり怒ったりするので気を使いましたか?

はい その通りです。

いいえ

父親は再婚相手の女性との間にあげるものと同じプレゼントをユウタにあげ、2人でいっしょに遊んでほしかったのですか?

いいえ

いいえ

後妻さんが「旦那は私との子より前の奥さんとの子の方を可愛がっている」と思わないようにでしたか?

いいえ ユウタは母親に引き取られています。

いいえ

ユウタと再婚相手は一緒に住んでいますか?

いいえ

答え

冬やすみのにっき。
ぼくは10才になった。小学校で真ん中せい人式もしたし、サンタクロースがほんとはいないってことも友だちに教えてもらったし、ちゃくちゃくと大人へのかいだんをのぼっているところだ。
そう、みんなはしらないかもしれないが、サンタはいないのだ。じゃあだれがプレゼントをくれるかっていうと、お父さんなのだ。
だからぼくは、お父さんに「今年はサンタに何おねがいするんだ?」って聞かれたときに、わざわざ「ラテモン。DSのラテシンモンスターってゲームかな、ブラックとホワイトがあるけど、ブラックがほしい」とていねいに、せつ明してあげたのだ。
でも、じつはぼくのサンタはぼくだけのサンタではない。
ずっと前、お母さんと買い物に出かけたら、お母さんがとつぜん立ち止まって動かなくなってしまったことがあった。ぼくがお母さん?っていうと、お母さんは買い忘れを思い出した!ってあわててぼくの手を引いてい動したけれど、ぼくはちょっとだけ見えてしまった。
ぼくのお父さんと、しらない子と、しらないお母さんだ。だってお父さんが、その子のことをかた車していたんだもの。見つけてしまうよ。
ぼくのお母さんとお父さんは、ぼくがちいさいときにりこんした。りこんは、ふうふをやめることらしい。でもおやこはやめないらしいので、お父さんはぼくのお父さんだ。でもほかの子のお父さんでもあるんだとわかった。
クリスマスの朝にプレゼントを開いて、ぼくはびっくりした。ちゃんと伝えたはずなのに、プレゼントがらてしんウォッチのゲームだったからだ。らてしんウォッチにぼくがはまっていたのは、けっこう前のことなのに。あんな、てい学年ようのゲームは、もうそつぎょうしたんだよ。
ぼくはすぐに、それが「ほかの子」のプレゼントだってきづいた。でも、サンタさんプレゼント間ちがってる、なんて言えなかった。
テレビでなかよしの家ぞくがうつると、かなしそうなかおをするお母さん。ぼくが一か月に一どお父さんと会って、帰ってくると、目がまっ赤になっているお母さん。
ぼくがサンタにたのんだのは、ラテモンだけど、ぼくがほんとにほしいのは、お母さんの笑がおなのだ。でもぼくは、お母さんの笑がおは、サンタにはもらえないって知っている。
だから、お母さんを笑がおにするのは、ぼくしかいないのだ。はやく大人になって、サンタの代わりにお母さんを毎日しあわせにしてあげたいって思う。

12月25日 はれ 田中ユウタ



「わあっ!これぼくがほしかったゲームだ〜やった〜!冬休みはゲームやりほうだいだ〜」
「ちゃんと宿題もしなきゃ、お年玉がすくなくなるわよ〜」
「それはこまる!もういっこほしいゲームあるし!」
「じゃあ宿題する時間もっとなくなるわね〜」

要約:父親がプレゼントを再婚相手の子供と間違えたが、「サンタは父親であり父には別の家庭がある」と知っていたユウタは、プレゼントにがっかりすると母親が離婚した父親のことを考えて悲しくなるだろうと思い、喜んだふりをした。

— すこしおそいですが。

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