ウミガメのスープ

あの空の向こう側

作者: 唐沢

周囲に不幸を振りまいておきながら知らん顔することなど日常茶飯事のその男が、
はるばるケニアの呪術師を訪ねると、なんと救世主として称えられてしまった。
なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

男は自分が不幸を振りまいていることを知っていますか?

Yes

はい

スーパー雨男ますか?

Yes!!

核心雨を降らせる雨男、普段は迷惑がられているが、干ばつで悩むケニアを訪ねるとたちまち恵みの雨を降らせ、雨乞いしてた呪術師に救世主として称えられますか?

正解です!3手!!

答え

男は強烈な雨男であった。彼の周りでは365日雨が降り続くため、彼は右手から傘を手放したことはない。
小学校のころからこの体質は彼の周囲にも影響を与え、遠足はもちろん、通学路は常にビチャビチャ。
運動会なんて一度もやったことはない。
同じ学校の人間にもそれは知れ渡っており、彼は常に肩身の狭い思いをしてきた。
自分が雨雲を生んでいるわけではないが、自分にはどうしようもないのでもはや改善などあきらめていたある日、
彼はテレビで「ケニアに、ある強力な呪いを解いた呪術師がいる」というオカルト番組を見る。
彼は一目散にケニアの呪術師の元へと向かった。それは決して信憑性のある情報源とは言いがたい。自分の呪いのようなこれが本当に呪いなのかもわからない。
それでも一度、見上げても黒い雲しかないあの空の向こう側にあるらしい、太陽の顔というものを拝んでみたかったのだ。

ケニアでは大規模な干ばつが起きていた。彼の雨男っぷりは干ばつの地でも意を介さず発揮され、
干上がり切った水不足の大地に水を呼んだ男として称えられたのだ。


KY:雨男 干ばつ
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