ウミガメのスープ

もうやめて!あ、やっぱりもっと!

作者: ツォン


のホームに突如響き渡る怒鳴り声。

「もうなんなんですか?!」

怒鳴り声の主、カメコのまなざしは真っ直ぐにカメオを睨みつけていた。

「すみません、初めてお会いしましたが、美しくて見惚れてしまって。」

カメコは許そうとししない。

しかし、手帳を見てカメコは考えを改めた。

一体何故でしょう?

*天童魔子さんに頂いた解説文が元ネタです。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

カメコは自分の手帳を見て考えを検めましたか?

ノーです。

カメコが怒鳴り声をあげる前カメオはカメコに言い寄っていましたか?

イエスノー、それでも構いません。少なくとも見つめられていました。

核心カメオの持つ障がい者手帳を見てカメオが盲目であることを知り、自分の勘違いを悟りましたか?

あっ、コレまたノーに出来ないやつだ。正解にします(´・ω・`)

人死にますか?

ノーです

カメオとカメコはすでに面識が有りましたか?

ノー!イエス!

答え

*記憶が持続しないカメオは、全てを手帳にメモしないと後から思い出せないのだが、毎日電車内で会っているだけのカメコのことはメモを取る前に大体忘れてしまっている。
それを知らないカメコは怒りを爆発させるが、手帳に書かれたメモを見て事実を知り、許した。
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カメオは特別な記憶障害を負っていた。

理由ははっきりとしないのだが、記憶が持続しないのだ。

人の顔や、その日あった出来事が覚えていられず、数分から数時間で消え去ってしまう。

カメコは、毎日のようにジッと顔を見つめてくるカメオを不気味がり、一度駅員とともに注意した。

しかし、それでも見つめてくるので上記の通り怒鳴ったのだ。

「初めてあっただなんて嘘です!昨日も一昨日も私のこと見てたじゃないですか!駅員さんも知ってますよね?!」

「え?でも、手帳にそんな事書いてないんですが…」

「ハァ!?」

手帳を開くと、びっしりと文字が刻まれていた。

見るように促すカメオ。

カメコは驚いた。

そこには、彼がどういう行動をしたのかが分単位で記載されていた。

「実は僕、記憶が持続しないんですよ。だから、すぐに何をしたかメモを取らないと…」

「そういえば、私たちが注意したときもメモをお探しでしたね…」

駅員が思い出した。

確かに、カメコもそんな記憶があった。

何キョロキョロしてるのかと、怒鳴った記憶もあったが、その時ははじめてのことだったし本人も反省していたようなのでそのままお咎め無しとしていたのだ。

「ええと…何度も不快な思いをさせてしまったようで、申し訳ありませんでした…。」

「い、いえ、かえってすみませんでした。」

ふと、手帳の今日のページに書かれていたことを思い出した。

13:45 脳神経科

時計を見ると13:20。

「あ、あの、カメオさん!今日、病院なんですよね?」

「え?あ、はい。ウミガメ市立総合病院で…」

「ええっ!?これからバスなんて間に合わないじゃないですか!」

「はぁ。病院に少し遅れるって電話しようと思いましたが…」

「タクシー使いましょう!私出しますから!」

駅員はカメオの手を取って出て行ったカメコを見送りながら思う。

「ああ、良かった。僕が撮り溜めたコレクション(彼女の写真)に気付かれなくて。」
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