ウミガメのスープ

【ダイニングバー ラテシン】猫まんま

作者: ツォン


らっしゃいませ、ダイニングバー ラテシンへようこそ。

今日は、いつもの料理とは違い、シンプルなお食事をして頂きたいと思います。

猫まんま

鰹節をご飯に乗せて、お味噌汁をかけていただく。

昔は猫の餌として与えられていたこともありますが、美味く炊けたご飯の冷や飯に、冷まして美味しいお味噌汁をかけていただくと、大変美味しいものです。

実際には、塩分の兼ね合いから猫の食事にしてしまうと猫の健康を害してしまうようですのでお気をつけ下さいね。

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これは、友人…仮にサキとしましょうか。

その少女の幼い頃の話です。

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思い出の味をたずねられたサキは、猫まんまだと答えました。

たずねた私は思わず笑ってしまいましたが、その理由を聞いて今度は泣いてしまいました。

一体なぜでしょう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

まんま猫でも成立しますか?

ノーですw

猫まんまは母が作ってくれたものでしたか?

ノーです

思い出の味=キスの味ですか?

ノーです

飢饉でネコを食べましたか?

ノーです

サキの思い出の味は、母親の味ですか?

ノーです。

カニバリますか?

ノーです。

猫まんまを食べた時他に食べるものはありましたか?

ノーです

タイトルより、猫をまんま(そのまま)踊り食いますか?

ノーです。

3よりカツオ節ではなく鱚の乾燥したものでしたか?

ノーです

現代日本で成立しますか?

イエスノー?昭和のほうが成立するかもしれませんね。

サキは猫まんまにトラウマを持っていますか?

ノーです

2より、父親ですか?

ノーです。ビックリするほどユートピアません。絶対に成立しません。

残飯を漁っていた事がありましたか?

ノーです。

サキの猫まんまは問題文前半のレシピ通りに作られたものですか?

イエスノー、少なくとも「味噌汁かけご飯」です。

育児放棄されたサキに野良猫が餌を分け与えますか?っ゚д゚)っ (´ω`)わふ

ノーです

育児放棄されたサキに野良猫が餌を分け与えますか?っ゚д゚)っ (´ω`)わふ

ノーです

サキは飢餓を経験したことがありますか?

飢饉ではノーです。そこまで深刻ではありません。

食べるものが何もなくて猫缶を貪りましたか?

ノーです。

猫鍋ますか?

ノーです

猫を調理して食べましたか?

ノーです。

初めて自分で作った料理が猫まんまでしたか?

ノー、自分でではなく…

サキは猫を飼っていますか?

ノーです。

猫まんまの具材はいつも決まっていましたか?

重要ではありません。

アメリカ兵の残飯で作った残飯シチューがとてもおいしい思い出の味と言われて泣きましたか?

ノーです

見た目は重要ですか?

ノーです。

お腹を壊したとき、おかゆを作ってくれる人がいなかったので、冷飯に味噌汁をかけて食べましたか?

ノーです

核心妹が作りましたか?

成立します!

7 そもそも猫まんまを食べましたか?

イエス!

核心両親がいなかったので、お姉ちゃんが猫まんまを作って食べさせてくれましたか?

イエス!

10より。配給制重要ですか?

ノーです

終戦直後は重要ですか?

ノーです。

核心10,20,火垂る何故すぐ死んでしまうんですか?

イエス!成立します!

答え

■ほかに料理を作ってくれる人がいない状況で、兄が初めて作ってくれた料理だから。

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サキは、いわゆるシングルマザーの家庭で育ちました。

といっても、サキが1歳、兄ユウキが3歳のときまでは両親で暮らしていました。

父は事故死。

それ以来、お母さんは女で一つで二人を育ててきました。

いつもはお母さんが18時ごろに帰宅してから、食事を急いで作ってくれるのですが、その日は帰りが遅くなってました。

何かあったのか。

わからないまま不安な時間は過ぎていきます。

宿題をしてしまうことにしたユウキ。

サキはお絵かきを続けます。

いつもどおり帰ってくると信じて。

しばらくして19時を過ぎた頃、サキはユウキにいいました。

「にい、おかあ遅いね…」

「うん…。」

「にい、おなかすいたね…」

「もうちょっとだよ、待ってよう?」

「…無理ぃ、ひっく、ううう」

サキが泣き出しました。

「…」

ユウキは勉強の筆を止め、台所に向かいました。

ふと見ると、もう冷めていましたが今朝のご飯の残りが炊飯釜に残っていました。

コンロの上の鍋には、同じく冷めたお味噌汁。

「なあ、サキ。兄ちゃんでも作れる簡単なご飯、食べるか?」

「食べる!!」

サキは何時間かぶりの笑顔を見せました。

ユウキは小さくよしっっと気合を入れます。

火や刃物を使うのはまだ怖い。

どんぶりに冷ご飯を盛り、お母さんがいつも使っていた鰹節削りの中を見て残った削り節のカスを乗せます。

そこに、お玉でそうっとお味噌汁をかけます。

「わぁ、猫まんま!」

「こんなのしか作れないけど、あったかくないけどごめんな?」

「いただきます!」

不慣れな手つきでレンゲでご飯をすくい、口に運びます。

「おいしい~!にい、おいしいよ!一緒に食べよ!」

「ウン。いただきます。」

……………

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ということで、サキにとっては思い出の味になったわけです。

さて、この話には続きが…おっと、次の問題といたしましょうか。
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