ウミガメのスープ

【郷愁の思いは】

作者: かもめの水平さん

…

「これは本当にウミガメのスープですか?」

「ええ、間違いございません。これはウミガメのスープです」



そのやり取りを聞いた男は

懐かしの故郷へ戻れないことを悟った

いったい、何故?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

浦島太郎は関係しますか?

NO、玉手箱ません……が※ミスリード注意

はい

浦島太郎ですか?

yes。食人要素ありです

はい

ウミガメではない生き物のスープでも、成立しますか?

yes、解く上では、ウミガメ以外でも一応成り立ちます

はい

とりあえず、カニバリますか?

yes。食人要素あります

?

それはウミガメのスープでしたか?

【ウミガメを材料としたスープか?】でしたら、NO

はい

人を食べたのは、故郷に戻れないと思った男ですか?

yes、男も人肉を食べた事があります

はい

ウミガメとは、なにかの隠語ですか?

yes、概ね出てるので開示しますが【人肉】を指してました

はい

上の会話は男以外の人物2人の会話ですか?

yes、どうやらその様です

△

男が故郷へ帰れないと考えたのは、死ぬ可能性が高いからですか?

yesNO?もしかしたら死ぬ可能性もありますが、そもそも……

はい

男は人間ですか?

yes、男は人間です

いいえ

男の故郷は竜宮城ですか?

NO、違う様です

△

男はカニバられそうですか?

yes、NO、重要ではありません。が、もしかしたらyes

?

犯罪は関係しますか?

一応yes、犯罪要素はカニバリズムのみです

はい

男は生きていますか?

yes、男は生きてます

いいえ

男は逮捕を覚悟しましたか?

NO、そういう訳ではないようです

はい

男が故郷に帰れないと思ったのは、これから死ぬからですか?

yes、もう一人ではなく……

いいえ

最初の会話は、警察関係者とシェフの会話ですか?

NO、客と調理人の会話であり……

△

会話をしている二人は、男の存在を知っていますか?

yesNO、覚えていても覚えてなくても………ですが

いいえ

男の職業は重要ですか?

NO、重要ではありません

いいえ

故郷はもうなくなってしまいましたか?

NO、故郷は存在します

いいえ

故郷はウミガメの捕食を禁じていましたか?

NO、ですが、【ウミガメ】の捕食を禁じていても構いません

はい

ウミガメ=人肉の隠語ですか?

yes!その様です

はい

「ウミガメ」という言葉が示す人肉は、特定の人種や地域の人間に限られるものですか?

yes!!その場所において、隠語となりました

いいえ

16より。男の他に人肉を食べた存在は、人間ではない生き物ですか?

NO、人間です

いいえ

男が人肉を食した過去が表沙汰になりますか?

NO、表沙汰にはなりません

いいえ

男は故郷の人々は食べ尽くされてしまったと思いましたか?

NO、違う様です

はい

故郷の人々が人肉食という犯罪行為に手を染めてしまいましたか?

yes!!つまり……

はい

男は今まさに懐かしの故郷に滞在していますか?

yes!!男は今故郷にいます!

?

核心27、28より 故郷に帰った男は、その故郷では「ウミガメのスープ」と呼ばれる人肉食がはびこっていることに気付き、あの懐かしい平和な故郷にはもう戻れないのだと悟りましたか?

お見事!その通りです!

★
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人肉しょk

────

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人肉しょk

────

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人肉しょk

────

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人肉しょk

────

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人肉しょk

────

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人肉しょk

────

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人肉しょk

────

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人肉しょk

────

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核心人肉食という悪しき習慣に染まった故郷は、神に見放され、もう二度と自分の記憶の故郷へ戻ることはないと絶望しましたか?

概ねその通りです。お見事!

★

答え

※問題文より昔、飢饉を乗り越える為
人肉をウミガメと称し、飢えを凌いでいた村があった。

時が流れた今も尚、その村には食人の風習が根付いている。

その事を問題文のやり取りが、今も繰り返されていることから悟った、この村の出身者はでもある男は

【懐かしの故郷に戻れない=食人をしていなかった元の村に戻ることは出来ない】ことを悟ったのだ。




―――――――――以下詳細―――――――――

「……これは、本当にウミガメのスープか?」

「……ああ、間違いねえ、ウミガメのスープだ、だから安心して食え」

私の横で、そのやり取りが行われる

いつもの事、暗黙の了解、公然の秘密

私も、食べた人も、調理人も

わかっているのだ。それが人肉スープである事なんて

それでも皆、それが人肉のスープである事を認めない

認めてしまえば、自らの積み重ねた罪に押し潰されるから



それでも、皆その人肉のスープを飲むしかない。何故なら他の食料なんて

無いのだから。






……私のいる村は、壊滅的な飢饉に陥っていた。
国からの支給さえ期待出来ず、食べる物は皆無


だから私達は食べる事にしたのだ


この飢饉で死んだ同胞の亡骸を。生きる為に


そして、我々は同胞の亡骸を【ウミガメ】と称して調理し、食すことにしたのだ


何故、熊や鹿ではなくウミガメにしたのか


それはきっと……人肉の味を【この山奥では間違いなく捕れる訳もないウミガメ】の味とする事にして、食べた事がない味でも、違和感の無いものにしたかったからだろう


こうして、我々は飢饉を乗り越えた。同胞を、文字通り……糧として……。


────────

それから、時が過ぎた

あの飢饉の後、家族をも失った私は、その辛さから逃げる様に村を離れて生活をしていた


それでも、過去を精算する為、私の家族を改めて弔う為に、私はあの村に戻る事にした。


……村に戻り、家族の弔いを改めて済ませた私は、ふと故郷の料理が食べたくなり、近くの料理屋を訪れた


そして、品揃え豊富なメニューの中に、あるものを見付けた私は、血の気が引いた


【ウミガメのスープ】


……何故、何故このメニューがまだある?

この【山奥の村】で、ウミガメのスープなんて普通に考えればおかしい……まさか

戸惑う私の耳に、隣のテーブルの会話が聞こえる


「これは本当にウミガメのスープですか?」

「ええ、間違いございません。これはウミガメのスープです」


──聞き覚えのあるそのやり取り、聞き覚えのある声……


間違いない。食している人も、調理人も、あの時、共に生き延びた村人達に違いない

その彼らが、ウミガメのスープを飲んで、あのやり取りを行っている

……間違いない。暗黙の了解は、まだ続いているのだ


今も尚、人肉以外に食べる物があったとしても



私は、村人達が……この【食人の風習が根付いてしまった村】が
【食人をする前の、あの懐かしの故郷に戻れない】ことを悟った……

──了──
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