【世界田中奇行】薄情田中の逃亡譚
あ
る日、田中は車を走らせていた。
勤務地であるラテラル市の隣、バチカル市にある取引先での打ち合わせから帰るところなのだが、思ったより時間がかかってしまい(主に取引先の社長モハメドが長話を始めてしまったせい)、22時を回っていて辺りは真っ暗だった。
ラテラル市とバチカル市は、800m程度の峠を挟んで隣接しているのだが、道だけはしっかり整備されていて車線はしっかり取られておりちゃんと照明も付いている。
時間帯から通行量もほぼ皆無で、若干スピードを出したところで取り締まられることも無いだろうと思った田中は、アクセルを踏み込んだ。
時速が制限速度を越えて、70、80、90km/hを越えた頃、違和感に気付いた。
併走する一台の車両。
なんと、齢80を過ぎたような、老婆が運転しているではないか!
過去に走り屋だった記憶が呼び起こされる。
負けない。走りなら、負けていられない!
アクセルを踏み込みさらに速度を上げた!!
相手の車両も負けていない!
数分並走したところで、急に変異が起こった。
魔の七曲り坂と呼ばれる、7連続のヘアピンカーブが続く坂を下っているところで、一瞬老婆の車両が田中の前に出た!
かわす瞬間に老婆が「ニヤリ」と笑ったのを田中は見逃していなかった。
が、その次の瞬間、老婆は曲がりきれずにガードレールに突っ込んでいった。
それを見た田中は、警察へ事故発生の通報する必要は無いと判断し、そのままスピードを落として帰宅した。
一体何故?
る日、田中は車を走らせていた。
勤務地であるラテラル市の隣、バチカル市にある取引先での打ち合わせから帰るところなのだが、思ったより時間がかかってしまい(主に取引先の社長モハメドが長話を始めてしまったせい)、22時を回っていて辺りは真っ暗だった。
ラテラル市とバチカル市は、800m程度の峠を挟んで隣接しているのだが、道だけはしっかり整備されていて車線はしっかり取られておりちゃんと照明も付いている。
時間帯から通行量もほぼ皆無で、若干スピードを出したところで取り締まられることも無いだろうと思った田中は、アクセルを踏み込んだ。
時速が制限速度を越えて、70、80、90km/hを越えた頃、違和感に気付いた。
併走する一台の車両。
なんと、齢80を過ぎたような、老婆が運転しているではないか!
過去に走り屋だった記憶が呼び起こされる。
負けない。走りなら、負けていられない!
アクセルを踏み込みさらに速度を上げた!!
相手の車両も負けていない!
数分並走したところで、急に変異が起こった。
魔の七曲り坂と呼ばれる、7連続のヘアピンカーブが続く坂を下っているところで、一瞬老婆の車両が田中の前に出た!
かわす瞬間に老婆が「ニヤリ」と笑ったのを田中は見逃していなかった。
が、その次の瞬間、老婆は曲がりきれずにガードレールに突っ込んでいった。
それを見た田中は、警察へ事故発生の通報する必要は無いと判断し、そのままスピードを落として帰宅した。
一体何故?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
?
老婆は本当に事故を起こしましたか?
イエス?ミスリード注意
?
都市伝説は関係ありますか?
イエス!失敗した、もう少し隠すべきであったwまとめてください!
?
老婆は幽霊ですか?
成立します
?
★
核心老婆はふっと消えて、ガードレールはなんともなかったので、そのまま帰宅しましたか?
その通り!
?
スピード婆さん?の話ですか?
イエス!
答え
田
中いわく。
「ガードレールに突っ込んだはずなのに、音がしなかったんだ。
そもそも、車両って表現したけどリヤカー引いてるばあさんだぜ?
人間じゃなくて妖怪だと思ったけど、案の定リヤカーババア(100kmババアの派生、北海道で目撃される、リヤカーを引いて高速で走る老婆の都市伝説)だったよw」
なお、リヤカーは軽車両である。
中いわく。
「ガードレールに突っ込んだはずなのに、音がしなかったんだ。
そもそも、車両って表現したけどリヤカー引いてるばあさんだぜ?
人間じゃなくて妖怪だと思ったけど、案の定リヤカーババア(100kmババアの派生、北海道で目撃される、リヤカーを引いて高速で走る老婆の都市伝説)だったよw」
なお、リヤカーは軽車両である。
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