ウミガメのスープ

授業の問題

作者: rarearth

カメタは小学生の時、授業についていけなくて学校に通うのが大嫌いだった。

しかし隣町の学校に転校したおかげで勉強ができるようになった。


授業で習うことはどっちの学校でも大して変わらないのにいったいどうして?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

学校までの距離は関係しますか?

NO 関係ないです。

いいえ

他の児童のレベルは重要ですか?

NO 2つの学校にそこまで学力差はありません。

いいえ

1学期に習う内容を、隣町では2学期に習うからですか?

NO 授業の進度はどちらも同じと思ってくれていいです。

はい

隣町の学校では、授業についていけるようになりましたか?

YES なりました。

カメタ以外に登場人物はいますか?

学校の子供たちや先生はいますが、重要人物はいません。

はい

勉強ができるようになったとは、学力が向上したという意味ですか?

YES そうです。

いいえ

カメタは日本に住んでいますか?

NO 違います!

はい

勉強の教え方や学習環境が重要ですか?

YES 重要です。2つの学校には学習環境で決定的な乖離がありました。

はい

核心自分が普段喋る言語で教える学校に転校しましたか?

YES うおお!スナイプされました。

いいえ

主に算数の授業ですか?

NO 普通の授業です。

はい

核心Q7より、使用言語が異なるために授業が理解できるようになりましたか?

YES そのとおりです。 

答え

「Please read from 23 pages of a textbook.
Kameo have 15 apples and Kameko eats 7 apples of Kameo.
How many apples are in all?」

「さ、さっぱり分からない……」



ラテシン国では長年植民地だったことの影響で英語が今でも公用語として使われている。
そのため学校教育でも公用語の英語が多用されていて、ラテシンの小学校では元宗主国でも使われている教科書を使っている。

しかし、大きな問題があった。
それは、ラテシン国の一般人は日常生活で英語なんて使わない事である。

カメタをはじめとする亀族は日常においては民族語である亀語を話している。
よって、英語なんて普通使わない。なのに、学校に入学した途端英語での教育を強要されるのである。
これが問題にならないはずがなかった。

その結果、カメタは小学校の勉強にギブアップしてしまったのだ。

だがカメタはまだ幸運だったと言える。
親が比較的裕福で民族語で教育を行えていた隣町の私学の学校にカメタは転校することができた。しかしその他大勢の裕福でない子供たちは教育の機会を失ってしまったのだから。
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