ウミガメのスープ

【ラテクエ56】父の愛した

作者: 牛削り

老いて逝った父が置いていった遺産は売っても1000円ほどの値しかつかない古びた時計だけだった。
しかし、息子のカメオはその時計のおかげで巨万の富を得ることになる。

一体何故だろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

非現実要素がありますか?

YESとしておきましょう。ただし深く考える必要はありません。

いいえ

犯罪は関係ありますか?

NO

いいえ

カメオの職業は重要ですか?

NO

いいえ

「時計」の製作者は重要ですか?

NO

はい

カメオは時計を売りましたか?

YES!!!

はい

時計として機能していますか?

YES

いいえ

時計は価値の低いもの(現代の1000円相当)ですか?

NO!!!!!

いいえ

時計は時限爆弾ですか?

NO

舞台は現代日本ですか?

YESNO

いいえ

時計には不思議な力がありますか?

NO

「時計」は、身につけて使用するタイプのものですか?

なんでもいいです。が、柱時計で想像する方が自然かも。

いいえ

時計の設計図は重要ですか?

NO

いいえ

時計は問題の中では時間を計る用途で使われて利を生みますか?

NO

はい

カメオは偶然、自分の力量以外で巨万の富を手に入れますか?

YESかな?

いいえ

1000円は巨万の富に相当しますか?

NO

いいえ

時計を売った金額は、実際に1000円程でしたか?

NO!!!!

かなり昔の時代には1000円だったものを今売るので利益が出ますか?

うーん、YES ※ミスリード注意

いいえ

昔で言うところの1000円なので、とても価値がありますか?

NO

はい

現代日本で成立しますか?

YES

いいえ

父の若い頃の1000円と今の1000円の価値が著しく異なっていますか?

NO 現代価値に直して1000円です。

いいえ

その世界では、1000円は巨万の富に当たるので、売ったらお金持ちになりましたか?

NO

いいえ

その時計はやたら大きかった。父は伝説の巨人の住処を探し当てたのだ。カメオはそこで巨人の小銭を盗み出して巨万の富を手に入れましたか?

NO

はい

時計がバカ高く売れましたか?

YES!!!!!!! さあ問題文に隠された「真相」を見抜いてください。

いいえ

明治の千圓(1000円)ですか?

NO 20参照。

いいえ

タイムスリップは関係しますか?

NO

はい

骨董的価値が高かったのですか?

YES!!!!!!!!! 何故?

いいえ

大正時代に時計を1000円で売りましたか?

NO 売ったのは平成時代です。

はい

プレミアがつきますか?

YES!!!!!!!! 何故?

いいえ

犯罪要素ありますか?

NO

いいえ

時計の材質は重要ですか?

NO

いいえ

値札は重要ですか?

NO

いいえ

値がつけられないほど、普通では鑑定できないほどの逸品でしたか?

NO

いいえ

父がイチローだったからですか?

NO

いいえ

父が有名人なので、父の遺産である時計に価値が出ましたか?

NO

はい

時間軸のある時点では高価になりますか?

YES!

いいえ

カメオが有名人だからですか?

NO

いいえ

その時計はとある富豪の探していた思い出の一品でしたか?

NO

はい

時計を買った人は「時計を手に入れること」が目的でしたか?

YES

はい

昔は1000円でも今(売った時)は骨董として高値になってますか?

YES!!!! 何故?

「老いて逝った」父親の、逝去した直後に売りましたか?

問題文に表記されている「老いて逝った父」の死後すぐか、という意味なら、NO!

いいえ

カメオの父は長寿で2000年くらい生きますか?

NO

いいえ

父は生きていますか?

NO

いいえ

母は重要ですか?

NO

はい

アンティークは重要ですか?

YES

いいえ

他の遺産は1000円程の価値しかなかったが、古びた時計は骨董的価値のある時計だったので、時計を売ったお金で巨万の富を得ましたか?

NO 他の遺産は関係ありません。

いいえ

未来に行って売りましたか?

NO

いいえ

カメオが、その時計に非常な骨董的価値が出るほど長く生きますか?

NO

この問題の登場人物は、「父」「問題の語り手」「カメオ」の三人ですか?

YEEEEEEEES!!!!!!!! まとめてください。

いいえ

置いていったのは老いて逝くずっと前の話ですか?

NO 同時と考えていいです。

いいえ

カメオは老いて逝った父の息子ですか?

NO!!!!!!! 問題文の「老いて逝った父」の息子ではありません!

核心一行目の語り手が引き継いだ時には、時計の価値は1000円程だったが、その語り手の息子の時には骨董的価値が上がっていたので、時計が高く売れて、巨万の富を得ましたか?

YEEEEEES!!!!!!! 正解です。

いいえ

カメオの母は登場しますか?

NO

核心老いた父、その息子、その更に息子のカメオがおり、カメオの世代になったら、時計にプレミア価格が付くようになりましたか?

YEEEEEES!!!!!!! 正解です。

いいえ

この時計は王家の証しですか?

NO

いいえ

息子は元々「時計」を売って巨万の富を得ていて,その後に父が死んで遺産としてその時計が残りましたか?

NO

核心48より、時計を遺した「父親」は「カメオ」から見れば祖父であり、アンティーク時計として売った孫の「カメオ」は巨万の富を得ましたか?

YEEEEEES!!!!!!! 正解です。

はい

カメオにとって老いて逝った父は祖父ですか?

YES! そういうことです。

答え

私の父は60歳で亡くなった。この時私はまだ30歳であった。
細々とした自営業で、借金がないかわりに財産もなかった。
彼が私に残してくれたのは、現在の価値に直して1000円程度の柱時計ひとつだけ。
とはいえ、優しかった父の形見にと、私はそれを大事に使い続けた。

私が死んだのは98歳の年である。我ながら長生きしたものだと思う。
「おじいさんの時計」ではないが、父からもらった柱時計は私と生涯をともにしてくれた。
遺伝だろうか、私もまとまった財産などゼロに等しく、息子に残せるのは父から受け継いだ柱時計のみだった。

68年前、現在で言う1000円程度の価値しかなかった柱時計。
大事にメンテナンスを繰り返したことで、今でもまだ現役で動いている。
私の息子であるカメオは、この時計を鑑定に出した。
鑑定士は目を丸くした。

「あなたのお父さんは物を大事にする人だったんですね」
「ええ、尊敬すべき祖父と、自慢の父です」

時計はプレミアがついて数千万の価値だという。
カメオは祖父と父の小さな功績を偲び、時計を博物館に売却した。

今では多くの人々が、父・私・息子の3代に渡って時を刻み続けた古時計を鑑賞しに来るという。






【要するに】

私の父が置いていった遺産は売っても1000円ほどの値しかつかない古びた時計だけだった。
しかし、私の息子のカメオはその時計のおかげで巨万の富を得ることになったのである。
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