父の威厳
娘の菜々子に問い掛けられて窓の外を見ると、綺麗な橙色の空だったので、
「そうだよ」
と答えてあげた。
すると菜々子は、
「じゃあ、ななはなに?」
と尋ねてきた。
前言の撤回が許されないとしたら、私はどう答えるべきだろう?
「そうだよ」
と答えてあげた。
すると菜々子は、
「じゃあ、ななはなに?」
と尋ねてきた。
前言の撤回が許されないとしたら、私はどう答えるべきだろう?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
はい
「そうだよ」とは「左様です」と同じ意味ですか?
yes!
いいえ
「ななはなに?」は「7は何?」と置き換えられますか?
no! ※ミスリード注意!! (非常に惜しいです)
?
七夕は関係しますか?
yeeeees! 素晴らしい!
いいえ
1行目で菜々子は『七夕の夕は夕焼けの事?』というニュアンスの質問をしましたか?
no!
?
★
核心答えるべきは「たなば」ですか?
yeeees! 正解です!
答え
7月7日、火曜日。
菜々子は私にこう尋ねた。
「お父さん、夕がたなの?」
妙なアクセントだなと思いながら外を見ると確かに夕方なので、
「そうだよ」と答えた。
すると菜々子は重ねてこう尋ねてきた。
「じゃあ、七は何?」
これで私は合点がいった。
娘が訊いてきたのは、今が夕方かどうかではなく、漢字の読みの区切り方だったのだ。
今日、【七夕】の。
父親として、一度言ったことには責任を持たなければならない。
彼女の言うとおり、「夕(ゆう)」が「タ(た)」ならば、残る「七」の読みは当然「たなば」となる。
「ななはな、たなばなんだよ、ナナ」
「そっか、お父さん、なんでも知ってるんだね」
思わず胸を張ってしまう。
「もっかい言って、お父さん」
「なななはな、ばななはばななちょこばなナボコフッッ!」
噛んだ。
【解答】
「七夕」の「夕」が「た」なら、「七」は「たなば」である。
菜々子は私にこう尋ねた。
「お父さん、夕がたなの?」
妙なアクセントだなと思いながら外を見ると確かに夕方なので、
「そうだよ」と答えた。
すると菜々子は重ねてこう尋ねてきた。
「じゃあ、七は何?」
これで私は合点がいった。
娘が訊いてきたのは、今が夕方かどうかではなく、漢字の読みの区切り方だったのだ。
今日、【七夕】の。
父親として、一度言ったことには責任を持たなければならない。
彼女の言うとおり、「夕(ゆう)」が「タ(た)」ならば、残る「七」の読みは当然「たなば」となる。
「ななはな、たなばなんだよ、ナナ」
「そっか、お父さん、なんでも知ってるんだね」
思わず胸を張ってしまう。
「もっかい言って、お父さん」
「なななはな、ばななはばななちょこばなナボコフッッ!」
噛んだ。
【解答】
「七夕」の「夕」が「た」なら、「七」は「たなば」である。
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