ウミガメのスープ

気づけばそこに

作者: 部屋の隅

彼は失恋した。
誰かは喜んだ。
彼は希望を持った。

状況を説明せよ。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

重要な登場人物は3人で良いですか?

はい

誰かは彼が失恋したことによって喜んだのですか?

ぐぇ いいえ

はい

問題文中の2つの”彼”は同一人物を指していますか?

はい

誰かが喜んだから彼は希望を持ったのですか?

そうではないです

いいえ

誰かが喜んだことと、彼が希望を持ったことは、恋愛に関係しますか?

いいえ、なんですね。

はい

彼が失恋したことと、希望を持ったことに、因果関係はありますか?

はい

彼の希望は、職業・学業の進路問題に関係しますか?

うーん、少し違うですね。

いいえ

彼の希望は、物質的な利益に関係しますか?

いいえ

いいえ

彼の希望は、人間関係に関するものですか?

いいえ

では、彼の希望が職業・学業に関係する、という部分は合っていますか?

部分であってるというわけでないのです

はい

ここでいう「失恋」は、いわゆる一般的な男女の恋愛においてのものですか?

はい

はい

誰か と 彼 は、面識がありますか?

はい

いいえ

重要な登場人物は3人は、同性ですか?

いいえ

彼の希望は、マイノリティではあるが、この人間社会に堂々と胸を張って主張できる、といった感じですか?

発想はいいですが・・・もうすこし!

はい

もし失恋せずにうまくいっていた場合、「誰か」は喜びますか?

はい

いいえ

彼の希望は、免罪符のような何かしらの箍が外れたことからの喜びのようなことですか?

いいえ

はい

重要な登場人物は3人とは、 “ 彼 ” をふった女性、失恋(つまりふられた)“ 彼 ” は男性、“ 誰か ” はどちらでも可。ですか?

はい、概ねそれで大丈夫です。

いいえ

誰か は医者ですか?

いいえ

いいえ

失恋した(後に希望を持った) “ 彼 ” は、日本史実上の人物ですか?

いいえ

はい

この出来事が起こっているのは現代ですか?

はい

彼の仕事は特殊なものですか?

仕事と言われるとちょっと・・・違うなぁ・・・

いいえ

“ 喜んだ誰か ” は、一般大衆である不特定な誰か、という意味ですか?

いいえ

いいえ

ファンタジー要素入りますか?

いいえ

いいえ

彼は学生?

いいえ、ですが・・・

はい

失恋した(後に希望を持った) “ 彼 ” には、苗字はありますか?

はい

いいえ

失恋した(後に希望を持った) “ 彼 ” は浪人生?

いいえ、学校はちゃんと卒業してます。

いいえ

彼は子供ですか?

いいえ・・・でいいのかな。

フィクション要素が関係しますか?

この問題はフィクションです。実際の人物企業と何ら関わりがなかったらいいですよね。

いや、フィクションというのは、問題の設定が、小説や演劇など虚構のものか、ということです。

ああ、すいません。いいえ

いいえ

メディア(雑誌・新聞・TV・ラジオ・ネット)は関連しますか?

いいえ

失恋した(後に希望を持った) “ 彼 ” はNEET?

惜しい!

はい

かれはひきこもり?

YES!

誰か は 母親?

↑答えられたら一気に答えですもん。 はい

ひきこもりが、失恋した人に会うために部屋の外に出られたから、親が喜んだし、本人が希望を持った?

順番が!違う!

じゃあ・・・失恋した(後に希望を持った) “ 彼 ” はフリーター?

33番参照

“ 彼 ” をふった女性は二次元?

ありそうだ;; いいえ

彼はネトゲ内で失恋。それをきっかけに脱ネトゲ廃人→オカン喜ぶ→俺の人生まだ終わってないぜ!

なんでそういう構造すぐ思いつくんですw いいえ

ひきこもりであることによってフラれたから、部屋の外に出るようになって、喜ばれ、希望を持った?

違うんです!

ん?告白するために外に出て、失恋→でもオカン喜ぶ→俺の人生終わってない?

いぇええええええっす! 解説いきます!

答え

彼は高校を卒業してから、引きこもりになった。
彼は外の世界が怖かったのだ。自分を傷つけてきた外の世界に。

彼の日課はゲーム、テレビ、ネットサーフィン。
そんな毎日が続いていく。

そんなある日、ふと外の景色を眺めていると、彼の目にある物が飛び込んだ。
外を歩いている可憐な女性。
一目惚れだった。

しかし引きこもりの彼は彼女を眺めることしか出来なかった。
いつもの時間に、いつもの場所を通る彼女を見ることは、いつしか彼の日課となっていた。

いつしか彼は決心する。「立派な人間になって彼女に告白する。」と。

彼は努力した。
必死で職を探し、鈍っていた体も鍛えた。お金も貯めていった。

一目惚れして一年、やっと彼女に話しかけた。
最初は気まずい雰囲気だったが、その内気さくに話しかけられるまでになった。


そして、彼は勇気を振り絞って告白した。


答えはNOだった。
好きな人が他にいるらしい。
彼は泣いた、けたたましく泣いた。この悲しみをどう始末すればいいのかわからなかった。

意気消沈しながら家に帰ってた彼、自分の部屋にまた篭ろうとする彼を母が止めた。

母は話し始めた。
「お母さんはね、あんたが部屋から出てきてくれたのが、すごい嬉しかったんだ。
 あんたが必死に働いて、必死で恋してたの、お母さんわかってたよ。
 今のあんたの姿、立派な大人に見えるよ。
 まだあんたの人生始まったばかりでしょ!
 今までやってきたことは無駄にはならないよ。」


彼は窓から外の風景を眺めていた。
思えば、彼女がいたから自分は外に出れたのかもしれない。
彼女の為に一生懸命頑張って、職にも就いた。
彼女のおかげで、何か人生の大事なものを手にすることができたのかもしれない。

彼は希望を持った。自分の未来。
まだ始まったばかりの自分の人生に・・・
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