ウミガメのスープ

フレーフレー

作者: いなかじん

友達も家族もAを思って励ました。
けれどもAは喜ばなかった。

だが、Bだけは違った。
BはAの意見を尊重し、後押しをした。
だから、Aは喜んだ。

Bは何をしてあげたのか。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

核心BはAの背中を押して(物理)自殺の手助けをしますか?

YES! 簡単すぎましたね

答え

A「君が神様に思えるよ」
B「笑えない冗談だ」
A「本当だよ。ファンです握手してください」
B「本当に、笑えない。神様なんているもんか」
A「そうかい? 僕はいると思うよ。だって君に会えたんだ」
B「うるさい。俺はお前から逃げ出したいだけだ」
A「そんなことないよ。まったく。ぐちぐち言うなら蹴っ飛ばすよ」
B「やめろよ。……本当に性質が悪すぎる」
A「君こそ、こんな僕に助力するのを止めたらどうだい?」
B「……」
A「他の人みたいに、説得したり説教したり、泣いてみたりすればいいじゃないか。案外希望を抱いて心変わりするかもしれないよ」
B「CもDもお前を励ました。家族もお前を励ましてる」
A「嬉しくないよ。それは僕のためじゃなくて、自分が関わりたくないからさ」

びゅーと風が吹いた。

A「君もこんな話、よく受けてくれたね」
B「お前は助けてくれと言ったんだ。伊達や酔狂でそんなことは言わない」
A「……済まない。実は、こんな日が来るんじゃないかって、こうなる前に遺書は書いておいたんだ。君になるべく迷惑をかけないように限りは尽くした。俺のワガママに付き合ってくれて本当に、ありがとう」

Aの病は進行性の病で、全身の筋肉が衰えていくものだった。
長年の闘病もむなしく、今では首から上しか動かすことしかできず、車イスすら自ら操作することができなかった。

Aの心は折れてしまった。
このまま皆の負担になり続けることに耐えられなくなった。
けれども、自ら命をたつことすら、Aにはできなくなっていた。

A「早く済ませてしまおう。ここは寒くてかなわない」
B「1つ聞いていいか? 」
A「なんだい?」
B「お前は寒さを知覚できているのか?」
A「それは内緒としておこう」

Bは、ゆっくりと車イスを押した。
病院の屋上。高さは十分だ。

答え
Aは自分で死ぬことすらできない身体で、生きることに対して心が折れてしまった。
だから、BはAの自殺を手伝うために背中を押してあげた。
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