ウミガメのスープ

ジェントルマン

作者: いなかじん

「たかだか四桁の暗証番号を間違えるはずがないだろう!」

時間がかかりそうだ。
これからの予定もつまっているというのに……トホホ。

小さくため息をつく。

「貴様! ワシのことを笑ったな!」

僕は杖で殴られた。

仕方がないと思いながら、僕はお金を財布にしまった。

状況を補完してください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

ATMですか?

yes!

いいえ

犯罪関係しますか

no

いいえ

犯罪要素はありますか?

no

はい

僕は人ですか?

yes

はい

ワシは勘違いをしていますか?

yes!

はい

ワシは人ですか?

yes

いいえ

僕の職業は重要ですか?

no

いいえ

僕は泥棒ですか?

no

いいえ

老人はATMの鏡で後ろを見ましたか?

no

はい

財布ってポケットにはいるあの財布ですか?

yes

はい

実話ですか?

yes、ですが杖では殴られませんでした

はい

僕は人間ですか?

yes

はい

僕は人間ですか?

yes

はい

ワシがATMで手こずっていますか?

yes!

はい

ワシはatmの画面を見て、何か勘違いをしたのですか

yes! ですが、ミスリード注意です

いいえ

僕はATMに入金しようと思ったが前のワシがちんたらしていたので予め準備していたお金を一旦しまいましたか?

no yes no こんな答えた方でよいでしょうか?

いいえ

犯罪は関係ありますか?

no

はい

5 老人が勘違いしたことは、僕が笑っているということですか?

yes!

いいえ

僕はワシを手助けしますか?

no

いいえ

老人と僕は知り合いですか?

no 赤の他人です

いいえ

僕は別のATMへ向かいますか?

no

16より ワシはちんたらしていましたか?

yesno ええと、例えきびきびしていたとしても成立します。なので、16を修正します

いいえ

atmに写った僕の表情を見られましたか

no!

はい

ワシは暗証番号の入力する場所を勘違いしていますか?

yes! ですが、場所というよりは……

はい

僕は順番を待っていますか?

yes!

いいえ

ワシが老人である事は重要ですか?

no!

はい

ワシはATM以外のことでも手こずっていますか?

yesyesyes!

26より ワシは老人ですか?

yesno!

ワシに貯金はありますか?

yesno

はい

ワシは振込先の口座番号を入力する画面で、暗証番号を入力しようとしていますか?

yes! 想定では引き出しですが、振り込みだとしても大丈夫です!

暗証番号は2828でしたか?

yesno

ワシは出金しようとしていますか?

30より、yesnoとさせていただきます

31 そして殴られた僕は、ワシに25925と思いますか?

ごめんなさい。そのネタ、拾えませんでした

はい

ワシは目が不自由ですか?

yesyesyes!!!

はい

財布は僕の財布ですか?

yes

いいえ

34より そもそもワシは盲目なのでATMが使用できないですか?

noとさせてください。暗証番号の入力はしています

はい

36、暗証番号を入力した人はワシですか?

yes!

いいえ

ワシは色覚異常ですか?

no!

はい

核心暗証番号入力画面の数字の位置をシャッフルする機能は関係ありますか?

yes! 暗証番号って、数字の場所を指が覚えていたりしますよね

答え

今日は久しぶりに皆会う。元気にしているだろうか?

ATMの順番を待っていると、前の人が手こずっている様子。

背筋のしゃんとのびたおじいさんだ。

「暗証番号が違います」
機械音が響く。

「なんじゃと! そんなはずはない!」

ああ、そういえば新しいCDも買いにいかないと。
そうだ、せっかくだし、カメオ監督の映画も見よう。

「暗証番号が違います」

僕の順番がなかなかこない。

「たかだか四桁の暗証番号を間違えるはずがないだろう!」

時間がかかりそうだ。
最近、行きつけの喫茶店に顔を出せてないし、そういえば、ガソリンも入れなきゃな。
たまの休日だし、やりたいことたくさんある。
けど、おじいさんは今も悪戦苦闘。
これからの予定もつまっているだけどなぁ……トホホ。

がっくりと肩を落とすして、小さくため息をつく。

すると、おじいさんはこちらの方を向いていた。
サングラスをかけている。

「貴様! ワシのことを笑ったな!」

「ええ! そんな言いがかりですよ!」

「うるさい!」
手に持った白い杖で僕を叩く。

慌てた行員のスタッフが飛んできて、事情を確認すると、おじいさんを窓口の方へと案内していった。
ペコペコと頭を下げていたけども、大事にするのも嫌だったので、適当にあしらった。

やれやれとんだ災難だった、とATMを操作。
ええっと……1だから左上左上……。

自分の暗証番号をディスプレイに打ち込もうとして気がついた。
数字の場所がバラバラだ。
最近の暗証番号入力画面は、防犯強化の一環で、数字の場所がランダムに設定されているんだけっけ。

あのおじいさん、白い杖を持っていた、ということは目が不自由だったんだな。

きっと暗証番号も、数字の場所で覚えていたんだろう。

「もう、おじいちゃん! 私が来るまで待っててって言ってたじゃない!」
「うるさい! 金ぐらい自分でおろせるわい!」

連れの女性だろうか? 血相を抱えておじいさんの方へ走っていった。

そういうことなら仕方がないなぁ、と僕はおろしたお金を財布にしまったのだった。
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