ウミガメのスープ

脱出Tube

作者: Ratter

「おや、目を覚ましましたか?」
目深にフードをかぶった男が話しかけてきた・・・いやよく見るとこれはTVに写った映像のようだ・・

気がつけばここはコンクリ打ちっぱなしの壁に囲まれた部屋、
正面のテレビ画面の下辺りにハッチのようなものが見える。

ハッチには取手がついておりその取手には鍵が繋がれているようだ・・

そして、自分の首には巨大な手錠のような輪が取り付けられており・・
その首錠から伸びたロープは天井の方に伸びており、壁の上部にあいた隙間から
隣の部屋へとつながっているようだ・・

鍵を手に入れようと壁から鍵の方へ離れ歩いてみると、壁の向こうからグモった声が聞こえた。

「さて、今回も恋人同士の御二方に・・あ、いや別れ話の最中でしたかね?
まあ、御二方にお越しいただきました。

今回はごく単純です。目の前に見えている鍵
その鍵はその首錠とハッチの鍵になっております。

ええ、今回は首錠が自動で締まるとかそういった仕掛はございません。

ロープの長さも十分ございますので・・首をつってしまうという心配もまあ、まずございません。

ええ、簡単でしょう?

ああ、そうそう、あまりに簡単すぎますので・・その部屋、だんだんガスが充満する仕組みになっております。
空気よりも軽い気体ですので・・今は天井付近にたまっているだけですが・・30分もすれば部屋がガスに満たされますので・・
脱出はお早めにおねがいいたします。


ブツッ TV画面が暗転した。

・・・この男のことは知っている。何を考えているのかネット上にこうしたデスゲームの様子を
定期的にアップロードしている変質者だ・・

奴のいままでの動画の傾向から言って・・首から延びるこのロープ・・
壁の向こう側では彼女の首に同じように繋がれていることだろう。

しばらく考えて・・俺は行動をおこした。


・・・

こうして俺は死ぬこととなった。



どうして俺が死ぬこととなったのか?
経緯まで明かしてくれることを望む。


※文末がちょっと変わっていますが、ウミガメですので回答者は全て知っている視点で回答いたします。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

実際に、彼女と俺は同じ首の繋がれ方をしていましたか

Yesです。

いいえ

奴のいままでの動画の傾向から言って・・首から延びるこのロープ・・壁の向こう側では彼女の首に同じように繋がれていることだろう。←彼女の姿は見えていますか?

Noです。壁で仕切られている(上部の天井との間に隙間がありそこをロープが通っています)がめ、みえません。

いいえ

前にも自分たちの動画をアップロードされたことがありますか?

Noです。 えーっとタグでまとめられてます。(漏れもありますが) http://sui-hei.net/mondai/tag/%E8%84%B1%E5%87%BA%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC

いいえ

デスゲーム主催者の言っていることに、嘘はありますか?

No かなないです。(まあ、簡単かどうかはおいといて・・

はい

このデスゲームに、生き残る道はあるのですか?

Yes あります。

いいえ

死因は縊死ですか?

Noです。

はい

女は生き残りましたか?

Yesです。

いいえ

死因は時間切れによる毒死ですか?

Noです。

いいえ

男は自己犠牲で、女を生かしたのですか?

Noです。

充満するガスは毒ガスですか?

YesNo 意識を失う程度のもので考えていますが、解説でもあまりガスの種類は特定しておりません。

男はこの部屋を脱出しましたか?

この? Yesかな?

いいえ

男の首錠と女の首錠は連動していますか?(紐で繋がっている以外の要素において)

Noです。ロープでつながっている以外特別な機能はないです。

はい

男の部屋には、首錠とハッチの両方の鍵がありましたか?

Yes というかまあ、同一の鍵となっています。

はい

空気より軽い気体とは、酸素(空気の約80%程度を占める窒素よりは軽いため、空気よりも軽い)ですか?

Yes まあ、別にヘリウム100%でもいいです。たぶん100%なら吸えば意識失うかもしれんし(=゜ω゜)ボー

いいえ

男の目の前にある首錠とハッチの鍵は、男が手に取れる状況にありましたか?

No ロープの長さが足りません。

いいえ

男はガスから逃れるため、姿勢を低くしようとしましたか?

No まだ時間余裕がありましたので

いいえ

男が死ぬことが、女が生き残ることに必要でしたか?

Noかな。死ななくてはならないということはないかも。

はい

男は自分の首錠とハッチの鍵を手に入れましたか?

Yes 手に入れました。

首錠とハッチの鍵は、2本ずつありましたか?

各部屋1本ですかね。 首錠とハッチの鍵は同じものです。2本づつあっても成り立ちます。

はい

男は、女を犠牲にして自分だけ鍵を手に入れて助かろうと思いましたか?

Yes? 正確には 犠牲になってもいい。 と考えました。

男が死んだのは、自らのミスのせいですか?

まあ、Yesかも?助かる手順を踏まなかったという意味で。

いいえ

男は女の部屋へ移動しましたか?

Noです。行けません。

いいえ

2人が協調して、相手が鍵を取るのをサポートすれば(相手の部屋へ近づく)2人で助かれるけれど、協調せずに、2人揃って部屋の反対側の端にある鍵を取りに行ったため、綱引き状態になり……ですか?

No 相手の部屋との仕切りに近づくだけではロープの長さが足りません

どちらかが鍵を取るためには、もう片方の人間の首を吊らせる必要がありますか?

必要があるかと言われると YesNo もう一つ方法はありますが・・男はその方法を取りませんでした。

いいえ

11 脱出した時、男は既に死亡していましたか?

Noです。

はい

男は女を(井戸のつるべみたいに)宙ぶらりんにするつもりで、ロープを引っ張って、鍵に近づこうとしましたか?

Yes その方法を取りました。

いいえ

男は女になにか提案をしましたか?

Noかな

はい

男がいる部屋から安全に脱出するための出口=ハッチですか?

Yesです。そこしか出口有りません。

いいえ

死因は窒息死ですか?

Noです。

はい

男は、鍵を手に入れて、自分の首錠を外すところまでは成功しましたか?

Yes です。

いいえ

男は壁を登りましたか?

No24でいうもう一つの方法はそれですが しませんでした。

脱出できなければ、男と女は死にますか?

まあ、いずれは。死因はガスか餓死かというかんじですが。

男は、女の手によって殺害されましたか?

解説では・・直接手を下してないのでNo 間接的にといういみではYesかもしれません。

30より。 ハッチから脱出するのにも成功しましたか?

ある意味Yesです。

男の首錠が外れたことによって女も自由に動けるようになったので、女も脱出し、彼女の首をつってまで鍵を取りに行った男を復讐で殺しましたか?

YesNo 33のとおりです。

はい

男は、首錠を開錠することができましたか?

Yesです。

はい

女は男と同じ条件に居ますか?

Yesです。

はい

男の

Yes?装置というほどのものでもないですが

男が首輪を外したら、落下して死にますか?

('_'?)...ン?Yesとこたえていいのかな・・?

はい

女は、首錠を外したあとハッチから脱出したので、生き延びましたか?

Yesです。

いいえ

女は首を吊られた後、すぐに自由に動ける状態でしたか?

Noですかね。首閉まらないようにする必要があったので。

女の脱出方法は35のとおりですか?

YesNoです。足りていません。

39 男が首輪を外したら男が落下して死にますか?

39と変わらず、Yesとこたえていいのかなぁ・・?? です。

いいえ

死因は圧死ですか?

Noです。

はい

女は、瀕死の男を見殺しにしましたか?

Yesです。

いいえ

ハッチは、男のいる部屋全体に及んでいるので、無計画にハッチを開けると転落死しますか?

NoYesです。別に部屋の床が抜けるわけではないですが・・

はい

安全に脱出する為にはロープか首輪が必要でしたか?

Yes orというか

はい

核心ハッチの下は落とし穴のようになっており、女は首錠につながっていたロープがあったので安全に降りることができたけれど、男は気づかずに落っこちて瀕死ですか?

Yes正解

はい

ハッチを開けるとかなり深く、ロープを使えば脱出可能であったが、ロープは女側に渡ってしまっていたので、男は意を決して飛び降りたが助からなかったますか?

Yes でも瀕死でした。

答え

幸いにして手を縛られたりはしていない。部屋の向こうの彼女に壁ギリギリに立ってもらうように声をかけ
部屋の隅の鍵に手が届かないか試してみることにした。

が、ギリギリまで伸ばしてみるがどうやっても届かない・・手ももちろん届かないし、足もギリギリで届かない。
まるでぎりぎりになるようにロープの長さが調整されているかのように。
そうこうしている内に彼女が声をかけてきた。

「あなたのほうが背が高いんだからあなたが壁の近くに来たほうがロープに余裕ができるんじゃない?」

仕方なく彼女の言うとおりにしてみるが・・当然彼女のほうが背が低い分手足だって長いわけではない
やはり彼女も届かないようだった。

「飛び上がって天井の隙間に指をかけるくらいは出来ないの!?運動神経だけが自慢なんでしょうに!」

言われて気づく。確かに天井までの高さは3m程度だろうか・・?
思い切り飛び上がれば指を隙間にかけることは出来なくはなさそうだ

自分が天井からぶら下がっている間に彼女に鍵を取り外してもらうことは可能だろうか・・?

そう考えていた時、なぜ彼女と別れ話をしていたのかを思い出した。

・・・
そう、なぜ俺があの男の挙げる動画を知っていたかというと・・
彼女があの男の動画のファンであるということを知ってしまったからであった。

あの男の動画に魅入られてからというもの、彼女は食い入るように毎日あの動画を見るようになり・・
ついには自分でもやってみたい などと口走るようになっていた。

薄ら気持ち悪くなった俺は彼女のことが恐ろしくなり、別れ話を切り出した。

そんな彼女を信用できるだろうか?

もしかして自分が必死にぶら下がってロープの余裕を作っている間・・
首錠を外した彼女が・・外れた首錠をハッチの取手にかけてしまったりはしないだろうか?

そんなことを考えた俺は、彼女に自分の命を握らせることが怖くなった。

そう、二人共が生きて脱出するということを考えなければ、
あの男の言うとおり今回の仕掛けは簡単なのだ。
体格の違う二人。俺のほうが彼女の首がしまることなど気にすることなくロープを引っ張ってしまえばロープには十分な余裕ができる。

そうして鍵まで辿り着いてしまえば・・あとはハッチを開けて脱出するだけなのだ・・

なに、両手は開いているんだ。宙吊りになっている間 両手でロープを掴んでぶら下がりさえすれば・・首がしまることもない。

とってから鍵を取り外すのに多少の時間はかかるかもしれないが・・まあ、ガスがどの高さまで降りてきてるかにはよるとはいえ・・
彼女だって必ず死ぬワケじゃないんだ。

そう思い、力任せにロープを引っ張ることにした。






数分後、首錠を外し晴れて自由となった俺はハッチを開けて愕然としていた。
てっきりハッチの下ははしごにでもなっていておりられるものと勘違いしていたが・・ハッチの下は10mほど下にコンクリの地面が見える・・
体育館の天井あたりからの眺めといったかんじだろうか・・?

飛び降りたら・・骨折は免れないだろうし・・ヘタしたら死ぬ・・

そんなことを考えていたが・・もう時間がない・・どうにかならないか?

そう考えていたとき・・今まで首につながっていたロープがないことに気がついた・・
どうやら彼女は死ななかったようで・・彼女が鍵のところに向かった際にロープは向こう側に落ちてしまったようであった・・

いや・・そんなことはどうでもいい、もうガスがいつ迫ってきてもおかしくはない。

俺は意を決して飛び降りた。




【10m下の大部屋。】

どうやら飛び降りても死ぬことだけは免れたようだが・・大怪我をおってしまったようだ・・身動き一つ出来ない。
そうしていると・・反対側にあるハッチが開くのが見えた・・
どうするのかと眺めていると・・ハッチから長いロープが垂れ下がってきた・・

どうやらあの首錠をハッチの取手に引っ掛けて垂れ下げたのだろう。
彼女が器用にロープを伝って降りてくるのが見えた・・

彼女は俺を一瞥するとそのまま部屋を出て行こうと・・したところで
フードの男が部屋が戻ってきたところに出くわした。

「おや・・今回は1名生存ですか・・あなた、私の動画をよくご覧になってくださっているようですが・・今回はいかがでしたか?」
「落第点ね。あなたの動画は【利己的に動いた人間】が惨めに死ぬのが醍醐味でしょうに?こうして私に見破られて生還させるなんて飛んだ失敗作だわ!」
「おや、これは手厳しい。では今回のいきさつはお蔵入りさせたようが良いですかねぇ?」
「ええ。それをおすすめするわ。次はもっと面白いのをお願いね」

こうして動画がNetにアップされることはなくなり・・俺は誰にも状況を知ってもらうことが出来ずそのまま数日後、朽ち果てることとなった。

終わり。

— ええ、いつもの通り長いです(=゜ω゜)ボー

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