ウミガメのスープ

信号が赤に切り替わった瞬間

作者: ドタオング

ある男が車の運転中、交差点でタイミング悪く信号に引っかかった。
男は信号の色が切り替わる様子をボンヤリ見ていたが、
その信号が赤色に切り替わった瞬間、突然男はアクセルを踏み、全速力を出した。
結果、男は向かいのトラックと衝突し、死亡してしまった。

なぜ男は突然アクセルを踏み出したのだろうか?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

男はアクセルを踏む前に何かの音を聞きましたか?

NO

いいえ

信号にひっかかった=赤信号で止まる、ですか?

NO 黄色の直前で車がたくさんいたので止まった、の方が成り立ちます

△

信号を見間違えましたか

YESNO

はい

その信号が赤色に切り替わった瞬間、のその信号とは、男が運転する車が従うべき信号(歩行者じゃなく車用の信号)ですか?

YES

はい

男は信号が黄になるのを見ましたか?

YES 青→黄→赤になるのを見ていました

△

トラックは止まっていましたか

関係なし トラックは重要ではありません

いいえ

他の車が動いたから動きましたか?

NO 信号を見て自ら動きました

いいえ

信号が赤になった後(→)見たいなやつが光る信号が下にあって→に曲がる車だけ動けるような信号でしたか

NO 男は矢印を見て動いたのではありません

いいえ

青と赤を見間違えましたか?

NO 男は赤だと認識してました

いいえ

何かに追われてますか?

NO

いいえ

登場人物は男だけですか?

NO! 『研究者の人』が出てきます!

いいえ

男は赤緑色盲ですか?

NO 赤緑色盲ではないと思います

△

男は、赤が、進めを表す色だと勘違いしましたか?

YESNOとだけ

はい

車の中には男だけですか?

YES

いいえ

牛は関係しますか?

NO 何故その発想になったか気になる…

△

11より研究者の男

YESNO! 仲間というより、男は実験者でしょう

いいえ

11より。男は研究者に、何か体をいじられましたか?

NO ですが、「間接的に脳を弄った」と言えるかもしれません

いいえ

男は赤色で興奮しますか?

NO 興奮はしません。が…

はい

洗脳ですか?

YES! そうとも言えるかもしれませんね!

いいえ

男は赤が青に見えていましたか?

NO

いいえ

非現実的要素はありますか?

NO?

はい

男は、催眠術的な暗示をかけられましたか?

YES 男はどんな実験をしていたのでしょうか?

はい

核心研究者によって、男は、赤信号でアクセルを踏むように洗脳されましたか?

YES!正解とさせて頂きます! が、その実験内容を当ててもらいたいです

★
はい

赤を見ると何か行動をすると言う洗脳ですか?

YES! 男は青、黄、赤の三色ランプを見せられていました! そして男の足元には一つのボタンが…

はい

向かいのトラックとは交差点をはさんだ向かい側ってことですか?

YES 特に重要ではないです

△

23より。それは、男にとっても利益となるような内容の実験でしたか?

YESNO そのバイトが高日給だという点では利益がありますが、実験内容に利益はありません

△

ふむ。自殺に見せかけた殺しができるように、という実験ですかね?

YESNO 分からないのです

△

23より研究者に殺意はありましたか?

YESNO 分からないんです

はい

核心赤いランプがついたら足元のペダルを踏むような仕事をしましたか?

YES! 正解とさせて頂きます!

★
はい

核心赤ランプがつくと足元のボタンを押すように洗脳されましたか

YES! 正解とさせて頂きます!

★
はい

客観的にみて、研究者には事故を予測できましたか?

YES! 何故研究者達がそのような事をしてるのか?それはまた別の機会に…

答え

大学生の男が、高日給の短期アルバイトに採用された。
『椅子に座ってちょっと作業をするだけの簡単な仕事です!毎日5時間働くだけでこれだけの給料!バイトさん急募集!(10時よりバイト開始)』
なんて広告、少しいかがわしいかなとは男も思ったが、それ以上に高値な給料が魅力だったのだ。



バイト先は研究所のような建物だった。
駐車場から外に出ると、男の担当者らしき者が。


バイト内容はこうだ。
「我々はとある研究をしており、丁度実験者が欲しかった所だ。
バイトというより、ちょっとした実験をしてもらおう」
「は、はい!」
「まずはここの部屋に入ってくれ。そこには椅子と三色のランプ、あとは椅子の足元にボタンが設置されている」
そう言われて部屋に案内される。
すごく真っ白な部屋だ。
どこまでが天井か一瞬分からなくなる。
「君には椅子に座ってランプを見ていてもらいたい。ランプは順に『青』、『黄』、『赤』と切り替わる。そして色が『赤』に切り替わった瞬間、ボタンを右足でしっかり押してくれ。
これを5時間繰り返したら終了だ」


男は最初「それくらいなら簡単ですよ!」と意気込んでたが、いざやってみると退屈で退屈で仕方がない。
…それどころか苦痛を感じる。
こんな単調・簡単な作業で何故あんなに給料が貰えるのかと男は不思議がっていたが、なるほど、これは妥当だなと納得した。




作業を続ける内に、だんだんと男の頭が麻痺してきた。
もはや頭にあるのは、目の前で点滅するランプのみ。
『赤になるたび、右足でしっかり足元のボタンを押す』
これを繰り返す内に、まるでランプそのものが脳に刷り込まれるような……そんな感覚に陥った。
「(というかこれ……どこかで見た事があるような………)」









『ガチャッ』

不意に後ろから音がした。
「お疲れ様。時間だ」
先ほどの研究者らしき人が部屋に入ってきた。
どうやらやっと5時間が経過したようだ。
…これでまだ5時間?
…遅すぎじゃないか?
てっきり8時間は働いてた気はするが…
「どうだい?大変だっただろう」
「え、ええ…正直辛かったです…」
男は一つ質問した。
「あの……今何時か分かりますか?」
「ん?…午後6時10分だが?」

男は車に乗り、自宅へ向かった。
…頭がボンヤリとする。
まださっきまでのランプの事が頭に残っている。
青、黄、赤か…
青、黄、赤…
赤が光ったら右足でボタンを…
…そんな事をボンヤリと考えている内に、いつの間にか交差点まで来ていたようだ。
しかしタイミング悪く信号に引っかかってしまう。
そして男はその信号のランプが移り変わる様子を見て………
「(……あ…れ…?)」



「(青……黄………赤…………)」



















気がつくと、男はアクセルを全開で踏んでいた。

— 叙述トリック無しの探索型問題

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