ウミガメのスープ

誰もいない街

作者: アマレット

出張から戻ってきた男
大好きなB級ホラーの観賞を始めた
しばらく経つと画面から死霊の姿が消えた
怖くなった男は外に飛び出し繁華街へ走った
いつもは人でごった返すその場所は真っ暗で
誰の姿も見えなかった
男が大声で泣き出すと蝋燭を持った人びとが
ひとり、またひとりと男に近づいた

一体男の身に何が起こったのだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

男の仕事は重要ですか?

No! 職種は重要ではありません。

いいえ

男が怖がった理由は単にホラー映画の出来がよかったためですか?

No!!

はい

出張から帰ってきた直後であることは重要ですか?

Yes!!

はい

画面に現れた死霊の姿は、B級ホラーの内容とは無関係のものですか?

Yes!

はい

死霊の姿が消えたことは科学的にありうる現象ですか?

Yes!! ※ミスリード注意!

はい

繁華街には、蝋燭を持った人と男以外は居なかったのですか?

Yes!!

はい

「大好きなB級ホラー」とはホラー作品の事ですか

Yes! 男はDVDをレンタルしてきました

はい

核心ホラービデオを見ていたら停電が起こって、びっくりして外に出たら停電対策の蝋燭持った人がでてきた、ますか

Yes!!!!! 正解です!

いいえ

その町では大規模な工事が行われていますか?

No!

はい

核心停電は予定されていましたか?

Yes!!!!!計画停電でしたが、男は海外出張から戻ってきてすぐにDVDを見始めたので知る機会がありませんでした!

はい

核心計画停電のように予告された停電だったのに、ホラー見てたら予告情報をスルーしてしまいましたか?

Yes!!!!

いいえ

男が出張に行っていた間にも頻繁に停電が起こっていましたか?

No! その町では初めてでした

季節は重要ですか?

YesNo! 数年前の春のことでした

答え

数年ぶりに海外出張から戻った男
ずっと楽しみにしていたB級ホラー大作のリメイク版を
レンタルし、いそいそと家のプレイヤーにセットする
ブルブル震えながら楽しく観賞していたその時
ガチャン!とテレビの画面が真っ暗になり
静寂が訪れた
怖くなった男は何故か外灯も消えている道を走り
繁華街へ向かったそこにも人の姿は見えなかった
『う、うわーーーん!!!』
たまらず泣き出す男、そこへすーっと扉を開け蝋燭を持ったおばちゃん達が近づく
『どうしたね?あ、あんたひょっとして計画停電のこと知らんと?』

『え?計画・・停電??』

おばちゃんに丁寧に教えてもらってほっとした帰り道
『べ、べつに死霊なんて本当にいるわけないんだから』
と強がりを言いながら何度も後ろを振り返りながら
早足で家路を急ぐ男がいた

— 恐怖に震える

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