ウミガメのスープ

月曜日の憂鬱

作者: ゆうじろう

月曜日は、カメオにとって憂鬱なものでは無かった。
週一回のカメオの図書当番に、毎回必ず現れる女性徒と会えるからだ。
彼女とは言葉も交わさずただ本のやり取りを繰り返すだけだが、カメオはとても幸せだった。

その日、彼女はいつも通りに本を返しに来た。
けれど彼女が帰った後、何時もなら上機嫌な筈のカメオが深く落ち込んでいた。

さて、カメオに何があったのでしょう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

カメオは失恋しましたか?

yes!失恋しました!

いいえ

彼女は続き物の最終巻を読み終えたので、もう図書館には来ませんか?

no?もう来ないかどうかは分かりません。

はい

どんな本を借りていたかは重要ですか?

yes

いいえ

カメオは彼女に恋人がいると気づいてしまいましたか?

no,

いいえ

本のタイトルは重要ですか?

no,重要ではありません。

いいえ

カメオは本のタイトルで失恋しましたか?

no,

いいえ

彼女には好きな人がいますか?

no,

いいえ

彼女は誰かと一緒に来ましたか?

no,

いいえ

月曜日で無くてはいけませんか?

no,

はい

本の中にメモを挟んでいましたか?

yes!挟んでました!

はい

10より、そのメモをカメオは見ましたか?

yes?挟んでたものは見てます

いいえ

デートの誘いのメモがそのまま残っていてがっかり…ですか?

no

はい

核心メモがなくなっていましたが、彼女からリアクションがなかったので振られたと言うことですか?

yes!正解ですが、もう少し補足が欲しいです!

はい

核心彼女は長編シリーズの本を借りていて、カメオはその続きにメモを挟みましたか?

yes!13と合わせて正解です!

いいえ

本を貸し出すシステムは筆記によって処理しますか?

no

はい

彼女は毎回同じ本を借りて行きますか?

yes,シリーズ物なので。

答え

カメオはいつも決まって月曜日に図書室へ来る女生徒が気になっていた。彼女ばかり見ているが故、気が付いた事がある。
彼女はとある長編シリーズの小説を一冊ずつ順番に借りていっているのだ。本を返してすぐに次の巻を借りていく。

それに気が付いたカメオは、次に彼女が借りるであろう本にメモを挟んだ。
「この本、とても面白いですよね。オレは○○が格好よくて好きです。」
他愛もない雑談。こんなもの、無視される可能性の方が高い。だけどカメオは、一週間をドキドキしっぱなしで過ごした。
次の月曜日、返却口へと返された本には、なんと彼女の返事が書かれたメモが挟まっていた。
女性経験の無いカメオにはそれだけでもう昇天もの。それからというもの、本を使った彼女とのメモのやり取りは続いた。彼女は律儀で、毎回必ず返事を書いてくれる。カメオにはそれが嬉しくてたまらなかった。

しかし彼女の借りていた長編シリーズも残すところあと一巻。これが終われば彼女が次にどの本を借りるのか、そもそも図書室に来てくれるかどうかも分からなくなる。
カメオは意を決して最後のメモを挟んだ。

「貴女が好きです。 カメオ。」

次の月曜日、彼女はいつも通りに本を返しに来たけれど、毎回必ず挟まれていたメモはいくらページを捲っても見付からなかった。
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