お当てくださいませ。
ヒヒッ、それでは私の秘蔵のコレクションをご覧になっていただき・・
おや、あなた方は謎解きギルドとして名高いラテシンのメンバーの方々ですか。
それでは、ただモノを見ていただくだけでは失礼というもの。
では、こういたしましょう。
私がこのコレクションに付してある解説を先にお話いたしますので
それが何なのかをあてていただくことといたしましょう。
なに、あなた方が普段20の扉と呼んでいるものでございますよ。
え・・?嘘?
ヒッヒッヒッ・・館長たる我がお客様に嘘をつくなんてありえませんよ・・
えーぇありえませんとも。
そうですねぇ質問回数は通常に習い20としましょうか。
それでは・・
************************************
こちらの品は、いじめられたことが原因となり自殺をした少年が残した遺品となっております。
彼はいじめられており、一度は救いの手を差し出されたにも関わらず・・結局自ら命を断ってしまいました。
そんな彼が、もったいなくも残したままの逸品となります。
さて。それが何なのかをお当てくださいませ。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
遺品として現実的にあり得るものですか?
ヒヒッ わが博物館ならでは といってよいでしょうな。 Noかと存じ上げます。
それに実体は有りますか?
Yesにございます。
その逸品は、生物でしたか?
ふむ。そのようにございますなぁ。Yes
それは生物だったものの一部ですか?
Yesにございましょうなぁ。
参加します。腕だとして、本人のものなのかそれとも…。
ようこそいらっしゃいました。歓迎申し上げす。ヒヒっ
『逸品は、自殺した少年に救いの手を差し出した者の、その差し出した腕ですか?』
おやぁ、この聞き方ではどちらとも取れますなぁ。Yesでもあり、Noでもあり。
その逸品は救いの手を差し出した者自身の腕ですか?
Noで御座いますな。
逸品は自殺した少年自身の腕ですか?
Noに御座います。
少年に救いの手を差し出した人物の特定は重要ですか?
Noに御座いますな。
その腕には、非現実的な能力がありますか?
Yes ええ、御座いますとも。
少年に救いの手を差し出した人物の特定は重要ですか?
Noで御座いますな。
その逸品は、「猿の手」と呼ばれるものですか?
Yes で御座いますが、それだけで正解を差し上げるわけには参りませんなぁ。
自殺した少年は猿の手に願い事を叶えてもらいましたか?
Yesに御座いますなぁ
少年が猿の手に願った結果、イジメはなくなりましたか?
Yesに御座いますな。えぇ、それはもう綺麗さっぱりと。
少年以外にも死亡した登場人物はいますか?
Yesでしようなぁ
少年以外にも死亡した登場人物はいますか?
Yesでございます
いじめっこ達は皆、死にましたか?
Yesに御座いますな。
核心猿の手はまだ願い事が残っているまま遺されていますか?
Yesでございますな。そもそも物当てでございますゆえ、彼に起こった出来事などそのヒント以上の価値はないのでございますよ。ヒッヒッヒッ。
答え
では、ご覧頂きましょう。お察しの通りこちらが【猿の手】、いや厳密には世にも珍しい【使用回数を残したまま使用者を失った猿の手】にございます。
既に何があったのかはお察しとは存じますが・・
あるところに少年がおりました。
身よりもなくやや知的障害な面を持っていた彼はそれゆえに学校でいじめの格好の標的となっておりました。
ですが、障害ゆえか純粋無垢だった彼はいじめっこたちを恨むことはございませんでした。
ワタクシはそんな彼を不憫に思い、わずかばかりではございますが彼に「救いの手」を差し出すことにいたしました。
ええ、猿の手にございます。
「これは3つの願いを叶えてくれる、猿の手というものです」
そう申し上げて手渡すと彼は予想通り、こう願いました
【みんなが自分をいじめなくなるといいな】
彼の願いはかないました。翌日、彼以外の学校の関係者が皆謎の死を迎えたのです。
ええ・・彼の願いはかないましたとも。
彼の言う【皆】は彼を虐めることは不可能になったのですから。
ですが・・どうやら自分がそう願ったせいで皆が死んだことにどうやら気づいてしまった様でございまして。
で、彼は責任を感じて、残り2つの願いを【残したまま】自らの命を断ってしまった
というわけでございます。ええ、まったく・・変なところの頭の回転だけは早いものですなぁ、ヒヒッ。
ええ?・・ワタクシのせいじゃないかって?
いえ、ワタクシにもまったく予想外な話でございまして。
良かれとおもって彼にこれを渡したといいますのになぁ・・ヒヒッ
ですが、彼の浅はかな行動のおかげてこのような珍品が手に入ったのですから望外の喜びというものでございます。
彼も最後に人の役に立てて草葉の陰で喜んでいることでございましょう。
はぁ。何がそんなに珍しいのかと・・?
猿の手といえば、1つ目の願いによって死んだ人間を生き返らせようと2つ目を願い、
2つ目の願いにより化け物として生き返ってきた者に襲われ3つ目の願いにて再び墓に送る
ここまで一連で願いを使い切るのがセオリー・・
普通は、望まぬ形でかなった願いに抗うため、次々とまた願いを重ねていき、
それこそ、あーーーっというまに願いを使い切ってしまうものなのですよ・・
ククク。それが、彼が人の善意をうらぎるなどという浅はかな行為をしてくれたおかげで
我が博物館には
【未使用でもなければ使用済みでもない】
という珍しい品がのこされた。
というわけでございます。
あぁ、そうでございますねぇ。正解には報酬がつきものでございますな・・
さて・・どういたしましょうか・・
そうですなぁ・・見事に解答なさった皆様には報酬として残り2つの願いを使う権利をさし上げてもよろしいのですが・・
どうです?お使いになりますか?ヒッヒッヒッ
— えーっと・・ラテクエまでに終わるといいなぁw
参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。
💬 参加者チャット
まだ発言はありません。
この問題、気に入りましたか?
📺 配信・対面での出題にご利用いただけます。ご利用のルール(出典・改変について)