ぶったりしてごめんね

*



みんは、部屋の壁にGがいるのを発見した。



とっさに、持っていたマグカップをかぶせてGを捕獲！



…したのはいいが、殺虫剤にもホウキにも手が届かない。



このままじゃ処理できない…でも、手を離すと飛び出し危険。



ひぃぃぃぃっ！！！ 中でカサカサいってる((((；ﾟДﾟ)))))))



みんは、マグカップを押さえたまま固まってしまった。





ガチャ！



「ちょっと、うるさいよ！お客さん来てるのに」



苦情を言いに乗り込んだムク、もとい救世主登場！



「じ、Gが… たーすーけーてー」



「何だGか。ちょっとかして！」



ムクがマグカップを取り上げた瞬間、Gが舞う！



「◎△＄♪×￥●＆％＃☆！！！」



奇声を上げて逃げ回るだけのみん。



チョロチョロ移動するGに向かって、ムクはマグカップを振り下ろし続ける。



ぐちゃぐちゃになって行く部屋。



「あ、あの…殺虫剤…」



殺虫剤を差し出したが、殺気立ったムクには聞こえないようだ。





数分後。Gもマグカップも部屋も無惨な姿になっていた。



「おおう…でもありがとう」



「ふー…じゃあ、今度こそ静かにしててよ」



「うん、ごめんよ」



後片づけが大変なのは痛いけど、Gを退治してもらって助かった。



しかし、愛用のマグカップが…どうしよう。



あ、そうだ！ラテシンのマグカップ買えばいいじゃん。ポチっとな。(ステマ）









〜言い訳〜

べ…別に、ラテシンの為にマグカップ買ったんじゃないんだからね！

たまたま気に入ったから…じゃなくて…えーと…

そう！ちょうど愛用のマグカップがダメになったから買っただけ！それだけよ！

という問題を作ってみたかったのですw

決して、買ったマグカップを見せびらかしたかったとかいう理由ではないのです。





※この話はフィクションです。ムクさんは虫も殺せないような優しい人です。たぶん。