水平思考推理ゲームには、発想力/想像力/論理的思考力/柔軟思考力が必要です。
発想/想像/柔軟思考で質問をし、論理的思考で質問で得た要素を繋げていきます。
しかし、最初は何から質問したらいいか、途中で詰まって何を質問すればいいかわからない、そんな場面に直面した事はありませんか?
そんな時はその問題の外堀を埋める「基礎質問」をしましょう。
例「男はソレをした。そして泣きながら死んだ。」
基礎質問で情報を沢山だした後は、なにが重要でどれを重点に置いて考えるかを決める必要があります。
そこで情報を絞り込む質問をします。
これは文字通り重要度を聞く質問です。
問題において、○○がなければ起こらなかった等のキーとなる要素が重要となります。
これは得た情報の関係性を明確にする質問です、例えば
「男が死んだ」
「殺人事件が起こった」
この二つの情報が得られたとしてありがちなのが、「男は殺人事件の被害者か、それに近い者」という推論で質問を先に進めていってしまうこと。
実は、「男は殺人事件と全く無関係の事故で死んだ」が真相だったということは少なくありません。
したがって、誤解を減らすために「男は殺人事件の被害者(関係者)?」といちいち確認することが必要です。
そこから「なぜ死んだのか」「誰が誰を殺したのか」などを考えていくといいでしょう。
これは場面設定を限定的にすることで、連想の手助けとなります。
例:「男はお金が大好きだった。しかし遺産を受けとらなかった」
男性でないと成立しないのならば、男性特有の事象がかかわるでしょう。
お金が好きでなくとも成立するのならば、性格は関係なく受けとれなさそうです。
遺産でないと成立しないのならば、遺産を残す側がミソであることが推測できます。
途中経過のまとめも大事です。
問題が長引いたとき、いままでの要素をつなぎあわせ「~であっていますか?」と質問して、整理しましょう。
そうすると後は何を当てればいいのかわかり、新たな発見もあるかもしれません。