問題を出題した後、謎を解こうとする質問者を戸惑わせることなくスムーズに進行するためのコツを紹介します。
正解が出るまでに予想以上に多くの時間がかかってしまう、質問者がなかなか真相に気づいてくれない、などの悩みを持つ方はこのページを一読してみてください。
なお、問題を進行するための出題フォームの使用方法は出題フォームの使い方に説明がありますので、そちらを見てください。
[良い質問]をつけたりヒントを出したりすることで、質問者が重要な情報や最終的な真相に気づきやすくすることを誘導といいます。
上手く誘導すれば、質問者が問題の真相を推理しやすくなります。
問題作成時、または出題前に、どんな誘導をするかある程度のイメージをつくっておけば、本番の進行がスムーズです。
出題する前にもう一度自分の問題と解説を見直して、
をはっきりさせておきましょう。
これらが、様々な質問に対してどう回答するか、参加者にどんなヒントを出すか、つまりは誘導の方針を決める基礎となります。
出題前に、「この問題に対してはどんな質問が来そうか?」を想定し、それに対する回答を決めておきましょう。
例:
このように、質問と回答をあらかじめシミュレーションしておくことで、出題の最中に戸惑うことなく進行することが出来るでしょう。
さらに、「この質問に対しては[良い質問]を付ける」とあらかじめ決めておくことも有効です。
どんな質問が来るかを予測するには、参加するときや自分が質問者として参加していたときの経験が参考になります。
参加者からの質問に対して[良い質問]を付ける事により、質問者の注意を引く事が出来ます。
質問者は[良い質問]のついた質問と回答を手掛かりに、問題の真相にさらに迫ることが出来ることでしょう。
基準は出題者によりけりですが、代表的な基準をいくつか紹介します。
質問への回答のときYESやNOの他に一言添えて追加情報を提供する方法があります。
質問と回答例:
回答を読んだ質問者が余りにも間違った解釈をしないために、「※ミスリード注意」と回答に付け足す方法があります。
質問と回答例:
質問者が難しさや迷いを感じているようなら、ヒントを出してみましょう。
そうすれば、質問者はヒントを手がかりに、問題の真相に迫るような新しい質問をすることが出来るでしょう。
質問者が余りにも迷っていて八方ふさがりのようなら、あからさまなヒントを出すことも可能です。
ただしこれは質問者から謎を解く楽しみを奪ってしまいかねないので、最後の手段と心得ましょう。
質問と回答のリストの途中にヒント欄を差し込んでヒントを示すことで、質問者が質問と回答の流れの中でスムーズにヒントに気づくことができます。
比較的短文のヒントを示すときに有効です。
また、万が一回答を間違えてしまったとき(YESなのにNOと答えてしまったなど)や、[良い質問]を付け忘れてしまったときの訂正アナウンスにも便利です。
質問と回答を繰り返すうち、明らかになってきた情報の量が多くなってきたら、それらをまとめてまとメモ帳に表示します。
比較的長文のヒントを示すときや、多くの情報を要約するときに有効です。
まとメモ帳は問題ページ下部に表示されるので、質問者に気づいてもらうためにヒント欄にまとメモ帳を表示したことをアナウンスすると良いでしょう。
出題者が用意した真相を言い当てた質問に[正解]を付けます。
具体的には、次のような質問です。
なお、あらかじめ用意した真相と多少違っていても、大意や大筋が合っているのなら、その質問は正解としましょう。
基本的には、正解が出た直後です。
正解が出た後も解説を出さずに質問と回答を長引かせるのは余りお勧めしません。
正解が出た時点で参加者が質問したり謎を解いたりする動機はなくなっているからです。
また、当然ですが、解説を出さずに未解決のまま放置するのはもってのほかです。
例外として次のような場合は、解説を出して問題を終了させるタイミングを少しなら遅らせることもあります。
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