ウミガメのスープ

結果は台無し

作者: 甘木

テストで100点を確実にとれる人型ロボット、「天才くん」。
学力テストを受けさせればあっと言う間にテスト用紙の解答欄を埋め、なおかつ100点を確実に取れるというシロモノだ。
カメオ博士はこの「天才くん」がテストを終わらせる時間の短縮に挑み、見事改良させた。
しかし、実際には以前の「天才くん」と同じテストを受けさせても、改良品の方がテストを終わらせる時間が余計にかかってしまったという。
いったいなぜだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

博士、天才くん以外に重要なキャラはいますか?

NO ですが……

△

3,4文目に出てくる「テストを終わらせる」とは、テスト用紙の回答欄を全問正解で埋めることですか?

YESNO あえて言えば通常の学校で行う学力テストと同じ要領です。

△

テストを受けるのは天才くんですか?

YESNO 「天才くん」とその「改良品」です。

△

テストはマークシート形式ですか?

YESNO それでも問題ありません。

いいえ

改良品は見直しまでしますか?

NO なるほど、それもいいですね!

いいえ

解答欄に書くスピードが遅くなりましたか?

NO 若干ですが早くなりました!

はい

核心改良品に長い名前を付けてしまい、名前記入に時間がかかってしまいましたか?

YES!! 正解行きます!

★

答え

カメオ博士は見事、問題を解いてテスト用紙に記載する時間の短縮に成功した。
改良品の名前は 「大天才くん」。
計算通りならば、以前の「天才くん」と同じテストを解かせれば時間は0.5秒早くなっているはず!
しかし、実際は「天才くん」よりも0.5秒遅いという結果が出てしまった。
カメオ博士はテスト用紙に名前を書く時間を計算に入れておらず、「大天才くん」は名前の「大」という部分を書く動作で1秒費やしてしまっていた。
よって、「大」の付かない改良前の「天才くん」の方が「大天才くん」よりも早くテストを終わらせることができたという皮肉な結果になったのだ。
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