ウミガメのスープ

【無茶振り三題噺7】Second place

作者: みん

*
「またなの?私と仕事、どっちが大事なの!?」

「すまない…。行きたがってたレストランを予約したから、終わったら連絡するよ」

ハジメはそう言ってなだめたが、カオリはそっぽを向く。どうやら口を聞いてはくれないようだ。

その夜。プレゼントの包装紙を見て、カオリは機嫌を直した。

中身は、カオリがCMで気になっていたブランドのネックレスだった。

そのネックレスを身につける際、カオリは、ハジメに新しい女ができた事を確信した。

自分がその女より愛されていると知ったカオリは、ハジメの尻をひっぱたいた。

一体、なぜ?


--------------------------------
※この問題は「むく」「cm」「私と仕事、どっちが」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~

「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』(ルームキー:三題噺)をご覧ください。
--------------------------------

※ 天童 魔子ちゃんんに、SPをしていただきました。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

新しい女=浮気相手ですか?

NO!

ハジメの仕事は芸能関係ですか?

YESNO 仕事はなんでも良いです

いいえ

挿絵の種目はソチで開催中ですか?

NOw 竹内選手銀メダルおめでたいですけどね(≧∇≦)

いいえ

ハジメの苗字は水〇ですか?

NOw 成り立たないと思いますw

はい

ハジメとカオリは親子ですか?

YES!!!

いいえ

ネックレスはカオリが自分でつけましたか?

NO!!!

はい

ハジメとカオリは親子ですか?

YES!

はい

挿絵の順位はミスリード狙いですか?

YES?挿絵は単なるイメージですw

いいえ

始めと香りの間に子供が生まれ、子供よりも香りのほうが好きと言ったので、しっかりしろパパ、と尻を叩きましたか?

NOYES!ハジメとカオリは親子ですが、後半はYESです

はい

核心マザコンなハジメに、彼女できたんなら、彼女を大事にせんかい!と檄を飛ばしましたか?

YES!それでも成り立ちますw

はい

しりを叩く、は応援ますか?

YES!

ハジメの妻(カオリの母)は離婚もせず生きていますか?

YESNO 生きてますが離婚してます

いいえ

ハジメに子供(カオリの妹)ができ、新しい子供よりもカオリのほうが好きと言ったので、しっかりしろパパ、と尻を叩きましたか?

NOですね(*_*)

いいえ

娘が生まれたハジメだが、自分の娘よりもママ大好きなマザコンなので、父親らしくしっかりしなさい、と尻を叩きましたか?

NO!娘=新しい女は無理があるかもですね

はい

核心女性のアクセサリーなんて分からないハジメが流行りのネックレスを選んだので、こりゃ恋人にアドバイスをもらったなと思ったが、クリスマスにカオリを優先したので、いいから再婚相手しっかり捕まえろと激励しましたか?

YES!正解です!大筋ほぼ合ってます!!!

答え

もうそういう物に興味を持つような年頃になったのか。
アクセサリー店のCMを眺める娘に、ハジメは少しの寂しさを覚えた。
だが喜ぶ娘の顔を想像して、誕生日にプレゼントしようと考えた。

センスのないハジメには、年頃の女の子が喜ぶデザインなどわからない。
何度も店に足を運んだが、結局プレゼントを選ぶことができなかった。

娘の誕生日当日、ハジメは仕事だと嘘をついてプレゼントを買いに行った。
見かねた恋人が、選ぶのを手伝ってくれることになったのだ。
そのせいで怒らせてしまったが、どうしても娘を喜ばせたかった。

その夜、プレゼントの包装紙のロゴを見て、娘は顔をほころばせた。
ハジメがネックレスを首にかけてやると、娘が思いもしないことを言ってきた。

「このプレゼント、パパの恋人が選んだんでしょ?」

「…恋人なんているわけないだろう」

「パパ、この香水の匂いすること多くなったし、恋人できたのかなって思ってたんだ。
ちょっとムカついたりもしたけど、私は別にいいと思うよ」

彼女の香水の匂いが移っていたとは、うかつだった。
最近、娘の機嫌が悪かったのはそのせいだったのか…。

「ねえ、その人と結婚しないの?」

「フタバが大人になるまで、誰とも結婚する気はないよ」

離婚したとは言え、ハジメと元妻がフタバの親であることに変わりはない。
フタバは母親とも仲が良いし、継母ができるのは複雑だろうと思っていた。
だが、フタバは意外にもあっさりとしていた。

「ふーん、私が邪魔なんだ。いいよ、私ママと暮らすから。結婚しちゃえば?」

「何言ってるんだ!邪魔なんて思うわけないだろ!?」

「ママね、お金持ちですごく素敵な人と結婚するの。その人私にも優しいんだよ。
一緒に暮そうって言われてたけど、パパが可哀相だから迷ってたの」

「そんな話聞いてな…」

「でも、パパにも素敵な恋人がいるみたいで安心した!
その香水も、このネックレスもセンスいいもん。パパにはもったいないくらい」

「だから、彼女とはそんなんじゃないんだよ…」

「嘘ついても無駄!パパ、恋人と会った日はバレバレなくらい機嫌良いんだから。
今まで私のお守ばかりで大変だったでしょ。パパもそろそろ自分の幸せ考えなよ!
私とママは、すっごく幸せになるんだからね!悔しくないの?」

まだまだ子供と思っていたのに、彼女なりに色々と考えていたのか…。
娘の成長に目頭が熱くなる。

「…パパ、泣かないでよ…こっちまでつられるじゃない…。
離れて暮らしても、またいつでも…逢えるでしょ?」

「ああ…」

確かに、彼女といつか結婚したいとは思っていた。
プロポーズする勇気がないのを、娘がいるからと言い訳してただけかもしれない。
情けないが、娘が背中を押してくれたおかげで、やっと決心がついた。

後日、恋人にプロポーズしたら、あっけなく承諾してくれた。
まだかまだかと、首を長くして待っていたらしい。

婚約を報告すると、娘は満足して母親の元に行ってしまった。
娘の義父が本当に男前だったのが、ちょっとしゃくだが、まあいい。
これから、自分も幸せになるのだから。



【要約】
娘のフタバは、香水の匂いとプレゼントのチョイスで父ハジメに恋人がいると確信した。
そして、自分より娘の幸せを優先して再婚を渋る父を叱咤激励した。

— SP:天童 魔子さんです

保存しました

参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。

💬 参加者チャット

この問題、気に入りましたか?

📺 配信・対面での出題にご利用いただけます。ご利用のルール(出典・改変について)