ウミガメのスープ

びっくりするほどユートピア!

作者: ruxyo

ある日私は、今まで失っていたものを部屋の中で見つけた。

ずっと探していた。
無くなったと思っていたペン。

ずっと探していた。
あの時捨ててしまった母の形見の櫛。

私はそれらを見て、今までの遠回りな道のりをひどく後悔した。

一体どうしてだろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

非現実要素がありますか?

NO!

△

舞台は現代日本ですか?

YESNO!重要ではありません

はい

犯罪は関係ありますか?

YES!

はい

3より 私は犯罪者ですか?

YES!

いいえ

見つけた部屋は男の部屋ですか?

NO!鋭いですなー!

△

記憶は関係ありますか?

YESとも言えるしNOとも言える・・・NO寄り?

いいえ

私は刑期を終えましたか?

NO!

はい

私は盗みや空き巣を働いていましたか?

YES!ミスリード注意!

いいえ

私は家族の部屋で盗みを働きましたか?

NO!

いいえ

5より 部屋は私の父の部屋ですか?

NO!

はい

私以外に重要人物はいますか?

YES! 一人居ます!

いいえ

11より それは家族ですか?

NO!

いいえ

自分のお尻を両手でバンバン叩きながら白目をむき、ベッドを昇降しながら大声で唱える呪文は関係ありますか?

NO!これを10分程続けると妙な脱力感に襲われ、解脱気分に浸れます。

はい

私は更生しますか?

YES? 更生と言っても良いのか分かりませんが、少なくとも犯罪行為をやめます。

はい

私が犯罪に手を染めた理由は重要ですか?

YES!

いいえ

私に兄貴分はいますか?

NO!

はい

盗みに入った部屋で偶然無くしたものを見つけたのですか?

YES!そうです!

はい

男は唆されたりしたのではなく、自分の意思で犯罪をしましたか?

YES!

はい

遠回りな道のりとは、今までの人生のことですか?

YES? 人生とまで広くは無いですが、少なくとも物理的なことでは無いです

はい

その部屋は、もう一人出てくる重要人物の部屋ですか?

YES!

△

私に家族はいますか?

YESNO ですが母はいないと成立しませんね

いいえ

男は捕まりましたか?

NO!ある理由からきっと捕まりません。

△

部屋に住んでいるのは私の知り合いですか?

YESNO とだけ

はい

ペンや櫛のほかにも見つけたものはありましたか?

YES!

はい

私は大人ですか?

YES! 子供だと想像しにくいです

いいえ

部屋に住んでいる人は、わたしが盗みに入るであろうことを知っていましたか?

NO!

?

ペンや櫛は原型をとどめていましたか?

解説には書いてませんが恐らくYES!

はい

私は人ですか?

YES! 猫とかにも後悔とかして欲しいですよね

△

部屋に住んでいる人は

YESNO!

いいえ

私は恋人がいますか?

NO!ですが・・・

いいえ

もしかして私は死にますか?

NO!もしかしません!

はい

私は好きな人がいますか?

YES! もう一人の重要人物です!

?

男はその部屋に盗みに入ったのが初犯でしたか?

厳密に言えばYESなんですが・・・

はい

私にストーカーはいますか?

YES!

いいえ

もう一人の重要人物は私との付き合いは長いですか?

NO?そもそも・・・

?

核心お互いがお互いのストーカーで、ならコクれば良かったじゃんですか?

YEEEEES!!!大正解ー!

★

答え

アパートに住む私は、時折、身の回りの小物が無くなってしまう事に頭を悩ませていた。
部屋を探しても見つからない。捨てた覚えもない。結局どこへ行ったかは分からなかった。
ペン、歯ブラシ、櫛、スプーン・・・無くなったものは多岐に渡る。

そんなある日、下の階に住む女が部屋から出て行くのを見届けた私は、かねてからの計画を実行に移すことにした。
その計画とは、彼女の部屋にベランダからこっそり忍び込むという計画。

何を隠そう、私は彼女の熱烈なストーカーなのだ。

・・・
彼女の部屋に忍び込んだ私は、猛烈に感動した。
私が今まで欲しいと思っていた「お宝」で溢れかえっている。
彼女の使ったストロー、彼女の使った箸、彼女の使ったコップ・・・
少し散らかった彼女の部屋は、私にとっては楽園としか思えなかった。

しかし、彼女の部屋には見覚えのあるものが余りにも多すぎた。
ペン、歯ブラシ、櫛、スプーン、挙句の果てには昨日捨てた弁当の割り箸・・・
私が無くしたものや、捨てたはずの小物たちが、彼女の部屋には溢れかえっていた。

一瞬意味がわからなかったが、同じ境遇の私には理解は容易であった。
私が今まで無くしたと思っていた物は、彼女のもとにあったのか。

なんと、彼女は私の熱烈なストーカーだったのだ。
それも、私よりずっと前から、私の部屋に忍び込んでは色んな物を盗んでいたのだった。


ああ、今まで、なんて遠回りな事をしていたんだろう。
ストーカーなんて回りくどいことをしていたからこそ気付かなかった。


私達は既に<両想い>だったのだ。


・・・
ストーカー同士の歪んだ恋を、気持ち悪いと思うだろうか?

もし、今ストーカーをしている人が見ていたら、どうか素直に気持ちを打ち明けて欲しい。
私のように後悔する前に。


まあ、警察を呼ばれても、責任は取れんがね。

— ねむれます

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