子供のころからそう夢見ていた男は、
死にもの狂いで働いて成果を出しつづけ、
出世を重ね、果たして男は大企業のCEOとなった。
大成功したかに見えた男だったが、
男はわずか数日で、CEOを辞任することとなった。
関係者の話によると、男は何かに対してひどく怯えていたらしいのだが・・・
彼は一体、何に怯えていたのだろう?
※ジャンルとしては20の扉になりますが、質問数制限および嘘はありません。
通常のウミガメのスープの問題と同様にお楽しみください。
【20の扉】【闇スープ】

kowai

CEOは最高経営責任者の意味ですか?

Yes!です。

非現実要素がありますか?

No!です。

犯罪は関係ありますか?

No!です。

人に怯えていましたか?

No!です。

企業の職種は重要ですか?

No!です。

男は高所恐怖症でしたか?

Yes!!!です! では、男が怯えていたものとは何でしょうか? [良い質問]

6より、CEOの部屋は、社ビルの最上階にありましたか?

Yes!!!です! ということは・・・ [良い質問]

CEOの部屋から見る景色が高すぎて辞任しましたか?

Yes!!!正解です!単純でしたねw 解説へ参ります。 [正解]

まとめに挑戦。最上階のCEOの部屋(多分ガラス張り)に入ることが出来ず、自分は相応しくないと、辞任を申し出ましたか?

違うのですが雰囲気としてはそんな感じなのでおまけで正解にさせていただきますw [正解]

年俸が高い怖いますか?

累進課税的な意味でしょうか? そんな贅沢なこと言ってみたいですね。
男は秘書にCEOの執務室に案内された。
用意されていた豪華なデスクを見て男は喜んだのだが、
それは一瞬のことだった。
デスクの背後はガラス張り。
大企業の大きな建物の中で、最上階に用意されたその部屋からは、
走り抜ける車や歩行者たち・・・オフィス街の景色を一望することができた。
だが、男は極度の高所恐怖症だった。
初めこそCEOになれた喜びの方が優っていたが、
デスクに座って仕事をするうち、次第に背後が気になり始める。
できるだけ背後を意識しないようにしても。ガラスで区切られていると解っていても。
男は恐怖を拭い去ることができなかった。
やがて、男の心を恐怖が支配していく。
-もし、ふとした拍子に勢いよく椅子を下げて、ガラスを突き破ってしまったら?
落ちる。
真っ赤な血が散らばる。
自分の肉片が飛び散る。
そんなことはあり得ないとは思いながらも、
自分が執務室から転落死するビジョンを思い描いてしまう男。
何度も。
何度でも。
何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。
うわああああああああああああああああああああああああ
男の心は恐怖に呑み込まれてしまった。
そんなことで夢にまで見たCEOを辞めなければならないなんて、哀れな男。