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【正解を創りだす】雪の中の女【ウミガメ】

作者: ノックスR

以下問題文

~~~~~~~~~~~~~~~~

はらはら舞い散る雪の中。
女は自分の頭を気にしながら、そこにあった石を目の前の少年に思い切り投げつけた。

一体どうして?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~


【正解を創りだすウミガメ】第14弾でございます!!


この問題には解説を用意しておりません。
皆様の質問がストーリーを作っていきます。

前回に引き続き、 今回のストーリー作成の質問(要素)の数の制限は無しにします。
が・・・
質問の採用・非採用は、前任のMC様を尊重し、今回もMCの意図は含みません。
機械的に選びます。
そのため、締め切るまでの総質問数は前回より少なくなると思います。
(15個出た時点で締め切ります。)


機械的に選びますのでUNKOだろうが耳からキノコが生えてこようが採用しますからね? 前回のような難易度になっても知りませんよ?w


※ただし、矛盾が発生した場合や、あまりに条件が狭まる物はMC権限で採用いたしません。(矛盾の場合は前者優先)
矛盾例)田中は登場しますか?&今回は田中は登場しませんよね? 前者優先
狭い例)バーカーサーソウルは発動しますか? 不採用
狭い例)ノンフィクションですか? 不採用
狭い例)登場キャラは1人ですか? 不採用
狭い例)ストーリーはミステリー・現実要素ものですよね? 不採用
など

その後、選ばれた要素を取り入れた解説の投稿フェイズとします。

解説投稿フェイズでは、要素に合致するストーリーを考え、質問欄に書き込んでください。
とんでもネタ設定・超ブラック真面目設定などなどおすきなようにお創りください。
前回はシリアス系が多かったので、シリアス:笑い=4:6ぐらいの作品とかみてみたいなー……とか

不明な点があります際は過去の「正解を創りだす」もぜひご覧ください。
魅力のある銘作(迷作?)・快作(怪作?)等いろいろ先例がございますw
※チャットルーム「正解を創りだすウミガメ(ルームキー:正解を創りだす)」もご参照ください。

■時間割
・要素募集期間
出題~15個要素が揃うまで。
・投稿期間
15個揃ったあと~1月6日(月)22:00
・投票期間
1月6日(月)22:00~1月9日(木)22:00

そして今回は、以下3(4)賞をご用意いたしました。
なお、見事シェチュ王になられた方には、次回の【正解を創りだすウミガメ】を出題していただきます。

■最も好きな解説に投票
・最優秀作品賞(投稿毎 別々にカウント)
・シェチュ王(投稿者毎 でまとめてカウント)
■最も組み込むのが難しかった要素(もしくは投稿してない人は、難しそうな要素)に投票
・最難関要素賞(最も票を集めた要素に与える賞)

なお、今回は試験的に、「最もしびれた要素の使い方賞」を用意しようとします。ちょいとシステム上大変(というか面倒)ですので、今回は「◯◯さんの◯◯の解説の、◯◯の使い方が凄すぎてビリビリしましたー」
といったように、アンケートに書いてもらおうかなと考えています。(もしかしたらミニメになるかもしれません)

*今回は、あくまで「試験的」となりますので、シェチュ王のカウントには含まないこととします。ご了承くださいー。



なお、質問欄の文字数制限は全角300文字?のようです。
(でも編集すればもっとはいります。まあ、やや仕様バグ技っぽいのでいつか修正されるかもしれませんけど……
あと、良質表示で大文字になることは……言わなくても分かるかな?)


質問した人は、できるだけ正解を創り出すと投票にも参加いただけると盛り上がるかと思います。
通常の出題と違い、趣味丸出しで構いませんwお笑いが好きな人も、カニバが好きな人も、ミステリーだってOKです。


それでは、今回もたくさんのご参加お待ちしております!
それではー、開始ですー
(え? 説明の様式が前回と似ているって?  あ~、超偶然!!w)

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

シーツで富士山を作りますか?

YesNo! 関係ありません

はい

夜明けのコーヒーを飲みますか?

Yes!! 重要です!

はい

薬指は重要ですか?

Yes!! 重要です!

はい

くしゃみで雪崩を起こしますか?

Yes!! 起こします!

女はメールの着信拒否をされますか?

YesNo!関係ありません

王様が誕生しますか?

YesNo!関係ありません

殺人事件が起きますか?

YesNo!関係ありません

はい

カツラは重要ですか?

Yes!!重要です!

少年に手紙が届きますか?

YesNo!関係ありません

ナポリタンを頼みますか?

YesNo!関係ありません

はい

全て「56」が原因ですか?

Yes!! 全ての原因です! なんだか知らんけどw

右手にワイングラス、左手にチーズを持って踊りますか?

YesNo!関係ありません

急に部屋の明かりが消えますか?

YesNo!関係ありません

男は「ムワサーン」と叫びますか?

YesNo!今回は関係ありませんw

はい

女は馬に乗りますか?

Yes!!乗ります!

5000万円がカバンに入りきらないですか?

YesNo!関係ありません

はい

女は部屋から出れませんか?

Yes!! 出れません!

はい

ブランコに乗って靴を飛ばしますか?

Yes!! 飛ばします

23:03に何かが起きますか?

YesNo!関係ありません

桜の木が芽吹きますか?

YesNo!関係ありません

はい

月明かりに照らされ男は涙ぐみますか?

Yes!! 涙ぐみます!

お皿が一枚足りませんか?

YesNo!関係ありません

初詣に行きますか?

YesNo!関係ありません

ビームが飛び交いますか?

YesNo!関係ありません

はい

何かを真っ二つにしますか?

Yes!! 真っ二つにします!

男がふんぞり返りますか?

YesNo!関係ありません

はい

松脂で手がベットベトですか?

Yes!!べっとべっとです!

女は冷たくなってしまいますか?

YesNo!関係ありません

男は女に永遠の愛を誓ったのに他の女と暮らしますか?

YesNo! ちょっと制限がかかりすぎるかな(^_^;)?

はい

音が繰り返し聞こえてきますか?

Yes!! 聞こえてきます!

若いカップルを見つけて彼氏に挑戦状を叩きつけますか?

YesNo!関係ありません

誰も見たことのない珍獣が登場しますか?

YesNo!関係ありません

はい

ちゃぶ台返しで倍返ししますか?

Yes!! わけが分からないけどw

雪は夜更け過ぎに吹雪になりますか?

YesNo!関係ありません

はい

捨てられた犬にお・も・て・な・ししますか?

Yes!! お・も・て・な・しをします!

「ピョモラレファモッサァ」という音は重要ですか?

YesNo!関係ありません

滑ってコケて落ちますか?

YesNo! ちょっと遅かった!

ジョニーに「千円返して」と伝えて欲しいですか?

YesNo!関係ありません

はい

田中先生が登場しますか?

Yes!! 登場します!

「・・・それでも明けない夜はない」が口癖の名探偵が現れますか?

YesNo!関係ありません

チリッチリにチリますか?

YesNo!ちょっと遅かった!

あれ?遅かったですか?

ごめんなさい(´・_・`)

核心1

おお、タイトルがあると便利ですねー(アンケート作成時)

とても感動的な話の中に隠れる親切な魔法使いやゴロー真っ二つ……切なさとシュールさを織り交ぜた作品だと思います(。-_-。)

LTP48の特に三人の方を中心に、テンポあるな会話で話が進んでいますね。二回の『おもてなし』は流石です。(。-_-。)

「明けましておめでとうございま~す!!」 開口一番、こう叫んだのは・・・ ご存知田中である。 「や、明けましてじゃなくて・・・」 とつぶやくのは、当然ダル。 「大リーグ移籍、大丈夫なの?なんかゆれてるみたいジャン」 「や、まあ、ミッキーが許可してくれたから大丈夫でしょw」 「ミッキーゆうなよ!!あの人一応社長なんだし!あれ、違ったっけ?」

明けましておめでとうございます~(これで有名選手と会話した気になるR)

「てゆうか・・・何で集められたわけ?」 「あ、言ってなかったっけ?それは・・・こういうことです!」 チャッチャラ~ 「謹賀新年!新春野球交流会~」 パフパフ

ほう! 56、そう使いましたか! 新年といえばリア◯野球板の試合は毎年見てますw

「「おかえり~!!」」 「「待ってたぜ~!!」」 「「よくやったぞ~!!」」

ま、そりゃそうだw

「あ、そういえばオーダー交換してませんでしたね?」 「あ、してねぇな・・・じゃあはじめる?」 「よろしくお願いしま~す」

わ~、夢のオールスターだー、阪神が二人しか出てないのはちょい不満ですがw

プレイボール!! ナレーション「いちば~ん、ライト~ ようだいか~ん」 陽岱鋼が打席に立つ。

これが銃弾とかだったら、もうちょっとかっこイイのにな~w

結局、田中はケガで(手よりも頭のケガのほうが重かった件)退場。アブレイユも退場となった。 「一球投げただけで降板て・・・坂東かよ」 ダルが少しツウなことを言ってるが、まあそんあことはいいとして・・・

他に投手はいないのか他にww

とりあえず上野さんがマウンドに。 バッターは2番鳥谷。 「よし、とりあえず出塁・・・」 「鳥谷さん!それ松の木ですよ!!」 「ええ!?まじか・・・わあ、松脂で手がベタベタやん・・・」

というか雪降ってるんならいい加減ドーム閉めなさいw だから上野さん怒って死球だったんだよ、きっとww

結局、鳥谷は負傷退場。上野さんも危険球退場。

どんどんと選手が消えていく……

結局、これはボーク扱いになり、坂本は出塁。 しかし、2,3番が倒れ、4番アブレイユ・・・

田中さん、雪の中コーチしてるんすか……

で、なんだかんだあって、9回表。

マギーさん、ご乱心((((;゚Д゚)))))))

試合後。 札幌の夜。

なんか、サスペンスラストの刑事と重要人物の会話みたい…w

ダルは感慨にふけていた・・・

おかけになった電話番号は現在使われておりません……

そのころ・・・

様々な人物が個性豊かに描かれており、シチテンバットーさんの野球に対する想いが伝わってくるかのようでした(。-_-。)

a

これからの展開が気になる話ですね。田中先生ええ人や……はらはらと舞い散る雪の中、の文章が切なさをうまく醸し出していると思います(。-_-。)

少年は大人になりたかった。少年はどうすれば大人になれるのかを考えました。 そもそも大人と子供の違いは何だろうと考えました。 そこで自分と父の五十六(いそろく)の違いを考えた結果、 1、結婚が出来る。2、禿げているそしてそれを隠す為にカツラを被っている。3、夜遅くまで起きている。 と3つも見つける事が出来ました。少年はその3つを実行すれば大人になれると考えました。 そこでお年玉をはたいて、おもちゃの指輪とパーティーグッズのアフロカツラとコーヒーを買いました。

もっと探して見なさい、いっぱい見つかるから。何時までも子供でいたいと思って入るRです。

先ずは「1、結婚」です。 婚姻届の書類を貰いに役所に行きました。頼まれて取りに来たというとあっさりくれました。いいのかそれで? そして、おもちゃの指輪と共に近所の好きな娘にプレゼントをしました。 ただ昼間は人目に付いて恥ずかしかったので、夜こっそり家を抜け出してプレゼントしに行きました。 その時娘は自室にある木馬に乗って遊んでいました。 少年は勇気を振り絞り「結婚してください」と窓越しに言いました。 結果はOK。じゃあこれから一緒に役所に婚姻届を出しに行こうと言ったら、もう遅いから部屋から出られないと言う事だったので、結婚は後日にする事にしました。

ル◯ン三世の、カ◯オストロの城を思い出しましたw

次は「2、ハゲ&ヅラ」です。 少年はアフロヅラをカブりました。達成です。

はやっww

最後に「3、夜更かし」です。 今やっています。もう21時です。でも今家に帰るとママに寝かし付けられてしまうので、公園に行こうと思いました。が、暗くて迷子になりました。 月明かりに照らされ涙ぐむ少年。怖くなりました。

ウオ~ン、の鳴き声もこの犬だったのでは……w

次の日風邪が治りました。 少年は犬にお礼としてお・も・て・な・しします。それは自分の靴を飛ばしてプレゼントすると言うものでした。 少年は近くにあったブランコに乗って靴を飛ばしました。しかし綺麗な放物線を描いた靴は結婚の約束をしたあの娘の頭にジャストミート。 娘は自分の頭を気にしながら、そこにあった石を目の前の少年に思い切り投げつけました。 「アンタとは結婚しない!」怒って婚姻届を真っ二つにされてしまいました。フられました。 おしまい

少年の成長記(?)でしたね。少年の大人になるための行動がどこかちょっとズレてるところが子供のあどけなさ、幼さほほえましさを上手く表現しているとおもいます(。-_-。)

答え

皆様、大変遅くなりました(。-_-。)

それでは、結果発表をしたいと思います!

それでは、まず、最も組み入れるものが難しかった要素は……

【全て56が原因です】

【ちゃぶ台返しで倍返しします】

です。

どちらも二票ずつで同率一位!
どうやら今回は際立って難しかった要素はなかったのかもしれませんね。




さて、続いて、最も素晴らしかった解説は……

天童魔子さんの【もう、手は離さない】

です!

おめでとうございます~( ´ ▽ ` )ノ

切なさの中にある天童要素が皆様の心を鷲掴みにしたのでしょう!

そして今回のシェチュ王は……


えーと……

……

書いた紙どこにやったっけ?

あれ……? 
そういえばこの前レシートと一緒に……

ちょっと待って……(ゴソゴソゴソ)

あ、はい、発表します!



天童魔子さんです!

おめでとうございます( ´ ▽ ` )ノ



それでは最後に一応私の解答ものせます。
(長い&あまり面白くないので飛ばして一行に構いません)

それでは皆様、お疲れ様でした~。



***

「先生。ここ、どこですか……?」

私、須磨寺(すまでら) 弥生(やよい)はウミガメ大学の学生である。都心の方にある大学なのだが、私は今、周囲が山に囲まれている、ある地方にきていた。

「なんで私、こんなところにきてるんでしたっけ、田中先生」

隣にいる田中 先生はまだ本来は小学生の年齢であるが私の民俗学部の教授である。
どうやら百年に一人の天才と呼ばれているらしいが、私からみれば生意気なガキに変わりない。



「なにって、君……。妖怪を見つけだすためと言ったじゃないか」

「人使いが粗いんだから……この前も呪いのビデオとかいってブランコに乗って靴を飛ばしている動画を延々と見せられるし……」それに、意味が分かりませんよ……妖怪なんて非現実的なもの……」

「君、民俗学部の学生のくせに妖怪の存在を信じてないのかね。常に妖怪と交信をとろうと夜に寒い空の下で何時間も延々と魔方陣の下でお祈りして、結局現れず涙ぐむ毎日じゃないのかね?」

「なんか民俗学のこと勘違いしてませんか!? というか今の呼び出し方、どっちかというと妖怪よりUFOのような……」

「……はっ!」

「やってたのあんたかい!」

「まあ、とりあえずこの先の村に妖怪の住む村があるそうだ。その村に行くぞ」

「えーっ、疲れたんですけどー!」

「単位が欲しくないのかい?」

「鬼ー!!」

私たちはそれから、バスで山奥まで進んで、途中から歩きとなった。

「疲れたんですけどー…本当にこの先に村があるんですか?」

「ああ、間違いない」

「というか……さっきからなんか背中が重くなってきているんですけど……なんでだろ?」

「須磨寺君」

「はい?」

「憑いてる」

「ついてる? なにを言って……」
そう言って後ろを見ると……

赤ん坊がいた。


「ひ、ひゃあああああ~!!誰この人!! 先生、とってくださいー!」

「これは……おんぶおばけだな」

「おんぶ、おばけ……?」

「妖怪さ」

「よよよ、妖怪~!? 本物の!? 早くとってください!」

「そうは言われてもな……ああ、そういえば、我慢して耐えれば小判に変わるというな……」

「えっ!」

「我慢して背負っていれば、小判に変わるらしい。まあ、とってみようか」

「ちょっと待って下さい! 私、耐えてみせます!」

そのままはりきって前へと進み出る。

お、重い……!

でも我慢だ。
ここを耐えれば、私はお金持ちに……!

ボウン! という音とともに、身体が一気に軽くなった。

やった! 小判に……

「……ねえ、なんか背中がべったりしてるんだけど」

「ああ! 確かに私欲で背負うと松ヤニになるというな」

「手もべったべたなんですけど!?」

「まあ、これで君にも、妖怪の存在を信じて見る気になったろ?」

「だ、だけど……あ! 松ヤニが頭についたー!」

「もうすぐで村のはずだから、それまで我慢だな」

「ど、どうにかして下さい~!」

「全く、しょうがないな……」

ジョキリ


「へ……?」

先生の右手にはハサミ、そして左手には私の髪が。

「あの、先生……? それは……」

「切った」


「いやーーーー!!」

***

「ようこそ、霞村へ」

村に着くと、村長らしき人が歓迎してくれた。

「こんな年で……カツラデビューなんて……」

「好きに調べてくれなされ」

ずいぶんと人の良さそうな村長だ。

それより……

「あの、すいません……」

「はい」

「ちょっと、おトイレかして下さい!」

そう言って目の前の家に慌てて入り込んだ。

「おい……!」

「あ、ちょっと、そちらは……」

何やら後ろで声がしたが、今は気にしてられなかった。


「あー、間に合った……」
そう言って、入ってきた扉を開けて外に出ようとすると……


「……?」

その先は外ではなく、私が今いる部屋であった。

「え!? なにこれ、どーいうこと!?」

慌てる私に、壁の向こうから声がした。
「須磨寺さーん」
村長の声だった。

「その家は、入った人を自分の中に閉じ込めてしまうんですよ」

「ほう……遠野物語の、『迷い家』のようなものか」

先生の声も聞こえる。
「えっ、ちょっと、どうすればいいんですかー」

「落ち着いて下さい。おそらくその中に、外に出るための手がかりがあるはずです」

「鍵ですね、分かりました!」

そう言って私は鍵を探し始めた。
とはいっても、この部屋、結構広い。
様々見てまわるが、鍵はなかなか見つからなかった。

「もう! どこにあるのよ!」

少し疲れた私は壁にもたれかかる。
すると、そこから二人の声が聞こえた。

「……いやー、やっぱりコーヒーは最高ですね。特に夜明けのコーヒーは格別ですよ」

「ほう、いかんせん、この村は小さくて、見たこともなくてですね……」

「よろしければ。今度コーヒーメーカーを差し上げますよ」

「ほお! それはありがたい!」

……なんかこっちが大変な時にコーヒー談義で盛り上がってる。呪われてしまえ。

「ギシッ…ギシッ…」

その時、耳をすましていた私はなんだか、変な音が繰り返し聞こえてきた。

「なんだろ……」

その音の先をたどると、押入れの中であった。

「まさか、この中に鍵が……!」

そう思って扉を開けるとーーー

ーーー目の前に大量の布団が襲いかかってきた。

「あああああ!!!」

とっさに、両手で落ちて来る布団を支える。

「おーい、どうしたー?」

「ふっ、ふふふふとんが!!」

「ふとんー? 君、こっちが心配しているのに、そんな物で遊んでいるんじゃないよ」

「どの口がいうかー!」

その時、落ちてきたホコリが鼻にひっかかって………

「ハ、ハ、ハクシュッ」

そのくしゃみを引き金に、雪崩が押し寄せてきたーーー。



やっとのことでふとんの山から抜け出した。

「はあ…はあ……もう、ヤダ……」

私は目の前にあったちゃぶ台を思いっきりひっくり返した。

「はあ、はあ、はあ……どうだ、倍返しよ!」
もはや精神は崩壊寸前であった。

するとその時、目の前にチリンと音がして、鍵が落ちてあった。

「村長! 見つけました!!」

「おお! それではその鍵を中指に挟んで高く掲げてこの家の名前をいうんです」

「名前って?」

「キラリーン☆キュアキュアプリティー56ハウス☆  です」

「は?」

「だから、キラリーン☆キュアキュアプリティー56ハウス☆です!」

「なによそれー!」

「言わないと一生そこから出れませんよー」


「うう……」
こうなったら……腹をくくるしかない、か……!

私は鍵を中指に挟んで高く掲げた。

「キラリーン☆キュアキュアプリティーハウス☆!」

………。

………。

え……? なにも、起らない……?

「あ、すいませーん、56(フィフティーファイブ)を忘れてましたよ。重要ですから」

「もういや……」

ええい、ヤケだ!

「キラリーン☆キュアキュアプリティー56ハウス☆!」

すると周囲が光って、気づいたら外にいた。

「やっと出たか。ほら、行くぞ」

「うう…恥ずかしい…って、どこに行くんですか?」

「村の見学だ」


***


「ぎゃーなに、この馬ー!! っていうか馬ー!?」

「『鞍野郎』だな。古い馬の鞍が付喪神となった物といわれている」

「解説してないで助けてー!!」


***

「やいやいやい!」

目の前になにやら人の形をした瀬戸物が現れた。

「これは…?」

「『瀬戸大将』だな。瀬戸物の付喪神だ」

先生がそう言って瀬戸大将を持ち上げると

「ーーーあ」

つるっと滑ったのか、瀬戸大将が先生の手から離れて地面へと落ちた。

「あーーー」

『ガチャン』

瀬戸大将は真っ二つになってしまった。
私、そしてこれにはさすがの先生も凍りつく。

「………なにも見ていない。だよね、君」

「……えっ、ああ、はい!」

先生はさっと瀬戸大将を地面に埋める。
その手際のよさは、犯罪者のそれだった。


***

「……先生、なにか、ついて来るんですけど」

チラッと振り返ると、大量の犬が私たち二人の後をつけてきていた。

「『送り狼』の一種かな。昔は狼だったけど、最近は捨て犬がそのまま妖怪化したんだろう」

「送り狼、って酔った女の子を送り迎えするふりをして……」

「それじゃない。隙を見せたら襲いかかってくる。でもまあ、転んだりしない限り大丈夫だ」

「なんだー。それなら大丈b……」

その時、ツルッと足が滑った。

「えっ、ちょっとなにこの漫画的展開……うわっ、ぎゃっ、ちょっ先生、助け、あーーー」


「おお、見ろ。雪が降ってきたぞ。そんな季節かー」

「なんで何気に離れてんじゃー!!」

私はそこにあった石を思いっきり投げつけた。

「あっ、さっきつけたカツラがずれたー!」

そんな青春のはなし((((;゚Д゚)))))))


— 諸事情により、発表が遅れてごめんなさいm(_ _)m

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