ウミガメのスープ

おしゃれな彼氏

作者: iliichi

私と会う時の彼の決めファッションは、季節とわずにトレンチコート。
時折、サングラスや蝶ネクタイ、ネクタイの小物をきかせてくるが、趣味は良くない。
最初は文句の一つを言ってしまったが、次第に彼の趣味に口を出すつもりもなくなった。
いつものあの場所で今日も彼は待っている。今日は寒いしマフラーでも貸してあげようかな。

その日をさかいに、男は彼女の前から姿を消した。一体なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

彼は人間ですか?

はい。ちなみに私も人間です。

いいえ

彼の趣味はコスプレですか?

いいえ。

いいえ

私と彼は恋人同士ですか?

いいえ。

はい

核心トレンチコートの下は全裸ですか?

はい!正解です!

いいえ

姿を消した理由に、彼の趣味の良くないファッションは関係しますか?

いいえ。良くない趣味が関係します。

彼はチカンで私は変態ですか?

ええwwww

文中の『さかい』=境ですか?

すいません。変態のお話でした。

はい

彼のファッションに手錠が追加されましたか?

はい。口ひげも追加されました。

いいえ

変態である彼は、私でない女に浮気して逮捕されたのですね!?

いいえ。彼は紳士じゃなくなったのです。

答え

少し前のお話。男は彼女の前に姿を現すと、トレンチコートの前を開け汚い裸体を曝け出した。
「きもいよおっさん。」
怖がりもせず、すたすたと通り過ぎていく彼女の後姿を見て男は燃えた。
来る日も来る日も男は彼女の前に裸にトレンチコートの姿で現れ続けたが、
彼女の反応はあまりなく、サングラスや蝶ネクタイ、ネクタイなどの小物を使っても、反応の鈍い彼女を見ると更に男は燃えあがった。
今日もいつもの場所で彼女を待っていると、普段は通り過ぎていく彼女が無言で自分のまいていたマフラーを差し出してきた。

彼女の優しさに触れて、初めて感じた羞恥心。燃え上がっていた心が嘘のように萎えていく。
その日を最後に露出趣味の男は彼女の前に姿を現すことがなくなった。
氷のようにクールな女の子が、最近寂しそうな顔をしているのはまた別のお話。

— お気軽にご参加ください。

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