【ラテクエ34/一日目遅刻】月光に激昂
その完成度に魅了され、誰にも渡すまいと厳重なセキュリティーをかけ保管していた。
しかし、名も知らぬ女に出会った男は土下座をし、無償で「月光」を女に譲り渡した。
一体何故だろうか?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
月光は一般的にいって価値のあるものですか?
Yes? 高価なものですが、興味ない人にはそれほど価値は無いと思います。
月光は絵ですか?
Yes! 解説では絵ですが、芸術品であれば何でも構いません。
ラテシノフと女には関わりがありますか
No 直接の関わりはありません。
登場人物は男と女だけですか?
No! もう一人います!
厳重なセキュリティーであることは重要ですか
No セキュリティ事態あまり関係はありません。
土下座をしたということは、男は女に謝罪したということですか?
Yes! 土下座をして謝罪しました。
もう一人の登場人物は女の知り合いですか
Yes! といいますか、知り合い以上です。
7より、もう一人は女の身内ですか?
Yes! そしてなおかつ…
6より、男は正規の方法で月光を手にしたわけではない?
Yes! 卑怯?な方法で手にいれました。
月光は本来、もう一人の登場人物の物であるべきだった?
No もう一人の人物のモノではありません。が…
8より, もう一人の登場人物と女は親子か兄弟ですか?
Yes! 解説では祖母となっていますが、母親や姉妹でも成立します。
「見知らぬ女」=「(月光を譲り渡された)女」ですか?
YesNo 譲り渡されたのはもう一人の方ですが、それでも成立はします。
売り払った財産の特定は重要ですか?
No! 売り払った「物」は何でも構いません。ですが…
無償は金銭の授受が無かったと言う意味で、別の代償は求めましたか?
Yes? 女の態度はそうともとれますが、別の代償が何なのかは重要ではないと思います。
「月光」は本当にラテシノフが描いた作品ですか?
Yes 間違いなくラテシノフの描いた作品です。
男は女から自分の知らない情報を教えられましたか?
Yes 知らない情報を教えられました(ミスリード注意?)
男はもう一人の登場人物の財宝を勝手に売り払いましたか?
Yes! もう一人の人物の財産を勝手に売ってしまいました!
男の職業は重要ですか?
No 重要ではありません。
もう一人は死んでいますか?
No もう一人は生きています。
もう一人の登場人物は財産を勝手に売り払われたことを知っていますか?
Yes 知ってしまい女に相談したのだと思って下さい。
借金の方に「月光」を持っていかれましたか?
No もう一人の財産で買ったんだから、これはもう一人のモノだろ!という感じです。
核心女は孫の財産を勝手に売り払われたことに激昂しましたか?
Yes!!! 解説参ります。
答え
ある日、男は恋人である彼女に連れられて現代アーティスト・ラテシノフ画伯の個展へと赴いた。
初めこそは興味が持てず、渋々着いてきていた彼だったが、帰る頃にはすっかりラテシノフの独特な現代アートの数々に魅了されていた。
さて、そこから一つの問題が起こった。
ラテシノフの個展では絵画の販売を行っていたのだが、どうしても一枚欲しくなってしまった男は、しかし彼の全財産を売り払っても手の出せる金額ではなかった。
そこで彼は、とんでもない行動に出た。
恋人である彼女は大財閥の娘であり、高級な品を何点も所有していた。
彼は少しぐらいならばれないだろうと、何と彼女の大切にしているアクセサリーを数点、質屋にこっそりと売り払ってしまったのだ。
そうして目的の金額を手に入れた彼はラテシノフの作品の一つである『月光』を手に入れ、彼女の所有する金庫を借りて厳重に保管した。
しかし当然、天罰は降ってくる。
数日後、彼が仕事から帰宅すると家の前に一人の見知らぬ老婆が立っていた。傍らには風呂敷に包まれた、それなりに大きく、四角い何かが置いてある。
不審に思う彼だったが、次の彼女の台詞に、男は顔が真っ青になった。
「初めまして、いつも孫がお世話になっております。
…いいえ、孫が“貴方をお世話しています”、かしら?
だってこの絵画、孫が大切にしていた母親の…私の娘の形見を、私の経営する質屋に持っていって、お買いになったのですものねぇ?」
『月光』と同時に恋人の祖母の激昂を買ってしまった愚かな男。
冷や汗を噴き出しながら土下座をし、ひたすらに謝り続けた結果、恋人の財産で購入した作品は当然彼女に譲り渡され、男は二度と彼女の前に現れることはなかった。
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