ウミガメのスープ

Don't touch me!

作者: Leons

とある電車内での出来事。
なんと男が女の体を手で触っている。
あの手の動きは故意だ。
それを見ていたものはすぐに分かった。
女は怖がっており、制止の声をあげない。

やがて女の目的の駅に着いた時に男を車外へ連れ出した!
しかし駅員に突き出すわけでも警察に連絡することもしなかった。

一体何故?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

男と女は知人同士ですか?

No ミスリード注意 「知人」ではありません。

いいえ

男は痴漢目的で女の体に触りましたか?

No 早いなぁ^^;

いいえ

この男女は親子ですか?

No

いいえ

女の胸やお尻を触りましたか?

No!

いいえ

男は車掌で「切符拝見しまーす」か?

No

はい

男は女を知っていますか?

Yes 知っています。

いいえ

男は女の体から何かを探してましたか?

No

いいえ

男と女は結婚していますか?

No

いいえ

女が怖がっているのは男ですか?

No!

いいえ

女の体に虫がついていましたか?

No

いいえ

男は女のボディーガードをしていますか?

No

いいえ

男女は親子ですか?

No

核心女は盲導犬で男を先導していますか?

seikaidesu

答え

ある電車に乗っている男が、
途中の駅で乗ってきた珍しい乗客に目をやっていた。
それというのも犬が乗ってきたからだ。

ゴールデンレトリーバー雌。盲導犬の様だ。
ハーネスを握った主人と思しき男が後からついて入ってくる。
盲導犬は電車内に連れて入ってもよいというのはよく耳にしてはいるが、
実際に電車内出会うのは初めてだった。

それにしてもよく訓練されているのだろう、利口だ。
しっかりと主人を誘導している。
吠えないし歩き回らない。
じっと主人の傍で目的地を待っている。

ふとそれを見ていてあることに気が付いた。
盲導犬が尻尾を丸めている。
電車の揺れで気が付かなかったがよく見たら体も小刻みに震えている。

なるほど訓練されているとはいえ、
轟音のする電車内。
知らない人間に囲まれ見下ろされるこの空間は、
犬にとってはやはり怖いものなのだろう。

そう考えていた時に盲導犬の主人がそれに気が付いたのか、
「よしよし、怖くないからな」
と頭を撫でてやったのだ。
犬はそれで安心したのか。
尻尾を振るようになり体の震えもおさまっていた。

犬と主人の間にそれほどの信頼関係が成り立っていることに
素直に「へぇ」と感心した。

だがそれと共に一つ気になったことがあった。
主人はどうやって犬がおびえている事に気が付いたのだろう?
暫く考えていたがわからなかった。

やがて目的地に着いたのだろう、
犬が主人を先導して降車していった。
それに引っ張られるように主人も電車を降りて行った。
その時に先ほどの疑問の答えがわかった。

今まで見えなかった犬の胴体にかかっているハーネスのベルトの向こう側。
そこに「訓練中」と書いていた。

なるほど、つまり「見えていた」訳か。
なんとなく退屈のしない時間だった。

— ヘイヘ

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