恐怖の大鍋
る日、知人からいただいたお中元を調理していた。
結果、調理に使っていた大鍋が恐怖の根源となり、大好きだったそれを当分食べることができなくなってしまった。
いったいどういうことだろう?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
お中元は食べ物でしたか?
イエス!
大鍋の材質は重要ですか?
ノーですね。
入院してしまいましたか?
ノーですね。
いただいたお中元と大好きだった「それ」は同じものですか?
イエス。
トラウマになりましたか?
イエス!どんなトラウマでしょう?
調理に失敗しましたか?
イエス!どじりました。
参加します。
ノー、梅無関係です
や、闇鍋ですか?
ノーw
調理失敗により、鉄鍋がダークマター(暗黒物質)に変化しましたか?
ノー、食べられます。
当てに行きます!リアル猫鍋ですか?ですね?美味しかった?
ノーwはずれーw
今日麩の味噌汁ですか?
ノーw
送られてきたものが活き車海老だったので紹興酒で酔わせて酔っ払い海老として食べようとしたが、まだアルコールが飛びきっていなかったので下戸であった主人公はリバースしてしまいますか?
ノー、ただし若干かすってます
大鍋ということは、いっぺんに沢山調理しましたか?
イエスノー、サイズ的な問題です。
一人で食事をしましたか?
無関係です
鍋にアルコールを入れたら鍋が火を吹きましたか?
ノー、アルコールは無関係です
恐怖とは、調理中に火事があったことですか?
ノー、火事は起きません。
調理方法は発酵ですか?
ノーです
お中元が子牛一頭だということで喜んだら、生きた子牛が贈られてきてその子牛の純粋な眼差しにやられてしまいますか?
ノー、ドナドナませんwしかしやはりかすってます
天ぷらを作ろうとして火が燃え上がり、恐怖でしばらく天ぷらを作れなくなりましたか?
ノーです。
アルコールはじゅうようですか?
ノー。
頂いたお中元は、麩(ふ) ですか?
ノー。
つまり、今日麩(きょうふ) の大鍋 ますね?
ノーwそんなレトロネタw
頂いたお中元は、虎 と 馬 の肉ですね? つまり(略
ノーw
核心柳川鍋(というか、ドジョウ鍋)で、活きの良いドジョウが大暴れの狂乱パーティーになりましたか?
お、これでもいいか。正解にします( ^∀^)
頂いたお中元は新鮮、というかバッチリ生きていましたか?
イエス、活毛ガニでした!
答え
中元でいただいたのは活毛ガニ三杯。
私は活毛ガニの調理は初めてだったが、とりあえずゆでるか、ということで、カニが十分に入る大鍋を取り出して湯を沸かした。
グラグラ沸騰してきたので、塩を入れ、ウキウキ気分でカニ三杯をすべて沸き立つお湯に放り込んだ。
まさに地獄絵図!
カニたちが熱さに悶え、苦しみ、もがく。
鍋の中でひたすらもがき、湯を撒き散らしながら足をバタつかせ、あるいは鍋から逃げ出そうとした。
恐怖に慄いた私は、思わず大鍋に蓋をした。
ドグワァァァン!!!
ガラン、ガラン・・・
カニが、蓋を蹴り飛ばした!
私はパニックに陥ってただひたすらに呆然としていた…。
主人から聞いたところ、カニをゆでるときは必ず紐や輪ゴムで縛らないといけないらしい。
それから3年近く、大好物の甲殻類を食べることができなかった。
今は大好きですw
(ツォン母の実話です)
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