【迷宮からの脱走者(2人目)】これは……やっちまったぁ……
介「畜生……また、またやっちまった……!」
水雄「……あ、何だ? その……気にするな、な?」
亀介「でもっ……。でもよ……!」
水雄「まあー……。完璧な者はいないんだぞ?」
亀介「……はぁー……」
何人もの人が傷つき、死んでいくのを目の当たりにしながらも、二人はその場にただ立っていることしかできなかった。
どういうことだろうか?
みょんさんの迷宮入り問題及びディダムズさんの「【迷宮からの脱走者】これは……やっちまったぁ……」の改変問題です。
ディダムズさんには許可を頂きました。ありがとうございます。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
戦争は関係ありますか?
いいえ!
二人がその場にただ立っていることは重要ですか?
はい!
死ぬとは命を落とすことですか?
はい!
ゲームは関係ありますか?
いいえ!
死刑は関係ありますか?
いいえ!
亀介はミスを犯しましたか?
いいえ!
二人は手術中ですか?
いいえ!
自殺を制止できませんでしたか?
いいえ!
実際に人間は死亡していますか?
はい!
問題の状態は日常的な光景ですか?
いいえ、でしょうか。「日常的」というほど起こらないと思いますし、そもそも・・・。
二人は観察していますか?
いいえ!
非現実要素がありますか?
はい!
亀介は殺人衝動を抑えられず、完全犯罪を犯しましたか?
いいえ!
2人が殺してしまいましたか?
いいえ!
死因は重要ですか?
はい!
亀介は神様ですか?
いいえ!ただ・・・。
完全なる人間を作ろうとして人類を何度も滅ぼしますか?
いいえ。でもそっちもいいかも、ということで良質。
水雄・亀介は人間ですか?
はい。ただ・・・
水雄・亀介は夫婦で子供が出来ないのでフラスコ人間を作りますか?
いいえ。というかこの二人どうみても両方男ですよねw
運動会の開会式で校長先生が1週間喋り捲っているので体力のないものから死んでいきますか?
いいえ。何というサバイバルな運動会w
死んだ人々は殺されましたか?
いいえ!ミスリード注意。
仮想現実の中でリアルお芝居してますか?
いいえ。世界は現実世界です。
もしも、完璧な者がいたら誰も死なずに済みましたか?
いいえ?全員が完璧な者であれば誰も死にませんが。
二人は科学者ですか?
いいえ。職業非重要です。
完璧なものは死んだ人に向けられていますか?
いいえ。
非現実要素とは超能力ですか?
いいえ
二人は室外にいますか?
はい!
2人はクローンを作りましたか?
いいえ
2人がクローンですか?
いいえ。結婚おめです。
この世界ではクローンではない人類が滅亡していますか?
いいえ というかそんな壮大な話ではないのですが・・・。
死者は地球規模の話ですか?
いいえ! そんな大げさな話ではないです。
2人は完璧なクローンだが彼ら以外は完璧なクローンではないのですか?
いいえ クローンのクの字も出ません。
傷つく・死ぬのは全て亀介ですか?
いいえ 別の人です。そもそも・・・。
死んだ人々と二人は別の所にいますか?
いいえ、同じ場所にいます。
死んでいった人は純粋な人間ですか?
はい。
非現実要素はSFですか?
いいえ。では非現実要素とは・・・。
非現実要素はSFですか?
はい! 重要です!
映画を見ていますか?
いいえ
二人は自縛霊ですか?
はい!!! ではどういうことでしょう。
死者が出るのは亀介のせいですか?
はい?死んだ人としてはそう思うでしょうが。
地球外にいますか?
いいえ。地球上です。
二人は東尋坊のような自殺の名所にいますか?
いいえ
急カーブがあるので知らせに行ったらみんな死んでしまいましたか?
いいえ! 二人はただ立っていました。
舞台は道ですか?
はい!!
十三日の金曜日にキャンプ場へ言った若者がアイスホッケーの仮面を被った男にチェーンソーで殺されるのを以前に同じように殺された二人が見ていますか?
いいえ! 13日の金曜日だけでないですw。ただ、後半は全然違うともいえないかも?
2人は国境のすぐそばにいますか?
いいえ
「徐行して」と霊の姿で言いにいったら運転手が「うわあ」と急ブレーキをかけてしまい玉突き事故ですか?
いいえ。ただそれでも通用しますね。
二人が写真に写ってしまったので心霊スポットとして有名な所になり肝試しに来た人たちが殺されますか?
いいえ。二人は他の人に関与しません。
核心「頭文字D」のように曲がりくねった山道を攻めている所に霊が現れてハンドルを切り損ねますか?
はい! その通りです。
自爆霊なので動けず見ていることしかできませんか?
はい! 自爆はしませんがそういうことです。
死んだ人々は車に乗っていますか?
はい!
答え
亀介はある夜、タクシーで自宅へと帰る途中にその県道に差しかかった。
すると突然路上に白い人影が飛び出してきたように見えた。
結果タクシーは、カーブが曲がり切れず、ガードレールに激突し、運転手は助かったようだが、亀介は即死だった。
しかし、魂は何故かあの世へは行けず地縛霊になってしまったらしい。
・・・そんな亀介に先輩幽霊の水雄(多分タクシーから見えた白い人影は彼だろう)が話しかけてきた。
水雄「やあ、お前にも俺が見えちまったか。このカーブは夜な夜な事故で死んだ男の霊が出るって噂は聞いたことないかい?」
亀介「いや、特に・・・。」
水雄「そうか、まあその幽霊は俺なんだがな。とにかくすまんかった。ところでお前はあの世へは行かんのか?」
亀介「いや、僕にも分からないんだけど、ここから動けないんだ」
水雄「ああ、俺と同じ地縛霊ってやつだな。何かこの世に心残りがあるのかい。」
亀介「うーん・・・。タクシーに乗ってたからタクシーの運ちゃんに恨みがあるのかもしれない。」
水雄「・・・ふーん、じゃあそいつがここにきて祟り殺さない限り成仏は無理かもな。まあ、ゆっくりしていくこった。どうせここから動けないんだからな。」
亀介「はぁ・・・。」
亀介がここに立ってほどなく、一台の車がタクシーと同じようにカーブを曲がり切れずガードレールに激突した。
大半の車は2人に気付かず通り過ぎていくが、いわゆる「見えてしまう人」には2人が道の真ん中にいるように見え、ハンドル操作を誤るのだという。
運転手は亡くなったようで、魂が天に昇っていく。2人を見つめる魂の視線は怒りとも恨みとも見えるものであった。
このように、亀介たちを見てハンドル操作を誤る者はあとを絶たず、亀介はいやおうなくその姿を見ることとなった。
亀介「畜生……また、また(事故を)やっちまった……!天に昇る魂が怖い目で俺たちを見ている。」
水雄「……あ、何だ? その……気にするな、な?どうせそこからは動けないし、こちらから避ける術はないのさ」
亀介「でもっ……。でもよ……!」
水雄「まあー……。完璧な者はいないんだぞ?とっさに霊が見えればそりゃハンドル操作を誤るのは仕方ないのさ。」
亀介「……はぁー……」
早く成仏してここから立ち去りたい。亀介はそう願うが肝心の運転手は現れず、わけのわからぬ状況に途方に暮れるのだった。
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