とある読書家の奇行
委員会は当然図書委員。
放課後は用事があるのでのこれないが、昼休みはドッジボールやバスケ、怪談なんかの雑談にさえもあまり参加せず、毎日欠かさず学校の図書室に行っていた。
それだけでなく、時間があると文庫本を広げて一行でもいいから読む。
それが少年の日課だった。
だがある日、少年は古書店で読んだことのないライトノベル、それも第四巻の一冊だけ買って店を出た。
少年の行動の真意を推理せよ。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
一冊は保存用ですか?
No
ラノベを買ったのは図書委員の仕事と関係しますか?
No! ただし・・・
読んだことがないのは『第4巻』だけですか?
No
図書館で3巻まで読んで、すぐ4巻が読みたくなって買っちゃった?
No!
図書館では、4巻は貸し出し中または入荷待ちでしたか
Yes! ただし・・・
歴史文的価値がありますか?
No
少年はラノベの第四巻を読む目的で買いましたか?
No!!
重要な登場キャラは少年1人ですか?
No! ミスリード注意
4巻は借りパクされましたか?
Yes!!
あっ!これ図書室の本だ・・・ってことですか?
Now 確かにそれも面白い・・・
第三巻を買っても、少年としては目的を達成できますか?
No!
8、9より、第四巻を借りパクしたのは少年自身ですか?
No!
仕方がなく少年が4巻を寄付し、またパクられますか?
No ただし・・・
7・8・9より、誰かによって図書室から借りパクされたライトノベルの第四巻を、図書室に補填する目的で買いましたか?
Yes! なぜ!?
13より 今度は破損しますか?
No
借りパクした人は重要キャラですか?
No 実は違います!
4巻は破損し原型をとどめていませんか?
No
少年は本の虫、という事で、少年の正体は虫ですか?
Now
お兄ちゃんが借りパクし転売しましたか?
No お兄ちゃーん!w
14は 本が1巻欠けてしまって不都合だから補填した、以外の理由があると言う意味ですか?
No・・・です! 不都合だから補填しました。 でも、そもそも読んでないのだから本来少年に不都合はないはず・・・
4巻を買って、寄付しますか?
No! 「寄付」はおそらくしないでしょう。
少年は問題文の舞台である学校の生徒ですか?
Yes
女性が出てきますか?
Yes! ただし・・・
その4巻を読む以外の目的に用いましたか?
Yes!
母親も愛読家であり4巻を欲していましたか?
No
23より、少年は女性のために補填しましたか?
YesNo もしかしたら自分のためによるところが大きいと思います。
23より、女性も学校の生徒ですか?
Yes!
4巻は詩集で亡くなった母さんの作品が載っていましたか?
No
少年は女性が好きなのですか?
YesNo・・・にしておきます。
図書委員になったのもその子に会うためですか?
No そもそも・・・
放課後の用事は重要ですか?
No 重要じゃないです。
友達が4巻の内容の話をしていて気になってしょうがないですか?
No 一巻から読もうよw
少年、もしかしていじめられてますか?
No イジメ、イクナイ。
毎日欠かさず学校の図書室に行っていた事が少年にとって不都合な理由となりますか?
No
少年は驚異的な記憶力で読んだ物語を妹に読み聞かせてあげますか?
No
4巻がないことがクレームとなり学校側から責任を取らされましたか?
No 学生に責任とらせる学校って・・・
毎度図書館で本を読んでいるという隠蔽工作に不備が所持ましたか?
No
怪談に参加したいのですがきっかけがなく友人が好きな本をちらつかせて「おっ!お前もそれ好きなの?」って誘われるのを待ってますか?
No ただ・・・
そのライトノベルは全4巻ですか?
No 四巻以上ありましたがそんなに重要じゃないです。
図書館の本を売りさばくのに全巻揃って売るほうが値段が高くなるからですか?
No 少年はそんな悪い子ジャナイヨー
少年は誰かをかばっていますか?
No!
図書委員である事が少年にとって不都合な理由となりますか?
No
借りパクされたことを女性に知られたくなかったのですか?
No
あえて女性について質問。女性は生きていますか?
Yes
借りパクしたのはその少女ですか?
No
そのライトノベルはほかの生徒から需要がありましたか?
No ですが・・・
その処女が持っている4巻と自分の本をすり替えるために買いましたか?
No
非現実要素がありますか?
No! ただしけっこうないシチュエーション。
少年と女性は顔見知りですか?
No!
新旧の4巻どちらかに、なにか挟まっていましたか?
No! ただし!
全巻揃うことに意味がありますか?
No 本来別にないはずでした。ただし、ある時一人の生徒がその巻だけいつもない事に気づいてそこから・・・
借りパクしたのは女性ですか?
No 去年の卒業生でした。
少年は誰かの興味をひこうとしていますか?
興味をひく・・・Noかな?
少年は本食癖がありますか?
No 何かラノベでイマシタネ、そんな人。
少年は五体満足ですか?
Yes
「ねぇこれ一冊足りないよ」声に振り返ると目の前に愛らしい少女が立っていた・・・・そっからラブコメが始まりますか?
No ただし・・・w
四巻が無い。これが学校の怪談ですか?
Yes!! そうです! ある日怪談になっちゃったんです!
借りパクしたのはその女性ですか?
No
友達が四巻でドッチボールしてますか?
No 「ヤメテー、本が痛むから。投げるんなら私を投げてーヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3」
少年は怪談が嫌いだから戻そうとしたのですか?
No! 違うんです!
そのライトノベルは学校で流行しましたか?
No ここだけの話、実際そんなに面白くなかったという・・・
4巻を借りパクしたのは二宮金次郎ですね?
そうそう、あのいつも持っている本がラノベに変わってて・・・Noですよ!?
怪談となったせいで図書室が人気の場所となった?
YesNo! なりかけました。それを・・・
60.むしろ少年が怪談を広めましたか?
No 少年はむしろ広まって欲しくありませんでした。
放課後の少年の用事、重要ですか?
No ただ少年にとっては重要で放課後のこれなかったということ以外に特には。
少年は悟った。この怪談を利用すれば奴らに復讐できると。その日から毎日いじめっ子の机の上に「読むと死ぬ」という本来ないはずの4巻がそこにはあった?
No そしてその後バレていつも以上にボコボコに・・・ません
少年は怪談が本当か確かめるため4巻を補填しましたか?
No
少年は孤独を愛し静寂を取り戻したかったのですか?
No ただ・・・
少女が幽霊呼ばわりされていたのですか?
No そもそも・・・
少年は静かに本が読みたかった。しかし、ラノベがないせいで怪談ができ、図書室に人が集まるようになった。ユートピアを破壊されそうになった少年は、怪談をなかったことにするために、ライトノベルを買った。そうですね?(ドッヤアアアアアア
YesNo!(ドッヤアア 後半はあってますただ、ここから猛一捻りあって・・・
少女の霊が出てきてお礼を言いますか?
No 非現実要素はありません。
友達が階段を確かめるためドッチボールしますか?
No なぜそれで確かめられる!? ただドッジしたいだけやろ!
怪談によって少女は不利益を被りますか?
YesNo ただおそらくYes これは少女がどう思っているかによって変わりますね。
少女がラノベの著者ですか?
No
少女はラノベの4巻を持っていますか?
YesNo 関係ないです
少女はいじめを受けますか?
No
ある少女が関係する。ただ・・・本人に自覚が足りない?
自覚とは一体なんの自覚でしょうか(゚o゚;;
怪談の内容は重要ですか?
Yes! ある程度は。ですが詳しく特定する必要はないかも。ただ、この怪談によって・・・
図書館以外での少年の生活にも不利益が生じた?
No
少女 死んでますか?
No
怪談を静めるために4巻を購入。しかし同じ時刻に怪談を静めるために少女が4巻以外を破棄しちゃいましたか?
No
放課後、無いはずの4巻が出現し、それを見たものは呪われる、と言う内容ですか?
No
少女も本の虫ですか?
Yes! 意外にこれは少し重要です!
怪談を静めたい少年と怪談を広めたい少女による図書館戦争が勃発しますか?
No 面白そうw ですがおそらく少女も静まって欲しいと思ってます
少年と少女は少しでも面識がありますか?
No! ですが・・・
少女はその本を読みましたか?
ラノベのことならYesNo 関係ないです。
補填するラノベが新品では成立しませんか?
No 別にそれでもいいですが、少しでも本物の図書の本だと思わせるためにです。
少女もこの件でなにかしら行動を起こしていますか?
No まだ起こしてないです。でも、もしかしたら少女も何か行動をおこしたかもしれません。
と、いうことは、少女は少年のことを知っている?
YesNo!
4巻がないことに少女は気づきましたか?
YesNo もしかしたら気づいてなかったかも
少女もよく図書館に通っていたのですか?
Yes!! ただし少年とは逆で・・・
少女は放課後に図書館に通っていたのですか
Yes!! そうです! つまり・・・
ラノベは「二冊」あったッ!
No 少年が買った一冊のみです
ラノベの4巻ではなく、タビンチコード上中下巻の中巻が無くなっていても 状況は成り立ちますか?
それが怪談になればYes
怪談によって図書館は騒がしくなりましたか?
No! ですが、騒がしくなる予定でした! その前に少年が・・・
少年と少女は交換日記的な事をしていた
Yes! どうやって?
怪談を探る生徒に図書室を荒らされると困ったことになる?
Yes!!
少女は学校の生徒?
Yes
少女はこようと思えば放課後以外にも図書室に来れる?
No 昼は忙しくて来れませんでした。
怪談には、少年にとって図書室に人が集まる以外の不都合な点がありましたか?
YesNo 人が集まって・・・
少年は、少女の名前を知っていますか?
No!
その怪談に関わるのはそのラノベの四巻だけですか?
Yes? ただし・・・
少女のために買いましたか?
No
本のページに書き込みをして交換日記にしていましたか?
No! さすがにそこまで非常識ではないですが、考え方はあってます。! 本自体にではなく・・・
そのラノベのカバーを日記につけていましたか?
No
貸し出しカードに書き込んでいましたか?
No! 惜しい! 貸し出しカードじゃなく・・・
貸出カードにですか?
No! 惜しい!貸し出しカードじゃなく・・・
カードを入れるポケット?のようなものにですか?
No
図書館の管理帳にですか?
No
本のしおりに日記を書いていますか?
Yes! 97と合わせてまとめてください!
核心少年と少女は本のしおりを使い、交換日記をしていた。しかしなくなったラノベの4巻が怪談話になってしまった。もし図書室に人が押しかけたらしおりが挟まったまま本が貸し出され、誰かに内容を見られてしまう、と考えた少年は4巻を補填することで怪談話をなくそうとした、ですか?
Yes! ほとんど正解です!
答え
そしてある日の昼休みの時間。
図書委員の少年はいつものように図書室に立ち寄った。
そしてその図書室内を見回っていると、その隅に難しそうな全九巻の長編小説があった。
少年は試しに一巻を手にとって読んでみたが、やはり難しい。
読めない漢字や意味が分からない単語も多く、「もう読むの止めようかな・・・」と思っていたときだった。
花柄の一枚のしおりが本に挟まっていた。
真新しく、最近はさんだもののようだった。
そして、そのしおりを見てみると、
【これ、難しい・・・】
そう、小さく綺麗な文字で書かれていた自体から見て女子なのだろうということは分かった。
少年は思わずメモ用紙と取って、
【そうですよね、この「玲瓏」ってなんて読むんでしょうか?】
と書き込んで、栞のあったところに挟んだ。
少年は放課後は忙しく、図書室には昼にしかこれず、放課後は担当を違う人に代わってもらっていた。。
だが翌日の昼、図書室に行ってみると、そこには少年の書いたものとは違う紙が挟まっていた。
【それは「れいろう」と読むんですよ。透き通るように美しい、という意味らしいです。でも、この「蓬莱」と言う字はなんて読むんでしたっけ・・・?】
それから、少年とその相手との、少し変わった文通が始まった。
内容は意味の教えあいやここまでの話の感想がほとんどだったが、たまに好きな食べ物についてなどの雑談も交えていった。
それによると、やはり相手は女子らしかった。
そして少しずつ相手の少女と一緒に読み進めていった。
少女は少年とは逆で、昼は忙しく、放課後しかこれないらしい。
そしていつの間にか、少年と少女はお互いに直接会わない、という暗黙のルールが出来ていった。
いつしか少年はその秘密の文通が何よりの楽しみになった。
だがある日、学校でこんな怪談が広まった。
『図書室にはライトノベルの「空の架け橋」がなぜか四巻だけ置いていない。なぜならそれにはこの学校の裏の事情が全て書いてあって、図書室のどこかにその手がかりが隠されている』
というものだった。
そして少年はある時、クラスの怪談好きな人たちが今度図書室に行って大捜索をするという話を聞いたのだ。
実はその本と例の文学全集は意外に近い位置にあった。
このままでは何かのはずみであの手紙のやり取りが見つかってしまうかもしれない・・・
そうなればあの文通もそこで終わってしまうかもしれない・・・
紙を抜き取るか?
いやいや! それこそ文通が終わってしまう!
少年はそう考えた。
いつもは誰も取らないような本だったから安心だったのに・・・
少年はそのライトノベルを読んだことがなかったが、あの本がないのは確か去年の卒業生がなくしたからだということは。毎日通っていたので知っていた。
だがそのまま話して、果たして噂が静まるだろうか・・・
それに運悪く図書担当の先生は出張中だ。
もしかしたら信じてくれないかもしれない。
いや、信じたとしても調査を止めさせることはできないかもしれない・・・
少年は考えた末、ある行動にでた。
古書店でそのライトノベル、「空の架け橋」四巻を買ってそれを図書の本として置いておく、というものだった。
誰も読まないような本からバーコードをはがして買ったそのライトノベルに貼り付ける。
図書委員の少年にとっては簡単な作業であった。
作戦は大成功。
『あの噂、ガセだったよ・・・』
という声がクラスから聞こえて、少年は小さく微笑んだ。
そしてまた図書室へと向かう準備を始めたのだった。
— 少し意地が悪かったかも・・・
参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。
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