ウミガメのスープ

忠誠の証

作者: ヒジリ

太郎は女につきまとわれていた。

それに気付いた次郎は、三郎と共に女を捕まえた。

太郎は女を見て驚いた。

手足を動かせない女に、太郎はなぜ自分につきまとっていたのか理由を聞いた。

そして士郎が懐から注射器を取り出すと、女は死んだ。

太郎は感服し、称賛の意を表して言った。

「なんて奴だ」



なぜ、またどのようにして女は死んだのかを解き明かすと共に、なぜ太郎が感服したのか説明して下さい。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

士郎は注射器で何かを注射しましたか?

YES

はい

女は自殺ですか?

YES!!

はい

登場キャラは全員人間ですか?

YES

△

女が死んだのは注射器が原因ですか?

YESNO 直接の死因ではありません。が、女が自殺を図ったのは注射器が原因です。

はい

この物語に関わる人物は太郎・次郎・三郎・士郎・女の5人で全てですか?

YES

はい

士郎が注射器を取り出した懐とは、士郎の懐ですか?

YES 注射器は史郎の持ち物です

はい

注射器の中身は自白剤ですか?

YES!!

はい

登場人物の職業は重要ですか?

YES! 特に女の職業は重要です

いいえ

女は自分の舌を噛み切って自殺しましたか?

NO!

はい

核心女はスパイで、捕まって拷問される前に自ら命を断った。ですか?

YES!! 女が死んだ理由はそれで正解です。では、女はどうやって死んだでしょう?

★
△

太郎が感服したのは女が死んでまでも秘密を守ろうとしたからですか?

YESNO それもありますが、もうひとつ理由があります。

はい

注射器を持っていたということは、士郎は医者ですか?

YES

いいえ

結構グロい話ですか?

NO

いいえ

女の死に時計は関係しますか?

NO 単に自分が時計好きなだけです^^;

はい

女に手足はありますか?

YES

いいえ

太郎は女の死に方に感服しましたか?

NO

はい

女は服毒自殺ですか?

YES!!

?

女は自殺するのに何か器具を用いましたか?

これはNO…かな  

いいえ

太郎と女は実は知り合いでしたか?

NO!

?

毒の隠し場所は特定したほうがいいですか?

特定しなくてもいいです。あとは11の”もう一つの理由”を突き止めてください。

はい

核心歯に仕込んでいましたか?

YES!!  奥歯に仕込んであった毒を飲みました

★
いいえ

太郎が女を見て驚いたのは、「手足を動かせないのに自分につきまとっていた」からですか?

NO!

いいえ

仲間のスパイが誰かを聞き出そうとしてそれを庇って…。ですか?

NO

いいえ

自分が人質にされるのを恐れましたか?

NO ”太郎が感服した理由”をお願いします

はい

確認ですが、女の職業はスパイのみですか?

YES 職業はスパイだけですが…

いいえ

女が手足を動かせないのは、話の最初からですか?

NO  捕まってから不審な行動がとれないように手足を拘束されました。

?

太郎が感服した2つ目の理由は女が死んだからでなく、その女がスパイだったからですか?

うーん…そうですね、YES、かな

はい

確認です 太郎は女に対して感服しましたか?

YES!

はい

太郎になぜつきまとっていたのかを聞かれ、女は答えなかった。そのため自白剤を使おうとしたが、女は奥歯の毒で自らの口をふさいだ。ここまで正しいですか?

YES!! なぜ太郎は女を見て驚いたでしょう?

はい

女の容姿や社会的地位は関係しますか?

YES!!

いいえ

女は有名人でしたか?

NO

いいえ

女は外見を見ただけで職業が分かる姿をしていましたか?

NO 職業=スパイなので。むしろ逆かな。

いいえ

実はタロウと女は幼馴染だったが、ばれてはいけなかったので、全身整形しましたか?

NO 女はターゲットとして太郎を事前に知っていましたが、二人は知り合いではありません。

いいえ

女のルックスは一般的ではありませんでしたか?

NO

△

男が女を見て驚いたのは、女がスパイだったからですか?

YESNO 次郎から”スパイを捕まえた”と聞いた後、女を見て驚きました。

はい

核心女はまだ押さない子供でしたか?

YES!!! ナイスです!女は中学生で学生服を着ていたため、男は驚きました。

★
はい

核心太郎に付きまとっていた女学生をスパイと見抜き、捕らえた次郎と三郎。「スパイを捕まえた」という報告を聞いてやってきた太郎は、スパイがまだ若い女学生だったことに驚く。尋問するために、士郎が自白剤の入った注射器を準備すると、女は歯に仕込まれた毒で自害した。 太郎は「若い女ながら、見事なやつよ」と感服した?

YES!!! 完璧です!

★

答え

日本のとある場所に暗殺や諜報の依頼を受ける裏組織がある。
組織に所属し、諜報活動や暗殺を担っているのは全て学生だった。
これは、ターゲットの先入観=“学生がこんな仕事をしているはずがない”という思いこみを利用し、油断を招いて仕事を遂行しやすくするためである。
故に、組織は構成員の少年・少女らを強制的に学校へ通わせていた。
 
組織に所属する少女・玲は、中学生でありながらプロの諜報員(スパイ)であった。
護身用の拳銃を所持しながらターゲットの身辺調査を行い、様々な関連データを収集するのが主な仕事である。
 
その日、玲は今回のターゲットである西川組(暴力団)の幹部、北谷太郎の身辺調査をしていた。
しかし、太郎の護衛である次郎に不審な行動を見咎められ、玲は次郎とその同僚:三郎によって捕らえられてしまった。

「こいつです」
怪しい奴を捕らえたという話を聞き、玲の前に現れた太郎は彼女の姿を見て驚いた。
拳銃を所持していたと言うからごつい男を想像していたのに、目の間に居たのは学生服を着た年若い少女だったからである。

「こんな物騒なものを持ち歩いて…、誰かの仇討か何かかい、お嬢ちゃん」
不審な行動がとれぬよう手足を拘束された玲に、太郎はなぜ自分につきまとっていたのか理由を聞きながら、彼女が所持していた拳銃を確認した。
簡単に手に入る型だが、明らかに玄人の手によって改造されている。
玲のバックには何か巨大な組織があるのだろう。
太郎は玲に、彼女の正体や所属する組織について吐かせようとしたが彼女は頑なに口を割らなかった。

「随分と強情な嬢ちゃんだ」
 仕方がないと判断し、太郎は士郎を呼び出した。士郎は太郎が懇意にしている『吐かせ屋』である。
士郎は懐から注射器を取り出して言った。
「さっさと吐かないと廃人になっちゃうよ~」
注射器の中身は強力な 自白剤だった。
自分の腕に近づけられる注射針を見て、玲は覚悟した。 ここまでか。

「……あれ?」
自白剤を打ってから数分後、薬の効き目を確かめようと玲に触れた士郎は奇妙な声をあげた。
「太郎さん、このコ死んでるよ~?」
 
舌を噛み切った様子はなかったのになぜ。
思いながら玲の口の中を確認すると、奥歯に埋め込まれたカプセルが噛み砕かれているのがわかった。
恐らくこの中に毒が仕込んであったのだろう。
自分が所属する組織の情報漏洩を防ぐため、彼女は自白剤が効いて尋問される前に自殺を図ったのである。
事実、自白剤が効く前に体に回った毒によって彼女には死なれてしまった。
年若く、しかも女であるのに、その死にざまはまさにプロのものだった。

「…なんて奴だ」

 彼女の選択は所属する組織への忠誠の証だ。
太郎は少女のプロとしての行動に感服し、称賛の意を込めて小さく呟いた。

※改変は加えていますが、ある小説が元ネタです


— 2皿目は敬意の味

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