ウミガメのスープ

【創作落語】プレゼント

作者: 3000才

世の中にはちょうどいい大きさ、ってのがありますな。
昔は大きいことはいいことだ、なんて言ったもんですが、カメラも電話も音楽機器もどんどんどんどん小さくなって、最近はちょうどよい大きさに収まった、って感じがします。

さて、ここにいるのは脳みそが少々小さい男。自分の女にプレゼントをあげよう、って思い立って、その前にって女に聞いたところまではよかったんだけど、女からはつれない返事。男は、おいらってそんなに小さいの、ってびっくりしてる。

さて、男は女に何を聞いて、女は何て答えたんだろうねぇ?

# 今回の解説文は、落語風に仕上げました。
## yanさんにSPをしていただきました。この場で謝意を示します。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

男は女についてのことを聞きましたか?

Yes

いいえ

男は女の好きなものについて遠回しに聞きましたか?

No 好きなものがなにかを聞いたわけではありません

はい

プレゼントに形はありますか?

Yes!

はい

「脳みそが少々小さい」というのは重要ですか?

Yes? すこし関係はあるかな。

いいえ

男の器が小さいですか?

No 器は普通かなw

いいえ

男は女に欲しいものは何かを聞きましたか?

No ほしいものがなにかを聞いたわけではありません

いいえ

男は外見上小さいと判断できるものがありましたか?

No だとおもいます 

はい

プレゼントを特定する必要はありますか?

Yes あります

いいえ

男は女が行きたいと思っている場所について聞きましたか?

No

いいえ

気が小さいですか?

No 気も普通ですね

はい

核心指輪をプレゼントしますか?

Yes いきなりスナイプきましたね

いいえ

男が小さいと思ったのは男の中身のことですか?

No

いいえ

女の指はめちゃくちゃ太いですか?

No しかし、指輪のサイズ、重要です 男が聞いたのは指輪のサイズです

いいえ

ペアリングが欲しいのに、自分の指が彼女より小さい!

No

いいえ

手が小さい男は指輪の号数を彼女に聞くと、「あんたよりデカイわよ」ですか?

No 男は指輪の号数を聞こうとした、はあっています

いいえ

指輪はプロポーズ等のサプライズで彼女にわからない様に調べようとしましたか?

No 直球で指輪のサイズを聞こうとしました

いいえ

男は指輪の号数を聞いたつもりが、服の号数と勘違いされましたか?

No しかし、どこかに勘違い要素はあります

女は号数を答えましたか?

YesNo? 指輪の号数は答えていません

はい

彼女は日本人ですか?

Yes そういう設定です

はい

言葉遊びがありますか?

Yes あります

いいえ

女は指のサイズを聞かれていることを理解しましたが、号数以外の表現をしましたか?

No! むしろ、女は指のサイズを聞かれていることを理解していませんでしたが、号数でこたえました

いいえ

女は自室の部屋番号(○○○号)と言って、男は『三桁!?俺よりデケェ!』となりましたか?

No

はい

男の質問の文言は重要ですか?

Yesかな 男は「指のサイズ」についてとは言わなかったのですね

いいえ

いくらか女は聞こうとした

No 女は指輪のことは話してません

いいえ

女の言った何号というのは二ケタの数字でしたか?

No むしろ・・・

いいえ

「指いくつ?」「は?5(本)に決まってんじゃない」「そんなに小さいの!?」

No ああ、いい感じですね ただ、男は指のさいずについては言ってないのです 女は号数で答えています

いいえ

女は野球選手で「何号?」を「ホームラン何号」かと勘違いしましたか?

No それは思いつかなかったw

はい

核心「(彼氏としては)3号(3番手)ね。」などと答えた?

Yes, そういうことです!

答え

「御隠居、御隠居、ちょっと教えてくんなまし」
「おう、どうした、熊さん、そんなにかしこまって」
「いやね、実はおいら、女がいるんですがね」
「ほほぅ、こいつぁ初耳だ。隅に置けないねぇ」
「へぇ?隅に置けないってぇどういう意味ですかい!おいらにはオセロができないとでもいうんですかい!」
「確かにお前さんは頭が悪いからオセロは向いてないよ。でも俺が言ってるのはそういうことではないよ。いいから気にせず話を続けなさいよ」
「へぇ。実はおいらには好きあってる女がいるんですよ。肌が白く雪のようでね、おいらは完全に溶けちまったんでさあ」
「へー、雪じゃないお前さんの方が溶けたのかい。おかしな事を言うねぇ。それでどうしたい」
「へい。実はそいつ、・・・明美って言うんですが、今度誕生日でして、プレゼント送ろうと思ってましてね。そこで御隠居に相談しようと、こういう訳でさあ」
「ほほー。プレゼントの相談を俺にするたぁ、お前さんも目が高いね」
「へぇ?目が高いってぇ、幾らです?」
「うるさいね。ちょっと褒めたらこれだよ。そんなことよりプレゼントは何にするか決めたのかい?」
「へぇ。明美に聞いたら“誕生石はルビーなの”なんて言いまして」
「ほぉーこじゃれた事を言うねぇ。本当にお前さんの女なのかい?」
「へぇ。まったく御隠居、肌が白くて雪のようで」
「それはさっき聞いたよ」
「すいません、覚えたばかりで言いたいもんで」
「まったく、しょうがないやつだねぇ。それで相談たぁ、なんだい。もう買うもの決まってるんじゃないかい」
「いや、それが“誕生石はルビーなの”って一体どんな意味なんですかい?御隠居なら知ってると思って」
「呆れたよ。そんなんも知らんのかい。いいかい。月には誕生石ってぇのがあるんだよ」
「へぇ、それで誕生石ってぇのはどれ程頑丈ですかい?」
「頑丈石じゃなくて誕生石だよ、馬鹿だね。いいかい。誕生石はユダヤ教の祭司の胸板の十二の宝石によるとも新約聖書ヨハネ黙示録の「新しきエルサレムの東西南北十二の門の十二の石垣の基礎石」によるとも言われててね・・・。おい、寝るんじゃないよ」
「へぇ?終わりましたか」
「終わってんのはお前さんのおつむだよ。要するに誕生石ってぇのはね、1月はガーネット、2月はアメシスト、3月はアクアマリン・ブラッドストーン・・・ってな具合に月ごとに宝石が決まってるってことだよ」
「なるほど。じゃぁ、“誕生石はルビーなの”てぇのは・・・」
「お前さんの女は7月生まれでその誕生石がルビーってことだよ。ルビーの指輪でも買ってやるんだな」
「なあるほど、さすが御隠居だ!じゃぁ、そいつを買えばいいんですね」
「そうだ、やっと分かったかい。しかし、注意しなくちゃいけないよ」
「何をですかい」
「指輪には号ってぇのがあるんだよ」
「なるほど、確かに指輪に業は付き物だ」
「お前さん、時々怖いこと言うね。業じゃなくて、号だよ。号ってのは指輪の大きさのことでだ。薬指だったらふつうは8号から10号くらいだな。6号なんていったらかなり細い指で、小さいサイズだな。指輪を買いに行く前にお前さんの女に何号か聞いとくんだな」
「へい!ありがとうございます!よくわかんねぇけど、とりあえず聞いてきますわ!」

―翌日。明美と会った熊さん、さっそくたずねる。

「いえっへっへ、いや、ほら、アレだ。ちょっと聞きたいんだけどね。おいらに何号か教えちゃくんないかい?」
「は? お前さんなら、あたしの2号だけどね」
「へっ? おいらが2号なのかい。おいらってずいぶん小さいんだな。まぁ、1号よりは大きいから、まだましだ」

— SPはyanさんにしていただきました

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