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【正解を創りだす】窓を開けた男【ウミガメ】

作者: Ratter

問題文は以下です

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ある日、ふられて家に帰ってきた男
男は時計を確認すると窓を開けた。

なぜ?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【正解を創りだすウミガメ】第5弾です!

この問題には解説を用意しておりません。
皆様の質問がストーリーを作っていきます。

今回のストーリー作成の質問(要素)は一人だいたい4~5個くらいまでとします。
(おそらく30質問前後募集する形となりますので、参加者の数と質問の進み具合をみて
調整してください。)

質問の採用・非採用は
予め条件を設定してあります。条件にあったものを早いもの順で
15個選びます。

※ただし、矛盾が発生した場合は、条件に合致していても早いものを優先します。
例)
田中は登場しますか?
&
今回は田中は登場しませんよね?
等

その後、選ばれた要素を取り入れた解説の投稿フェイズとします。

解説投稿フェイズでは、要素に合致するストーリーを考え、質問欄に書き込んでください。
ネタ設定ももちろん大歓迎です! というかネタ設定しか無理でしょうw

みんなで様々なストーリーを考え、みんなで楽しみましょう!

※チャットルーム ルームキー「正解を創りだす」なんかもご参照ください。

■時間割
・要素募集期間
出題~15個要素が揃うまで。
・投稿期間
15個揃ったあと~3/17 22:00
・投票期間
3/17 22:00~3/19 22:00

そして今回は、以下3賞をご用意いたしました。
なお、見事シェチュ王になられた方には、次回の【正解を創りだすウミガメ】を出題していただきます。

■最も好きな解説に投票
・最優秀作品賞 (投稿毎 別々にカウント)
・シチュ王   (投稿者毎 でまとめてカウント)
■最も組み込むのが難しかった要素(もしくは投稿してない人は、難しそうな要素)に投票
・最難関要素賞 (最も票を集めた要素に与える賞)

※複数投稿を行う方がいなければ、最優秀作品とシチュ王は同一になる可能性がありますが。

なお、今回は解説への投票は一人三票の複数票での投票を考えておりますが、
いつも使っているアンケートサイトが、3票制限が出来ないので、別のアンケートサイトの利用を考えております。
ただし、そちらでは選択肢が20こまでとなっていますので、投稿が20個を超えた場合は
いつもどおりの一人1票での投票で行いたいとおもいます。



なお、質問欄の文字数制限は全角300文字?のようです。
それでは、今回もたくさんのご参加お待ちしております!

質問した人は、できるだけ正解を創り出すと投票にも参加してください。
もちろん、質問だけ、投票だけの人も大歓迎です。


※注意
・あまりにも解説の幅が狭まる質問はご遠慮下さい。
 (例)ノンフィクションですか?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

男が見た時計はふられる前に逆さにした砂時計ですか?

Yes 砂時計を確認しました。

△

窓を開けたのは窓から外に飛び降りるためですか?

YesNo どちらでもかまいません

はい

砂時計の中身は砂以外の物質ですか?

Yes 砂以外の物質です

はい

窓はスライド式?

Yes 窓はスライド式です。

△

男は死亡しますか?

YesNo どちらでもかまいません

はい

男は砂時計を見ながらニヤニヤしていますか?

Yes ニヤニヤしてます。

△

男を振ったのは女ですか?

YesNo どちらでもかまいません

はい

時計を確認したのは朝ですか?

Yes 朝です。

△

男は裸にネクタイだけの姿でしたか?

YesNo どちらでもかまいません

△

時計の中にあるのはダイアモンドですか?

YesNo どちらでもかまいません

はい

男は人間ではありませんか?

Yes 人間じゃない何かです。

△

一軒家?

YesNo どちらでもかまいません

はい

男の家は、プラスチックでできていますか?

Yes プラスチック製です。

はい

男は貧乏ですか?

Yes 貧乏です。

はい

外は何かが降っていますか?

Yes なんか降ってます

はい

男は、アメにふられましたか?

Yes アメにふられました。

△

男は一回も地面に足をついたことがありませんでしたか?

YesNo どちらでもかまいません

はい

盗んだバイクは重要ですか?

Yes 重要です。

△

窓=社会の窓 ますか?

YesNo どちらでもかまいません

はい

核心男は雷ですか?

Yes です。

★
はい

男は「みんな、オラに少しだけ元気を分けてくれ」と頼みましたか?

Yes です。

△

重要人物は8人ですか?

YesNo どちらでもかまいません

△

男は、ふられたけれども、むしろ清々しい気分でしたか?

YesNo どちらでもかまいません

△

窓の外では飴(not雨)が降っていますか?

YesNo どちらでもかまいません

はい

窓から、何かが出入りしましたか?

Yes なんか出入りしました。

△

窓の外ではアメのほかに人が降ってますか?

YesNo どちらでもかまいません

△

男の家の外では、女が三点倒立でアピールしていますか?

YesNo どちらでもかまいません

?

男をふったのは雲ですか?

条件に一応合致しますし、矛盾無く使うことも可能ですが 一応16に矛盾するものとして不採用とします。

△

自分の家ですか?

YesNo どちらでもかまいません

△

窓は壊れていますか?

YesNo どちらでもかまいません

△

雪も窓の外でふってましたか?

YesNo どちらでもかまいません

?

アメにふられましたか?

コレも条件に一致しますが 既出なので不採用

はい

男はポケットに入れ歯が入っていますか?

Yes 最後にネタっぽいのktkr

△

ゴンドラで運ばれてくるカプチーノは重要ですか?

YesNo どちらでもかまいません

△

時計でふる時間を調節してましたか?

YesNo どちらでもかまいません

?

なんかホルモンの香りが漂いますか?

条件に合致してるけど16個目になっちゃうので~

?

①第20783242回天上会議 神「雷さんや」 雷「へぇ」 神「あんた最近カミナリ落としすぎちゃおらんか?」 雷「へぇ、まあ、それが仕事なもんで」 神「人間界から苦情がきとるんよ。主に北陸地区。お前は一度下界におりて人間と仲良くなってこい」 雷「マジすか?」 神「マジ」 雷「…」 神「一ヶ月間ね」 神の無茶振りによって、下界に降りてきた雷さま。とりあえず渡されたのは特殊な液体が入った一ヶ月の経過を示す砂時計と、なぜか入れ歯だった。

1.雷様いうと全身タイツのアレ・・ですかねw

?

②神「困ったことがあったら使いなさい」 と言って渡されたもののこれをどう使えばいいのか皆目検討もつかない。 とりあえず、鬼のパンツ(黄色と黒のシマシマのヤツ)に唯一ついているポケットにそれをしまい、神さまが用意した北陸の一軒家に向かった。 家は放電防止のために絶縁体であるプラスチックでできていて、雷さまは感心した。 「オラ、寝ている時、無意識に放電しちゃうからな。これで人間に嫌われたら元も子もないべや」 とりあえず、所持品は入れ歯一個いう体たらくの雷さまは金を得るためそして目的である人間と仲良くなるために、バイトを始めることにした。

-

?

③バイト先は神さまが斡旋してくれた。 バイト前日、雷さまは緊張しながらも、人間と仲良くなることが楽しみになってきて、顔のニヤニヤが収まらない。 特殊な液体が入った砂時計はその色によって時間を教えてくれる。 バイトが始まるのは朝の八時から。砂時計の色が黄色になった時だ。 雷さまは待ち遠しくてニヤニヤしながら砂時計を眺め、そしてそのまま眠りに落ちてしまった。

-

?

④バババババババババババババッッッッッッ!!!!!!! ものすごい音で目を覚ますと砂時計の色が黄色になっていた。 それを確認した雷さまは超慌てた。 「ヤバス!初日遅刻ヤバス!」 焦って口調がおかしくなりながらも、身支度を揃え(鬼のパンツを履いて)玄関のドアを開け…れない! どうやら何かが玄関を塞いでいるようだ。

-

?

⑤窓を覗いてみると飴玉だった。 飴玉が凄い勢いで空から降ってきており、それが積もって玄関を塞いでいるのだ。 雷さまは自分がいない間のカミナリ業をアホの弟子に任せたことを後悔した。 「アイツ、雨と飴を間違えるなんて…チクショウ!なんて日だ!!!」 とりあえず、今覗いている窓から出ようとしたが、両開きの窓なので外の飴玉がつかえて開かない。 二階に走り、スライド式の窓を開けると、飴玉が流れ込んできた。 飴玉を掻き分けて外に出るも、あたり一面、飴に埋め尽くされていた。

-

?

⑥「みんな、オラに少しだけ元気を分けてくれ」 雷さまはそういうと両手を空に突き上げた。 雷さまの頭上にエネルギーの塊が出来上がってきた。 雷さまの得意技の一つ「電気玉」だ。 世界中の人間が身に纏っている静電気を拝借し、対象物にぶつける大技である。 そうやって出来上がった電気玉を飴の海に投げ飛ばした。

-

?

⑦DOGOOOOOOOON!!! 電気玉の炸裂により、飴玉の海が消滅した! しかし時間がない! 雷さまはお向かいさんのバイクを盗むと、バイト先である吉野家に全速力で向かって行った! 「飴と雷のせいで本日はお休みです」 吉野家の壁に貼られた張り紙を見て雷さまはガックリその場に崩れ落ちた…

-

?

⑧ポケットの中の入れ歯が喋り出した 神「…もういいから帰っておいで」 お・し・ま・い

-

?

始めます。 男は雷(サンダー)。改造人間である(顎を除く)。 日夜女性に告白をしながら悪と戦う正偽の味方である。 今日も悪と戦い(女性にもフラれ)帰宅したのは朝のことである。 男の家はモダンなプラスチックハウス(ペットボトル)。 お金がなかった訳ではない。俺の趣味だ。 誰もここに正偽の見方が潜んでいるとは思うまい。 ゴミをきちんとリサイクル(自分本位)するエコロジーのヒーローだ。 (続く)

2.なんとなく 島本和彦画の暑苦しいヒーローが思い浮かんだ(=゜ω゜)ボー

?

男は自分の腕についた砂時計を見るとニヤニヤしだした。 砂時計の中身は特殊マイクロフィルムで逆さにすることで録画・再生できる 優れものだ。 男はこれで自分好みの女性を撮影(盗撮)保存するのが 貧b・・・倹約家の男の唯一無二の楽しみだった。 無論男のフラレ記録となるのだが・・・ (続く)

-

?

「サンダ~大変にゃ~」むぅ!! 彼女はワンダーキャット(以下wc)。男の愛してやまない女性のひとりだ。 ウィーン。スライド式の窓が自動開閉する。 wc「サンダ~またゴムゴルの奴らg男「結婚してくrパシッ(ビンタ音) wc「毎度毎度いい加減にするにゃ~また悪の組織ゴムゴルのやつらが街に現れたにゃ~」男「って事はミス・レグルス(女幹部)ちゃんも・・・」 wc「もちろんいるにゃ~。早く行くにゃ~」wcはそう告げると窓から出て行ってしまった。(続く)

-

?

男「愛を語り合う暇もない。」男は窓から這い出した。(ドアはゴミに埋もれて使用不可) 男は盗んだバイクでかけだした。 盗んだバイクは男の相棒(友達0)。 いついかなる時も男を救ってくれた。 臓器を売り歩いて命の危機に瀕した時もお金がなくなって困ったときもいつもそばにはバイクがあった。 街にアメが降る、悪意渦巻くアメが降る。男の腹を満たす至極のひと時だ。 CM~(続く)

-

?

街中 怪人「街中にあま~いアメを降らせ みんなを虫歯にしよう作戦順調です。」 「そふぉふぁべふぁ!」 男が盗んだバイクでさっそうと現れた。 カポッ。男はポケットに入った入れ歯をはめる。 怪人「あらわr 男「レグルスちゃん。けっこn・・・ 怪人ハナシキケヨ ピコンピコン。むぅ!! カラータイマーが鳴り響く。 男に宿る単三電池の残量が切れかかっている。 「みんな、オラに少しだけ元気を分けてくれ」と言って 人々にたかり始めました。 「少しだけ、少しでいいからお恵みを・・・」挙げ句の果てに土下座をしまくる始末。 (続く)

-

?

怪人「・・・ほらよ、使えよ。」つ電池 男「!・・・怪人。・・・お前ってやつは・・・」 怪人「まだ新品だぜ。余ってるからやるよ。」 男「怪人!!愛してるぜ!!」だきっ 怪人「ぎゃ~変態。離せ、馬鹿。死んでしまえ。」 男「そうか、お前女か!!よしっ俺の好みだ。カメラ回せカメラ・・・ こんなヒーローだけど誰か愛して(終)

-

?

①ある所に男がいた。名を「雷」という(以下雷)。 雷は砂時計をもっていた。実は砂時計には砂のかわりにちっちゃいおっさんが入っている。おっさんだから砂のように規則正しく落ちてこないのがネックだが雷にとってそんな事はどうでもよかった。 何を隠そう、雷も元砂時計の中の住人で、最近まで元ちっちゃいおっさん(小人)であり人間ではなかった。だが雷は突然変異によりものすごく大きく成長してしまい、砂時計の中におさまらなくなったので外の世界で暮らすことにしたのだった。

3.おっさんしかおらんやーんと笑って読んでたら、箱庭系の世界観だったのね~

?

②雷は外の世界に出たばかりだったので超貧乏であり、住む家を買う余裕なんてなかった。とりあえずその辺に落ちてたプラスチックを集め、仮の寝床くらい用意しようとしてたら、調子に乗りすぎてプラスチック製の立派な家が完成してしまったので、「もうこれでいいや。」ということで現在プラスチック製の家に住んでいる。 窓だけはなんとなくこだわってスライド式にした。でも窓ももちろんプラスチックだ。透明のプラスチック製の家なのでプライバシーなどありはしないがそんな事はどうでもよろしい。

-

?

③雷はいつも砂時計の中のかつての仲間を見ながらニヤニヤし、会話し、ポケットにいつもいれてる大量のミニサイズ入れ歯を入念に洗って中のちっちゃいおっさん達に渡してはめてあげる等の世話をしてあげ、時々砂時計を逆さにしてちっちゃいおっさんの反応を楽しみ、と割と楽しく過ごしていた。 ある日の事、いつものように雷がちっちゃいおっさん達の入れ歯を洗っていると、突然外から大量の飴が降ってきて2階の開けっ放しの窓から入ってきた。不思議に思っていると、見知らぬおっさんも窓から入ってきた。しかもバイクに乗りながら。見知らぬおっさんは「すまん、その飴わしのや。」とか言って飴を回収していた。

-

?

④雷は(びっくりしたけど、オラそういやこの世界について何にも知らないや。こんなの当たり前の事なのかもしれない。ちょっとこの世界について調べてみるか。)と考えた。 とりあえずこの世界の様子を見たかったのでおっさんを殴り倒して窓から出し、乗っていたバイクを無理やり盗み、家の外を盗んだバイクで走り出した。もちろん家を出る前に砂時計を逆さにする事は忘れずに。

-

?

⑤盗んだバイクで走っていると、雷は突然見えない壁にぶつかった。 意味がわからないでいると、雷はさらに驚愕した。見えない壁の向こう側に巨人がいたのだ。そして、雷はあの砂時計の中から脱出できたわけではなく、巨人によってまだ何かの入れ物に入れられ、飼われていただけだった事に気づく。 雷はこの入れ物の世界からも脱出する事を決意した。

-

?

⑥雷は心の中でかつての仲間たちに「みんな、オラに少しだけ元気を分けてくれ」と頼んだ。もうこれで何も怖くない。 雷は再びバイクを運転し、壁に向かって走り出した。そして気合いで壁を垂直走りした。ただただてっぺんを目指して。この壁の上にさえたどり着ければ真の外の世界にたどり着くのだから。 だが、外にいる巨人がそれを嘲笑うかのように入れ物を手にし、入れ物を振られ、挙句の果てになんと入れ物を逆さにしてしまった。せっかく結構上まで来てたのに落下してしまう。そしてそのまま雷の自宅まで戻され、開けっ放しの2階の窓に入ってしまった。

-

?

⑦自宅に強制的に戻された雷。もういつの間にか翌日の朝になっていたようだ。とりあえず反射的にちっちゃいおっさん達がいる砂時計を見てしまう。 そして、ある違和感を感じた。あの巨人は雷のいる世界である「入れ物」を逆さにしたのだ。なんでそんなことを?逆さってそんなのまるで・・・。

-

?

⑧雷は改めて砂時計を確認した。家を出る前に逆さにしたからおっさん達が上から下へと落下している。そして、雷は1つの答えを導き出した。 スライド式の窓を開け、外を確認した。思った通りだった。外は大量のおっさん達が上から降っていた。いや、落下していたといった方が正しいだろう。あの時巨人が入れ物を逆さにしたからだ。何故か?巨人にとっては当たり前の事だったからだ。 今雷がいる世界の正体、ここもまた巨人たちの砂時計の中なのだから・・・。

-

?

1 

4.Boy Meets Girl なストーリーですかねぇ。でもニヤニヤ&貧乏が抜けちゃってるかな?

?

2  そして毎日窓からばれないように雷は出入りをしていました たまにプレゼントとして飴の雨を降らせたりしてあげました ある時皆の元気が詰まった砂時計をあげました 「悲しい時でもこれを使えばいい」 と言って

-

?

3 ある晴れた朝大きな地震が起きた、少女らを巻き込み・・ 雷は一刻も早く駆け付けました ポケットに入れ歯が入った服を間違えて着てまで バイクを盗んでまで行きました 着いた時には少女には息がありませんでした その時雷は元気が詰まった砂時計のことを思い出しました それを使えば少女を生き返らせれると

-

?

だが無理だった、元気が足りないから そこで、天界の皆に元気を分けてくれと言った 元気を分けてもらい少女は息を吹き返した 「また凄い力を使ったの?」 雷は答えた 「ああ、そうだよ」 その後に雷は地震災害を無かったようにしてくれ神様といい称えました そして雷は姿を消しました

-

?

5 数年後、少女はすっかり大人になりました 雷のことはすっかり忘れてしまいました 「貧乏神で悪かったな」 空から声が聞こえた気がした              おわり

-

?

この世にいい事なんて一つもない。 田中はその日そう思った。おじいちゃんが死に、親とケンカし、彼女にも振られ、詐欺にあい、その日の夜、田中はグレた。盗んだバイクで走り出す。乗った事ないけど。 ドーン! はい、事故るー。 朝、血まみれの死にかけで帰ってきた田中はそのまま家で倒れこんだ。

5.家~ぃめっちゃ、た~なか~まみれ。テーマ「田中」ますね?w

?

?「おい!起きろ!ウタ・ヘタへ起きろ!」 田中「ん・・誰だ?誰か呼んでる・・って、誰がオンチじゃこらー!」 ?「おぉ。起きたか。俺は神だ。田中様、あなた様は見事、神候補(雷神枠)に選ばれました。ですので、登録料として、200万振り込んで下さい。」 田中「うん。すっごいわかりやすい詐欺だね。まぁ、今日それに引っかかって全財産なくなったんだけどね。」 神「ウソウソ!ごめんごめん!200万はウソ!でもさ、田中が神候補に選ばれたのは、ほんとなんだよねー。」 田中「なんで俺が!?」

-

?

神「選考基準は、 1.今の世の中に絶望している。 2.死にかけてる。 3.ポケットに入れ歯が入ってる。 この三つだった。それに見事当てはまったのが田中だったというわけさ。」 田中はおじいちゃんの入れ歯を形見として、ネックレスにし、ポケットにいれていたのだ。そうだ、これの名前を歯ックレスにしよう。別にどうでもいいけど。

-

?

神「いやいや、いらんこと言ってないで、試験始めるよ。えっと、とりあえず、アナタハァ、神ヲォ、信ジマスカァ?」 田中「え?うん。そだね。」 神「ズコー!・・・くっそー。信じてねぇな!くらえ!神パワー!」 ナレーション「説明しよう!神パワーとは、神の手のひらから繰り出される、オーラ的には茶色のビームっぽいやつなのだ!」 田中は神パワーを受け、意識が飛びそうになる代償のかわりに、少し身長が伸びた上に、お好み焼きを上手くひっくり返す特技を身につけた。

-

?

田中「どうだ。神を信じたか。では、第42回雷神昇格試験を始めたいと思います!では田中君、君は神パワーによって霊体となりました。そして、元の体は私、神が少しの間、遊ばせてもらいます。そして今あなたは、大きな砂時計の中に入っています。私が見えますか?」 田中(霊体)「おぉ。俺が喋ってる。キモい。なんだこの田中と田中の会話。しかし、やるしかないようだな。」

-

?

田中「その砂時計は【家ーい、めっちゃホリディ】って言って、プラスチックでできた家だね。快適だよ。その中の砂、それは【高カミナリエネルギー】、天界では、【たかみな】と呼ばれてるんだ。なんかね、それを作った前の神がね、アイドルオタクだったの。うけるー。まぁ、砂を一年間被り続けると、雷神になれるんですねー。楽ちんですねー。あと、雷神に近づくと神パワーが使えるようになるから!じゃ!一年後に帰ってくるから成仏しないでね!ばいばーい。」 田中は神パワーで大きな砂時計をひっくり返して出て行った。

- 前の神、アイドルならなんでもいいのか・・?絞れてないような

?

田中(神)は、久しぶりの人間を楽しんでいた。神パワーを使えば何でもできる。スカートをめくったり、お風呂を覗いたり、透視したり。そうです。神、最低です。 楽しすぎて、田中(霊体)の事など忘れていた。 そして一年と数ヶ月が過ぎた。 ファッションもムダにチャラくなっていた。劇的ビフォーアフター。渋谷の匠による、まぁなんということでしょう状態。チェケラ。そんな感じで遊んでいると、空が怪しくなってきた。

-

?

まじチャラ男な神はイケイケで、とりあえずポツポツと降り出すアメに告った。 田中神「アメ、君かわぅぃーね!付き合ってちょ?」 アメ「無理。物質的に」 チャラ田中「うぃーーー!はうちっ!田中っちのこと忘れてたyo。帰ろっ。」 いきなりオバケ田中の事を思い出した、たな神チャは急いで家に帰った。もう朝方のことだった

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?

チャ神中「ただいまんもすー。」 神タ中が帰って来ると、田中(霊体)が普通よりも多い【たかみな】を被り、雷神を超えたNEO雷神となって砂時計の中でうずくまっていた。田中神男は田中(霊体)がそんなことになってるとも知らず、おちょくったように砂時計をニヤニヤ確認する。 タナッチャ「オラオラ〜、オラがわかるか?ヘーイ!オーライ!」 その調子に乗った言い方にNEO雷神田中(NRT)はブチ切れた。 NRT「グォオオオオオ!」

-

?

NRTは外へ飛び出し、空中から小さな雷を無数にチャラ男神田中(CKT)の周りに降り注ぐ。その無差別的な攻撃にCKTも怒る。スライド式の窓を開け外へ飛び出す。 NRTVSCKT!ただの英語だ。意味わからん。しかしバトルは始まる。NRTの必殺技、キックが炸裂。CKTは吹っ飛ばされ開いた窓からまた家の中に飛ばされた。そこでCKTは家の中からNRTを挑発する。

-

?

その挑発に乗ったNRTは家へ突っ込んでくる。窓を過ぎたその時!CKTはスライド式の窓を閉めた。 バンッ! スライド式の窓にNRTを挟んだ。 NRT「グォオオオオオ!」 苦しむNRT。そこにCKTは渾身の神パワーを放つ。しかし、倒すには至らない。微笑みを浮かべながらNRTが見つめる。 CKT「くっそ。見んな!みんな、オラに少しだけ元気を分けてくれ。」

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見つめていたNRTから声が聞こえる。 田中(霊体)「神様・・どうか、どうか、俺を助けて・・この意識がある間に・・受け取ってくれ!神パワー!」 茶色オーラがCKTを包み込む。みなぎるパワー。神本来の力を取り戻したようだった。 神「終わりだ。雷神。」 神の渾身の一撃をくらい、雷神は意識を失った。

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〜数日後〜 神「こらぁ!雷神!また適当なとこに雷、落としやがって!ええ加減にせぇや!」 雷神「ごめんっちー!ちゃんと真面目ににするからYO!」 今日も空は楽しそうだ。 〜FIN〜

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「入れ歯って何でできているか知ってるか?」 それがじいちゃんの最後の言葉だった。 今ポッケに入っている入れ歯が何でできているのか気になって昼寝もできない。 いや、そんなことはどうでもいい。 俺は雷だ。 この世の雷はそれぞれ砂時計を持ち、それが己のキャパシティを表している。 生まれた時に逆さにされたその中にある、砂のように見える電気が溜まれば死ぬ。 時間と共に電気はこぼれ落ちていくから、一度に大量に溜まらなければ死なない。

6.雷は巨大な静電気。間違っちゃいない(=゜ω゜)ボー で、結局入れ歯は何で出来てるんだろうw

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まぁそんなこんなで俺は恋をした。 まるで静かに降り注ぐ雨のようにきれいな女子高生に。 俺は彼女をアメと呼んでいた。 気を引くために色々した。盗んだバイクでツーリングに誘ったりもした。だが彼女は雷が苦手なようだ。 あっさりとふられた俺は家、もとい雲に帰った。もう死にたい。 そこで俺は電気を溜めるために大量の下敷きを集め家を作った。 でも100均の下敷きだから貧乏そうになってしまった。どうせなら映画館で買えば良かった。 しかし着実に砂時計に溜まる電気。ついに逝く時かと、ニヤニヤしてしまう。

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朝日を覆い隠して雲が大きくなっていく。降り注ぐ雨の中、自分の落ちる地面を見た俺はそこにアメを見つけた。 あっ、と思った時には盗んだバイクが彼女に向かって落ちて行く。 バイクに落ちて彼女を助けたいが、ポケットの入れ歯が邪魔をする。どうやら金具から放電してしまっているようだ。 俺は下敷きをずらして窓を作ると、他の雷に叫んだ。 「みんな!オラに少しだけ元気をわけ その瞬間電気が溜まり俺はそのまま窓からスカイツリーに落ちた。 女子高生は雷の音にビックリしてしゃがんだのでバイクには当たりませんでしたとさ。 おしまい。

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「ふふ。後少しで俺のバースデー」 時刻は23時50分。3畳一間のボロアパートに住む俺は駆け出しの声優だ。 声優と言っても名ばかりで、ここ最近は窓のスライドする効果音ばかりを演じている。 もちろん収入もほとんどない。 すきま風を塞ぐためにプラスチック板で補強してたら家がプラスチックだらけになった位の貧乏人だ。

7.じーちゃん、結局モノマネと音響効果であって声優ちなうよそれぇ(ノ゜ο゜)ノ

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周りが囲碁や将棋で楽しんでいる中、俺は夢に夢見た声優になれたんだ。 もちろん周りからは 「この年になって夢を追いかけてるなんて、あんた人間じゃないよw」 だなんてバカにされる始末。あぁ。夢を追いかけた結果、効果音でしか活躍してないよ。

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そんな俺も後10分で70歳になる。 時計も買えない貧乏な俺は急遽バースデーの為に作ったお手製の砂時計を見つめながらニヤニヤした。 なぜ俺がこんなにバースデーを楽しみにしているかって? 「70歳になったらつけてみたかったんじゃ♪」 ゴソゴソと男はポケットから入れ歯を取り出した。 70歳になるワシ。入れ歯を入れるワシ。そうした瞬間、何か変われそうな気がしたんじゃ。

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お手製の時計に目をやるとなかなか砂が落ちない。やはりケチってパンくずを砂代わりにしたのがまずかった。一くずも落ちていない!これではワシのバースデーカウントダウンが狂ってしまう!! ワシはいつも出入りしている窓を開け、夜の街へ時間を確認しに繰り出した。

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「おい、あのジジィ裸足で歩いてんぞ!」 「じぃさん晩御飯はもー食べただろwww」 若者の街にはワシみたいなじいさんは浮いてたようじゃ。 この夜の世界はワシへの罵声が降ってかかった。 ワシはだんだんと腹が立ってきた。 罵声が降ってかかる中、ワシはクルリと若者の方へ体を向けた。

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「オラに少しだけ元気を分けてくれ。と言ったらお主らは分かるかのぅ?」 なんと言うことでしょう。今まで罵声を浴びせていた若者が直立不動した。 「そっそのセリフは…」 あの有名なアニメ《KAMINARI!》のメインキャラクターが必ず毎回言うセリフであった。 ワシもいつかは《KAMINARI!》のキャラを演じたくて声マネが出来るようになったんじゃ!!

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フォッフォッフォ。若者がワシの名演技に度肝を抜いておる。 この隙にこの場を立ち去るかのぉ。 ワシはキーが挿しっぱなしのバイクにまたがり走り出した。カブでよかったわぃ。 本来の目的であるバースデーカウントダウンの為に時間を見に行くという事を忘れワシは寝床についた。 朝、起きて砂時計、いや、パンくず時計を見たら一くずも落ちていなかった。 ワシはこんなパンくず時計を作るために半日かけたにも関わらず、一くずも落ちていない事に腹が立った。

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「こんなもの!!!」ワシはパンくず時計を床へ叩きつけた。 外は雨が降っており無情にもワシの声は雨の音にかき消された。 ワシは我に返りパンくず時計を片手に持ち、すけじゅ~る帳をめくると 今日は窓スライドの効果音収録の日じゃった!! 慌てて股引きを仕事用に履き替え、夢だった入れ歯を装着し現場へと向かった。

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現場での出来事。 ワシが窓のスライド音の収録を終えパンくず時計をどうしたら一くず落とせるか逆さまにしたりと試行錯誤しておったら スタッフがワシのパンくず時計や口元の入れ歯に気付いた。 「田中さん、なんすかそのパン粉www」 「あれー?田中さん、入れ歯にしたんですか?」 「ちょうどよかった!次回の《KAMINARI!》で入れ歯いれてる人が声優として欲しかったんですよ!」 なんという転機!ワシにあの憧れの《KAMINARI!》の話がふってくるとは!!憧れの《KAMINARI!》の声優として出演出来るとは!! ワシも《KAMINARI!》の一員じゃ!!!

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良い話がワシにふられて意気揚々と自宅へ帰り縁担ぎとしてパンくず時計を神棚へ置こうとしたその時 「ん?外が騒がしいな?」 ワシはいつもの通り窓を開けて外に出ようとした。 その時ーーーーーーー パフンーーーーーーー 今まで落ちる事のなかったパンくず時計の一くずが下に落ちた。 ワシは今までの努力の報われ、これからの未来が輝かしいものである。と確信し涙が零れた。 涙を拭き取り、騒がしい外の確認の為窓を開けた。

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警察「あー田中さんだよね?バイク、ぬすんだっしょ?」 先程の涙を忘れ、ワシはあの時のパンくず時計が一くずも落ちなかった事に激しく腹が立ったのじゃ。 ~fin~ 後日 スタッフ1「田中さん、捕まったんだって?」 スタッフ2「田中さんに《KAMINARI!》依頼してたけどどーする?」 スタッフ3「いーよいーよwwwどーせ入れ歯でカチカチさせるカスタネット効果音だったし」 ~fin~

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この世に、突然魔王が現れた。 魔界から魔物を放出し、世界は支配されていった。 そのとき、一人の男が魔王退治に出かけた。 その男は、雷の良さを残しつつ魔法使いになったことで有名だった。 しかし触った相手を感電させてしまうため、人を好きになることが出来なかった。 男は考えていた。 魔王だったら大丈夫じゃないかと。 性別が女だったら告白、性別が男だったら倒して世の中の人に賞賛される。 だから男にとってマイナスになることはないと思い、魔王退治に出かけた。

8.相手の性別も確かめず旅立つ・・・まさに漢w

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退治に行く前、男の母は危険だからやめなさい。結婚相手は見つけてあげるから。といって男を引き留めようとしていた。 男は母を邪魔に思い、怒って小さい頃に母が作ってくれた魔力入り砂時計を落とし、壊してしまった。 その砂時計は子供の頃、すごい好きで何回も逆さにしてニヤニヤしていたものだった。 母は泣いていた。 男は「ごめん。」と小さい声でつぶやき、退治に出かけた。 魔王の城へ行くのは大変だった。 民家のタンスの中にあったバイクをもらわないと進めないところがあったり、野宿をするのは危険なため、プラスチックの家を何回も作ったりした。」 食べるものが無く、お金もなかったこともあった。

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ついに、魔王の城についた。 この日は雨だった。 都合がいい。 雨のときはかみなりが絶対当たるのだ。 魔王の心をビビっと惹きつけ、結婚しよう! そんな心意気で魔王の城に入っていった。 そして魔王を見つけた。 性別は…女のようだ。ラッキー! 近づいて結婚をお願いするため、ポケットの中に入れた指輪を探す。 しかし中に入っていたのは入れ歯だった。 仕方ない。指輪は後にして、結婚してください、とだけ言おう。

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「勇者よ。よくここまで辿り着いたな。しかし、ここで死に絶えてもらお…」 「結婚してください!」 男の声が響き渡る。 「…え?」 魔王は戸惑っている。 「…すまないが、何を言っているのかわからぬ。とりあえず、死んでもらおう!」 男はふられた! 男は悲しみ、かみなりを連発した。 しかし、なかなか倒れない。 このままではやられてしまう。 人生に一度しか使えないが、やるしかない。 男は「みんな、オラに少しだけ元気を分けてくれ」と、呪文を唱えた。

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男の前にたくさんの元気が集まり、電気に変わっていく。 いけ!かみなりだ! 魔王は倒れた。 暗雲が退き、青空になったが男の心は晴れなかった。 泣きながら朝帰りの男は、母がいないのを見て不思議に思った。 机に目をやると、魔力入り砂時計が直っているのが見えた。 母さん、直してくれたんだ…。 自然に男の目に涙が浮かぶ。 スライド式の窓を開け、母さん、母さんと叫ぶ。 突然、何かが飛んできた。 風に乗り、母が来たのだ。 男には秘密だったのだが、母は風だったのだ。 男は母に抱きつき、幸せに暮らした。終。

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核心①富豪の噂 「ゲームをしないかい?」   突然声をかけてきた小奇麗な男が柔和に笑む。愛犬の散歩をしていた雷蔵は、男を前に珍獣を見つけたような面持ちでいた。ああ、コイツが例の。   この街には、ある富豪について実しやかに囁かれている噂があった。暇と金を持て余した富豪が街ゆく人に声をかけ、賞金1千万円のゲームを持ちかけるという、都市伝説じみた噂だ。

9.超・大・作ww 感想はアンケート設置してからじっくり読んで書きますw

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「君が勝てば、その功績を称して1千万円を進呈するよ」  噂の通り、男は言った。どうやら“富豪”は実在したらしい。とある事情で貧窮していた雷蔵にとって、1千万円などまさに垂涎の額だ。しかし、旨い話には必ず裏がある。ゲームに勝てば1千万円、しかし負ければ相応かそれ以上の痛手を負うという。雷蔵は噂の続きを噛みしめながら、理性を総動員させて怪しい富豪の申し出を断った。

章立てして、サブタイトルまでつけるこの凝りようw そしてもう、要素がはいってるかどうか確認するのも忘れるくらい無理なく成り立ってるし

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②断れない 「君の犬、飼い犬登録してないのかい?」  ゲームを断った雷蔵から目を外し、連れていた愛犬をニヤついた目で見ながら富豪が言った。飼い犬登録?雷蔵には富豪の言っている意味がわからなかった。 「その様子だと狂犬病の予防接種も受けていないんだろう?」 意味はわからずとも、分が悪いことは理解できた。富豪の目が笑っている。とても嫌な風に。 「保健所に電話すれば一発だねえ」 手の中の携帯を弄びながら言う富豪に、雷蔵はようやく彼の意図を理解した。全身の血の気が失せていく。 「ゲームをしようか」 笑う富豪を前に、雷蔵は頷くしかなかった。

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③持ちかけられたゲーム 「宝探しをしよう」  富豪が持ちかけたゲームの内容はこうだ。今夜0時から同日の正午までに、富豪の邸宅から半径1km圏内に隠されたあるものを探し出せたら雷蔵の勝ち。勝てば1千万円が得られるが、負ければ愛犬を保健所送りにするという。「探す宝はこれだ」   富豪に手渡された写真には年季の入ったバイクが映っている。 「フランスに実在した大怪盗、アルセーヌ=ラテシンが盗んだとされるオートバイク。文字通りの宝だよ」

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言いながら、富豪は雷蔵とその愛犬に発信器を付けた。「君が要求すれば一度だけヒントをあげよう。要求の合図は君か君の犬が自宅に帰ることだ」  なるほど、この発信器は帰宅を確認するためのものらしい。 「ただし、ヒントを要求した場合、残り時間にかかわらず、ヒント要求時から30分以内に宝を探し出せなければ君の負けだ」  バイクの隠し場所は、誰でも立ち入れる所と富豪のコレクションが収納されている別館に限られるという。説明を終えると、健闘を祈るとだけ言い残し、富豪は雷蔵の前から立ち去った。

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④雷蔵の愛犬  「保健所だと?冗談じゃない」  このゲーム、絶対に負けてなるものか。雷蔵にとって雷(ライ♂)は家族同然の存在だ。彼に自分の名を分け与えたのは、彼が自分の一部と言っていいほど大事な存在だからだ。そんな彼を、半ば死刑が確定したような場所になど行かせてなるものか。  雷蔵は貧窮していた。そして彼には雷以外の家族がなかった。加えて、雷蔵は若くしてその歯の大半が入れ歯だった。そのすべては一つの事故に起因する。  数年前、雷蔵は家族と旅行に出かけた。しかし、兄が運転していた車が、蛇行の多い山道で他の車と衝突事故を起こしてしまった。

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山中に加え、夜ということもあり、ガードレールを突き破って崖下に落ちてしまった二つの車は中々発見されなかった。その際、救助を呼びに行ってくれたのが野良犬の雷だった。  雷蔵は事故で家族を亡くした。そんな中、もらい手のいない野良犬が保健所送りになりそうだという話を聞き、雷蔵は自分の命を救ってくれたその犬を引き取ったのである。後遺症として奥歯以外の歯が入れ歯となり、加えて損害賠償の支払いのために貧窮状態に陥ったが、雷蔵は雷と名付けた愛犬を家族同然に可愛がりながら毎日細々と暮らしていた。そんな日々の中、降って湧いたのが今回のゲーム話である。 雷を手放してたまるか。絶対に勝ってやる。

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小さなミニチュアバイクは砂時計の下部にある場合、30分もすれば粒子で隠れてその姿が見えなくなる。逆に上部にある場合、30分経てばその姿が見え始める。これはゲームというよりある種の賭けだ。1時間おきに見え隠れする“宝”を果たして彼は見つけ出せるのか。彼は必ずこの別館にも探しに来るだろう。そしてヒントが要求されれば、この砂時計を注視しやすくするつもりだ。問題は、彼がいつその行動にでるかだ。特にヒント要求のタイミングが悪ければ、残り30分では絶対に見つけ出せない可能性もある。運だめしのようなものだった。 「私と彼、どちらの運が強いかな」 砂時計を見ながら、富豪は口角を上げた。

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⑥富豪のペット  富豪は“宝”が隠された砂時計を大窓の近くにある台の上に置いた。ここにあれば、窓を開けたときすぐに外から見えるだろう。そして、富豪はコレクションの一つでもあるペットのサル(♂)に幾つか命令した。彼は知能指数が非常に高い上、表情筋が非常によく発達した世にも珍しい“笑えるサル”である。飼い主の意図を理解しているのか、はたまた、ただ飼い主の真似をしているだけなのか、富豪の命令を聞きながら、彼は砂時計に目をやり口角を上げてニヤついている。まるで自分を見ているようだなと思いつつ、富豪は0時になった事を確認すると雷蔵の携帯に電話をかけた。

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「ゲーム開始だよ」  言いながらサルに手でサインを送ると、意図を正しく理解したサルが、粒子が落ちきった砂時計をひっくり返した。彼は今日の正午まで、1時間おきに同じ作業を繰り返すだろう。飼い主の命令に忠実なペットを別館に残し、富豪は自室へと戻っていった。

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(しまった、入れ歯を付け忘れた…っ)  12時間フルに動き続けるため、雷蔵はゲーム開始の0時まで仮眠をとっていた。その時にはずした入れ歯を付けないまま、家を出てきてしまったらしい。入れ歯を付けていない自分の滑舌はとても聞きとれたものではないし、何より梅干しのようにしわの寄った口元は年若い容貌とのアンバランスさで異様な風体になってしまっている。人が出歩き始める時刻からは聞きこみをしようと思っていたのに、これではそれもままならないどころか、下手したら不審者として通報されかねない。制限時間が半分をきったという焦りから冷静さを欠いた雷蔵は、つい雷に指示を出してしまった。

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「ひれふぁをふぉっへひへふへ!(入れ歯をとってきてくれ!)」 長らく生活を共にしている雷は雷蔵の言葉を正確に聞き取り、一吠えした後、自宅の方向へと全力で走って行った。ここから自宅まで何分かかるだろうか、と考えを巡らせていた雷蔵はある事に思い当たり、耳奥で血の気の引く音を聞いた。そうだ、自宅に帰ったら制限時間が30分になってしまうじゃないか。己の失態に気付いた時には、雷の姿は既になかった。

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人が出歩き始める時刻からは聞きこみをしようと思っていたのに、これではそれもままならないどころか、下手したら不審者として通報されかねない。制限時間が半分をきったという焦りから冷静さを欠いた雷蔵は、つい雷に指示を出してしまった。「ひれふぁをふぉっへひへふへ!(入れ歯をとってきてくれ!)」長らく生活を共にしている雷は雷蔵の言葉を正確に聞き取り、自宅の方向へと全力で走って行った。ここから自宅まで何分かかるだろうか、と考えを巡らせていた雷蔵はある事に思い当たり、耳奥で血の気の引く音を聞いた。そうだ、自宅に帰ったら制限時間が30分になってしまうじゃないか。己の失態に気付いた時には、雷の姿は既になかった。

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⑧ヒント開示  雷蔵に「入れ歯を取ってくる」という役割を振られた雷(犬♂)は全力疾走で自宅へ向かった。まず、プラスチック製の自分の小屋から雷蔵にもらったショルダーバックをひっぱり出し、自分用の小さな入口から家の中に入る。そして、洗面台わきに置かれたケース入りの入れ歯をバックのポケットに入れ、バックを首から下げて再び家を出て行った。

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同時刻、富豪の別館ではペットのサル(♂)がブザー音を聞いた。これが飼い主に下されたもう一つの命令の合図である。ブザーを聞いたサルは、砂時計の周りに置かれていたものをどかし、ただ一つ台に置かれた状態になった砂時計の様を確認すると、スライド式の大窓を開け放った。時刻は朝とはいえ、雨が降っているせいか外は薄暗い。小雨だが、降り込んできた雨から逃げるべく、サルは部屋の隅へと移動した。

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⑨怪我の功名  雷蔵は己の失態を悔みながらも頭をフル回転させていた。やってしまったものは仕方がない。ヒントを頼りに残り30分で探し出すしかないだろう。ヒントは富豪の邸宅まで聞きに行かなくてはならない。自宅は富豪の邸宅から直進距離でほぼ1kmの場所にある。幸い現在雷蔵の居る場所の方が邸宅に近く、走れば3分程でつくはずだ。邸宅の方へ走りながら、ヒント要求の条件が“帰宅する”ということだったのは移動時間を考慮してのことだったのだろうかと考える。それならば雷と二手に分かれたのは別段悪くない選択だったのかもしれない。気持ちを持ちなおそうと無理やり思考をプラスに向けつつ、雷蔵は邸宅へと走って行った。

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邸宅へ走りついた雷蔵は、目の前の光景に違和感を覚えた。邸宅が建っている敷地内に隣接するようにして少し小さな別宅が構えられているのだが、遠目からでも別宅の大窓が開け放たれているのが見てとれた。あるいは晴天だったならその光景に違和感などなかったかもしれない。しかし、小雨とは言え、雨天時に大窓が開け放たれ、室内から煌々と光が漏れている様は明らかに異様だった。

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ゲーム開始時にすぐに探しに行った別宅へと近づき、そして気付いた。窓辺に置かれた砂時計の中に何か入っている。「っ、ふぉれふぁ(これだ)…っ!!」大窓から別宅へと入り、砂時計の中で粒子に埋もれかけている中身と富豪に渡された写真とを見比べる。そして確信した雷蔵は、大きな砂時計を抱えて再び大窓から走り出し、本邸の自室で高みの見物を決め込んでいるだろう富豪の下へと急いだ。

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⑩ゲームの真相 「君の強運には恐れ入ったよ」 砂時計を抱えて自室に押し入ってきた雷蔵を、富豪は拍手をしながら出迎えた。にこやかに笑む富豪に雷蔵は毒気を抜かれそうになったが、理不尽な経緯を思い出し声を荒げた。 「っ、ふぉまへっ、ふららなひへーふひふひははへはふぁっへ…っ!!」 「すまない、私には君の言葉は聞き取れないよ」 苦笑する富豪を前に言いたいことは山ほどあったが、とりあえず雷が入れ歯を届けてくれるのを待った。  入れ歯が無事届けられ、装着した後、雷蔵はとりあえず一番聞きたかったことを聞いた。 「お前、負けた腹いせに雷を保健所送りにしたりしないだろうな」

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「そんな下世話な事はしないさ。例え君がゲームに負けてもそんなことをするつもりはなかったしね」 「…信じられるわけないだろ」 「そうかい?じゃあ、もし私が君の犬を保健所に連れて行ったとして、君が改めて里親として名乗り出れば最悪の事態は避けられると思わないかい?」 「………」 どうやら富豪にはそもそもハイリスクを実際に負わせる気などなかったようだ。 「私は一風変わった珍品や希少品を収集するのが趣味でね。苦労して手に入れた日には誰かとこの喜びを共有したくなるんだ。手っ取り早いのは寄付だけど、ただお金を渡すってだけじゃ味気ないだろう?手に入れるために苦労してこそ喜びは増すものだからね」

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「……だからゲーム?」 「そういうことだよ。それにハイリスクを意識した方がゲームに必死になれるだろう?」 …付き合いきれない。金持ちの考えることなど一生理解できないだろうと雷蔵は思う。柔和に笑む男から1千万円の小切手を受け取り、疲弊しきった体を引きずって雷とともに邸宅を後にした。

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 1千万円で賠償金を支払い終えた雷蔵は、残ったお金で雷の飼い犬登録と狂犬病予防接種を済ませ、更に小屋を木製の立派なものに買い替えた。今や彼の食事は高級ドックフードである。そして今日もまた街中のどこかで、都市伝説の富豪が街ゆく人に声をかけているだろう。小奇麗な男が柔和に笑いながら言うのだ。 「ゲームをしないかい?」   終わり

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1千万円で賠償金を支払い終えた雷蔵は、残ったお金で雷の飼い犬登録と狂犬病予防接種を済ませ、更に小屋を木製の立派なものに買い替えた。今や彼の食事は高級ドックフードである。そして今日もまた街中のどこかで、都市伝説の富豪が街ゆく人に声をかけているだろう。小奇麗な男が柔和に笑いながら言うのだ。 「ゲームをしないかい?」   終わり

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俺は雷だ。現在実力を見込まれて地上に出向中だ。 空にいてなんぼの雷が地上に出向だなんて、それは左遷ではないのかと言われたが違うと思う。 盗んだバイクで走り出した男に死なない程度に雷を落としたその直後だったが、違うと思う。 そんな俺が地上でやるべきことはただ一つ。 地上の人間との異文化交流だ。 と言っても俺の方が雷だなどと明かすわけにはいかないので、あくまで一方的なものである。 どうせ交流するなら女性がいい。もっと言うなら美人がいい。 そう思ってそ美女に近づこうとするも、何が悪いのかなかなかうまくいかない。

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②今日も今日とて俺は女性にふられて家に帰って来た。 地上での生活のため放電の能力を制限されたが、それでも雷である俺の家は電気を通さない特殊なプラスチックでできている。 何故か経費で落ちなかったので早速貧乏になってしまったが、まあいい。一国一城の主だ。 朝帰りの主を、家は温かく迎えてくれた。女性をくどくならやっぱり夜だろう。成果はゼロだったが。 溜め息を吐いた俺は砂時計を確認した。

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③地上へ来るときに俺が持たされたのは、この砂時計ただ一つだった。砂時計といっても中に入っているのは煙だ。 これは俺と地上の人間たちとの交流度を表している。この煙がいっぱいになると砂時計が割れて、狼煙となって空に上る。それが天界に伝わり、俺はお役ご免になるというわけだ。 ちなみに一日一回攪拌しなければならないので出かける前に逆さにしておいた。 さてその中身だが、ふられはしたものの関わりはしたので煙の濃さは少しだけ増していた。 俺がニヤニヤしながら砂時計を見ていると、窓からコンコンと音がする。

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④開けると、そこにはいつものように隣で一人暮らしをしている爺さんがいた。 俺が地上に来て一番はじめに出会った人間だ。よく一緒にお茶を飲むために来るが、今日もそうだろう。 爺さんは早速窓から入って来る。玄関から入れと言っているのだが、回るのが面倒なのだそうだ。 ちなみにこの窓はスライド式だ。以前は両開きの窓だったが、外にいる爺さんに気がつかずに開けてぶつけてしまうこと幾度、さすがに苦言を呈されてこの形にした。 ついでに言えばこの窓工事でさらに貧乏になった。

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⑤爺さんが帰った後、俺は散歩に行くことにした。 あてもなく住宅街を歩いていると、突然飴が降ってきた。顔を上げると、骨組みだけの家の上から人が飴玉などの菓子や餅、小銭をまいている。 「棟上げ」という風習らしい。俺は小銭を重点的に拾った。しばらくして気づいたが、俺のように真剣なのは子供だけで、大人は割とスローペースで拾っていた。 よく見ると爺さんもいた。餅を二個だけ拾ったようだ。 その後、なぜか親近感を持たれたらしい子供たちの相手をして遊んでやった。夕方になってやっと開放されると、爺さんがまた家にやって来た。 その日は一緒に酒を酌み交わした後に寝てしまった。

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⑥翌日の昼間、やっぱり女性にふられた帰り道、公園のベンチで爺さんが座っているのが見えた。 声をかけようとした途端、突然苦しげに呻き出した。 ベンチにはあの棟上の餅の袋のカラがある。どうやら餅を喉に詰まらせたらしい。 しかし爺さんは年の割りに顎が強いし、噛む回数も多い。 なぜ!? と思った瞬間、俺はポケットに入れ歯が入っているのを思い出した。 酔っていたためか昨夜爺さんが忘れて行ったので、今日返そうと思っていたのだ。 歯がない状態で餅なんか食べたら詰まらせるのは当然だ。 理由はわかったが、とにかく何とかしないと……!

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⑦辺りを見回すと、男が電気屋で買ったらしい卓上掃除機を持って歩いているのが目に着いた。 俺はなけなしの金でそれを譲ってもらい、俺自身の電力で起動させようとした。 しかし制限された放電能力ではわずかばかり力が足りなかった。 あと少しなのに……! その時、何やら声が聞こえてきた。 振り向くと棟上げのときにいた子供たちだった。のん気にわらわら寄って来る。 どうやら遊んでやったことですっかり懐かれてしまったらしい。……そうだ!

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⑧俺は子供たちに「みんな、オラに少しだけ元気を分けてくれ」と頼んだ。 ジャパニーズアニメは天界でも人気で、俺もたまに観ていた。案の定ごっこ遊びだと思った子供たちは喜んで俺の頼みを聞いてくれた。 俺の場合、元気は電気だ。 子供たちが持っていた携帯やゲーム機などの電池やバッテリーを借りて、その電気を吸収した。 よし! 力が補われ、俺は見事卓上掃除機を起動させた。爺さんの喉から餅が吸い出される。 間一髪、爺さんは息を吹き返した。 その後一応爺さんを病院に連れて行き、俺は帰路に着いた。

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⑨部屋に帰ると、砂時計が割れて狼煙が上がっていた。 呆然としていると雷の仲間がやって来て、何やら書状を読み上げた 人命救助の労をねぎらい、天界へ戻ることを許す、のだそうだ。 許すってなんだ、俺が悪いことをしてここへ来たみたいじゃないか。 俺のそんな抗議も聞かず、仲間たちは俺を引っ張って空へと上って行く。 そんなわけで、俺は別れの言葉も言えず天界に帰ることとなった。

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⑩あれから一ヵ月後、今日も俺は天界で雷業に励んでいる。 しかし、今でも爺さんや子供たちのことを懐かしく思う。ふとした瞬間などではなく、結構頻繁に思う。 そんな俺は最近、また悪いことをした奴に雷を落とせば地上に行けるのではないかと考えている。 だからそこのあんた、お天道さまの前では悪いことなんてしないようにな。 おしまい

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答え

たくさんのご参加ありがとうございました!
第五回を迎えたこの企画。第六回七回と続いていくことを期待しております・・ってか誰か出してw参加したいw


それでは結果発表をしたいと思います!


まずは、軽くジャブから
今回新設の【最難関要素賞】ですが・・・




男は雷ですか?
です!


今回は、真面目な要素が多かったのと、
質問が「最も組み込むのが難しかった要素」としていたためか
組み込むのが難しい と言うよりも
【面白くバリエーションを出すのが難しい】
というところで、票が集まってしまったようです。

ちょっと、設問の聞き方が悪かったですね
最もバカバカしかった要素は?
とかだとまた結果も違ったかと思います。

皆さんもっとはっちゃけて設定してもよくってよ?
(まあ、以前バーカーサーじみてしまった反動もあるのでしょうが)






さて、本命のシチュ王&最優秀作品賞ですが、既に御存知の通り
複数投稿がなかったため同時受賞となります!

今回、最多の票を獲得し見事シェチュ王&最優秀作品賞に輝いたのは・・・・






輝いたのは・・・・






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ヒジリさんです!

笑い重視 vs ストーリー重視 の構図となった今回の人気投票。
最初は笑いを取りに行った投稿が票を伸ばしていたのですが、
実力伯仲で票が分散したのに対し、
ストーリー系では頭ひとつ抜け出していたのか着実に票を伸ばしたヒジリさんの作品が
最後まで得票数を伸ばし続け、最後かわし切る形となりました。
おめでとうございます!
ところで、出題経験がないようですけど、次の司会(出題者)いけますかね・・?(=゜ω゜)ボー

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さて、最後に恒例の出題者解答・・って・・え?しつこい?
まーそーいわずに(´・ω・`)

■■■■■■全15要素■■■■■■■■■■■■■
男の名は田中、貧しい農家の一人息子だ。
だが、田中はただの農民で終わるつもりはなかった。
農業大学へ進学し、稲作に革命を起こし、昔ながらの百姓生活をしているオヤジに自慢をする。
それが夢だった。

そんな田中が、創りだした農作業シミュレーターソフト「海亀」が完成に近づいていた。
田中は徹夜明けの朝、眠い目をこすりつつWindows8のウィンドウを指でスライドさせ、
初期条件データをウィンドウに入出力していた。

入出力が完了しソフトウェアを走らせると、
田中はソフトウェアが作業中であることを示す砂時計がくるくると回転するのをニヤニヤと眺めていた。
(当然砂なんか入っていない。中身と言われれば高度なシミュレーションロジックが詰まっている)

数時間後、シュミレータが弾きだした答えはひどく簡単なものであった。
【男=雷】

助手「は・・?おとこはかみなり・・ですか?」
助手が怪訝そうにつぶやいた。

田中「ふむ。さすがオラが創りだした海亀。哲学的ですね。ですが
さすがにがそのまま【男は人間】ではありませんねコレは。
コレはさしずめ・・・
田力=雨田  両辺を【田】で割ってあげる事で
力=雨  つまり雨こそは農業の力!!
そう言っているのですよ!!!」

助手「はぁ・・(アホか・・何当たり前なことを言っているんだコイツ・・・)」

田中「そうと決まれば実験です!」

そこは田中。無駄に天才である。気がつけば実験室は
プラスチック製の温室に早変わりしていた。

助手「・・・われわれ、ここで住み込みで研究しているわけですが・・今後これが我々の家になるわけですね orz」
田中「何か不満でも?コレこそが全循環式温室。温室内で雨まで降らせる完璧なシステムなのですよ!」
助手「(それって・・・今までの散水器ついた普通の温室じゃ・・)」
田中「それでは!実験開始です!!!」

田中がスイッチを入れるとちょろちょろと温室内に雨が降り始めた。
田中「うーんちょっと出力が足りませんねぇ。雷雨くらいドバっと降って欲しいのですよ。なんと言ったって雨=力ですから!
みんな、オラに少しだけ元気を分けてくれ!!」
そう言いつつ、バルブを大きくひねる田中。

ちなみに外は雷雨。雷が降りまくっている。
助手「(これ・・別に温室いらねーんじゃねーか・・??)」

最大フルパワーに開放された田中の温室は室内に雷を落としまくっていた。
・・・

数カ月後。助手の予想とは裏腹に
温室内は見事に稲穂が実っていた。

田中「そうか!!力=雨 ではなく 田の力=雷だったのか!!コレは新発見だ!これでオヤジに自慢できる」

助手のバイクをかっぱらって意気揚々と実家に戻り、父を前に研究成果を発表する田中。
そんな田中(息子)をまえに田中(父)がポケットから入れ歯を取り出しつつ言葉をかけた。

田中(父)「あーにいってっだ。昔っから雷は稲の妻っつって、田んぼにいいのはわかってっぺや。稲妻つーべ?」
田中(息子)「なん・・・だと・・??」

田中の夢はもろくも潰えたのだった。

終わり



なお、投票結果は
http://start.cubequery.jp/show-00923575
にて確認ができます。

— 3/17 22:00~3/19 22:00 投票期間となっております。

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参加者に解説を表示中。各自が封を開けます。


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