ウミガメのスープ

ある男女の告白

作者: Arcanum

ある男性は、ある女性に告白をした。
すると、女性からも告白を受けた。
そして男性と女性は、共に大事なものを失った。

物語を補完せよ。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

文章にある「男性」と「女性」はそれぞれ1人の人物を表しますか?

YES 一人の男性と、一人の女性です。

告白とは愛を伝える行為の事ですか?

YESNO どちらかは違います

はい

参加します!

YES

はい

男性と女性が失った「大事なもの」とは同じものですか?

YES? 具体的には違いますが、一概には同じと言えるでしょう。

「大事なもの」は形のあるものですか?

んー YESかな? かなり厳密に言うと、ですが

はい

男性と女性は人間ですか?

YES

はい

最終的にこの二人は結ばれましたか?

YES 結婚しました。

いいえ

告白というのは罪の告白ですか?

NO

いいえ

二人の職業は重要ですか?

NO

いいえ

エロますか?

NO

いいえ

第三者の介在がありますか?

NO

いいえ

女性は流産したのですか?

NO

いいえ

人は死にますか?

NO

はい

性同一性障害が関係する?

YES!!

いいえ

大事なものは物体ですか?

NO

いいえ

男が性同一性障害ですか?

NO

はい

「大事なもの」は目に見えるものですか?

YES ですが解説では目に見えないものとしての意味合いが強いです

はい

大事なものは体の一部ですか?

YES 結果的にはそうなりますが、概念として考えてください

いいえ

なくしたものは"疑惑"ですか?

NO

はい

女が告白したのは性同一性障害ということですか?

YES!

はい

核心男「好きです!」→女「私実は性同一性で・・・」→男「じゃあお互い性転換して結婚しよう」→性転換(大事なものを失った)ですか?

YES!正解です!

答え

僕には幼馴染の女性がいた。
彼女は小さい頃からかなりボーイッシュな女性で、とてもよく気が合った。
そして僕は、そんな彼女のことが大好きだった。
ある日僕は、彼女に愛の告白をした。
すると彼女は、悲しそうな顔をして言った。
「私は、将来あなたの妻になることはできない」

僕はショックを受けたが、せめて理由だけでも聞かせてほしいと言った。
すると彼女の口から、予想もしていなかった言葉が発せられた。
「私は、本当は男性として生きたい。あなたは男性か女性かに限らず本当に素敵な人だと思う、
 でも、私は女性しか愛することができない」

彼女は性同一性障害者だった。
今の今まで、世間とのギャップに苦しみ続けていたのだ。
そして、きっと彼女はこれからも苦しみ、白い目で見られてしまうのだろう。
この人を生涯守っていきたい、そう強く思った僕は、重大な決心をした。
「それなら、僕は男を捨てる。
 男を捨てて、頑張って君の理想の女性になって、君のそばにいたい」
そう言ったとき、彼女は泣き崩れ、そして笑顔を浮かべてくれた。

数年後、僕と彼女は結婚した。
僕は男を捨てて女性となり、彼女は女を捨てて男性となった。
たくさんの障害はあったが、僕は血の滲むような努力をして性転換し、彼女にとって理想の女性となった。
心身ともに男性である僕が女性として生きていくことは、彼女よりもずっとつらい立場にいるのかもしれない。
だが、彼女のことを一人の女性としてではなく一人の存在として愛することができた僕にとって、
彼女のそばにいられることはこの上ない幸せだった。
その幸せがあれば、女性として生きていく試練や、彼女が男性となったことなどどうでもよかった。
そして幸いなことに、それは彼女も同じだった。

世間からは異質な人間である僕と彼女。
でも、性別を超えた愛で結ばれている僕と彼女は、まぎれもない、れっきとした夫婦なのである。
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