男は汗ばんだ顔を拭いながら歩き、ときたま空を見上げる。今日もムカツクほどの快晴だ。
ここはいわゆる死の世界。草木も茂らぬ荒野である。
男はあたりを見回す。周りに海や川は無い。オアシスなどが都合良くあるわけもない。
ふと、前方にミイラ化した遺体を見つけた。服を着てはいたが、風化しかかっている。相当昔の人のようだ。
男は両手を合わせて祈った後、ミイラの服を脱がし、火を放った。
なぜ、こんなことをしたのだろう。
【ウミガメ】【闇スープ】

★★★

火を放ったのはミイラにですか?

NO! [良い質問]

男は自分自身のために火を放ちましたか?

YES!

ミイラの服装は重要ですか?

NO!

男は火を放てば助かると思いましたか?

YES!

男が歩いていた場所は寒い場所ですか?

YES!瞬殺きちゃったか? [良い質問]

死の世界とは極寒の地域。あまりにも寒すぎて死にそうだったのでミイラの服をはいで火を放ち、温まろうと思いましたか?

NO!

雪や氷を溶かして水を得るためですか?

YES! [正解]
道程は長く、荷車を引く重労働のせいもあり、旅は一苦労である。
男は旅のために十分な支度をしていたため、餓死などの心配はなかったが、一つ誤算があった。
男が水筒の水を飲もうとした所、水が出てこない。そう、凍っていたのだ。
これは困った。火打石はあるが、薪はない。荷車に載せた商品を燃やすわけにもいかない。
困り果てていると、目の前に行き倒れのミイラが居るではないか。
済まない。生きるためには仕方の無いことだ。
男は手を合わせてミイラに祈ると、服に火を放ち、水筒の氷を溶かして難を逃れた。