意外な苦手
彼の苦手な物に対して、彼女は意外だと言った。
意外と言った理由に、彼は呆れてしまった。
彼は何故呆れてしまったのだろう?
意外と言った理由に、彼は呆れてしまった。
彼は何故呆れてしまったのだろう?
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
いいえ
彼の「苦手な物」は生物ですか?
NO 生き物ではないです。
いいえ
嫌いなものとは教科ですか?
NO でも一部の教科で扱ったりします。
はい
苦手な物に形は有りますか?
YES 形あります。触る事も可能です。
はい
彼の「苦手な物」は食べ物飲み物の類ですか?
YES! 食べ物飲み物どちらにも当てはまります。
いいえ
彼女が意外と言ったのは、彼の容姿に関係がありますか?
NO 容姿は無関係です。
はい
意外といった理由に彼の名前は関係ありますか?
YES! 名前に関係します(ミスリード注意?)
はい
★
核心彼の名前にその苦手な物の名称が入ってますか?
YES!! 正解とさせて頂きます。でももう少しだけ。
いいえ
もの当てになりそうですが… 苦手なものとは、しょっぱいですか?
NO しょっぱくは無いですが…
いいえ
彼の名前は ヤサイスキー さんですか?
NOw 彼はジャパニーズですwいや外国にもいないとは思いますが…いませんよね?
いいえ
その飲食物は、「料理名」ですか?
NO! 料理名ではありませんが、飲食物に関係あります。
いいえ
食材の名前ですか?
NO! 食材ではありませんが、料理名から近くなりました。
はい
★
核心調味料ですか? 佐藤=砂糖 みたいな・・・
YES!! というか佐藤=砂糖であってます!
答え
【さとうはむとうきぼう】
彼は甘いモノが苦手だった。
特にキャラメルやケーキの菓子類…砂糖を使ったモノは殆ど口に出来ないでいる。
原因は彼の幼少時にある。
何も彼は生まれつき甘いモノが嫌いだったワケではない。むしろ逆である。
当時の彼の好物はチョコレートだった。好物なんてものではない、大大大、大好物だった。三度の飯よりも、どんなに面白い漫画やゲームよりも大好きだった。もうずっとチョコだけを食べていたい、当時の彼は本気だった。
ここまで書くと予想出来るのではないだろうか。
そう、虫歯だ。彼は虫歯になってしまった。
しかも一本や二本ではない。上下左右合わせて五本も見つかった。両頬が腫れて痛かったのを今でも彼は鮮明に思い出せる。
言わずもがな、歯医者で治療を受けた。
見た目が今にも「虫歯ァ抜いたるぞゴラァ」と地の這う様な声で言いそうな…治療費という名の慰謝料を不当に請求してきそうな見た目の医師と電動ドリル、そしてその「ギュイイィイイィイ」という音が強烈で、強烈過ぎて、治療中はずっと失神していたらしい。…彼本人は覚えてはいないのだが。
虫歯の痛み、歯医者でのトラウマに更に追い討ちがかかる。
「男が甘いモノ好きだなんて気持ち悪い!虫歯もだらしないからなるのよ、ホント格好悪い!」
と当時想いを寄せていた少女に散々言われてしまった挙げ句、失恋してしまう。ちなみに初恋である。
そしてそれらが心の傷となり、彼は甘い飲食物が苦手となってしまった。大体が自業自得だが。
◆
「へぇ…だからキミは珈琲に砂糖使わないんだね。ちょっと意外だったかも」
「はぁ?」
喫茶店にて、注文した珈琲を飲んでいると、友人の一人である彼女が砂糖かミルクは入れないのかと聞いてきた。
珈琲は無糖しか飲めないと言うと彼女は驚いた顔をする。当然と言えば当然か、彼女は超が付くほどの甘党なのだ。明るくムードメーカーな彼女の事、クラスの中で知らない奴は殆どいない。
彼女は更に追究してくる。何故無糖しか飲めないのか、何故甘いのが苦手なのか…あまりにしつこいので彼は渋々答えた。
正直いくら彼女が好みから外れているとはいえ、格好の付かない話だ。女性には特に聞かれたくはない。
初恋の少女の台詞が脳内で反復する。
この話をすると友人達は大抵爆笑するのだが、何故か彼女は納得といった顔で此方を見ていた。
「だから砂糖使わないんだね。でもちょっと意外だったかも」
そしてこの台詞である。
意味の分からない彼は思わず間の抜けた声で返してしまった。
男が珈琲に砂糖を使わないのは意外なのだろうか?
彼女の様に甘党か、苦いのが苦手ならある話かもしれない。
それとも彼が知らないだけで、現代の日本男児は甘党が多いのだろうか。少なくとも彼の知人に甘党の男はいない。
彼が意味をはかりかねていると、彼女は屈託の無い微笑みで言った。
「だって、キミは佐藤君でしょ?」
彼…もとい佐藤はポカンとした。「ダジャレかよ!!」と心の中で叫んでみたものの、あまりの下らなさに声に出すのが面倒だったので飲み込んだ。当然彼女には届いていない。
「佐藤君なのに甘いの苦手なんだね。砂糖、なのに」
可笑しそうに言う彼女に、佐藤は思わず溜め息を零した。本当に下らない、そう思いながら。
「そういうお前だって、超甘党のクセに“無糖”だろ」
佐藤の返しに武藤は、そういえばそうだね、とやはり可笑しそうに笑った。
佐藤は何が可笑しいのか分からないまま、時間は過ぎていく。
他の奴ら早く来ねえかなー…と、佐藤は武藤から窓の外へと視線を移した。
何てことない、とある午後の日。
彼は甘いモノが苦手だった。
特にキャラメルやケーキの菓子類…砂糖を使ったモノは殆ど口に出来ないでいる。
原因は彼の幼少時にある。
何も彼は生まれつき甘いモノが嫌いだったワケではない。むしろ逆である。
当時の彼の好物はチョコレートだった。好物なんてものではない、大大大、大好物だった。三度の飯よりも、どんなに面白い漫画やゲームよりも大好きだった。もうずっとチョコだけを食べていたい、当時の彼は本気だった。
ここまで書くと予想出来るのではないだろうか。
そう、虫歯だ。彼は虫歯になってしまった。
しかも一本や二本ではない。上下左右合わせて五本も見つかった。両頬が腫れて痛かったのを今でも彼は鮮明に思い出せる。
言わずもがな、歯医者で治療を受けた。
見た目が今にも「虫歯ァ抜いたるぞゴラァ」と地の這う様な声で言いそうな…治療費という名の慰謝料を不当に請求してきそうな見た目の医師と電動ドリル、そしてその「ギュイイィイイィイ」という音が強烈で、強烈過ぎて、治療中はずっと失神していたらしい。…彼本人は覚えてはいないのだが。
虫歯の痛み、歯医者でのトラウマに更に追い討ちがかかる。
「男が甘いモノ好きだなんて気持ち悪い!虫歯もだらしないからなるのよ、ホント格好悪い!」
と当時想いを寄せていた少女に散々言われてしまった挙げ句、失恋してしまう。ちなみに初恋である。
そしてそれらが心の傷となり、彼は甘い飲食物が苦手となってしまった。大体が自業自得だが。
◆
「へぇ…だからキミは珈琲に砂糖使わないんだね。ちょっと意外だったかも」
「はぁ?」
喫茶店にて、注文した珈琲を飲んでいると、友人の一人である彼女が砂糖かミルクは入れないのかと聞いてきた。
珈琲は無糖しか飲めないと言うと彼女は驚いた顔をする。当然と言えば当然か、彼女は超が付くほどの甘党なのだ。明るくムードメーカーな彼女の事、クラスの中で知らない奴は殆どいない。
彼女は更に追究してくる。何故無糖しか飲めないのか、何故甘いのが苦手なのか…あまりにしつこいので彼は渋々答えた。
正直いくら彼女が好みから外れているとはいえ、格好の付かない話だ。女性には特に聞かれたくはない。
初恋の少女の台詞が脳内で反復する。
この話をすると友人達は大抵爆笑するのだが、何故か彼女は納得といった顔で此方を見ていた。
「だから砂糖使わないんだね。でもちょっと意外だったかも」
そしてこの台詞である。
意味の分からない彼は思わず間の抜けた声で返してしまった。
男が珈琲に砂糖を使わないのは意外なのだろうか?
彼女の様に甘党か、苦いのが苦手ならある話かもしれない。
それとも彼が知らないだけで、現代の日本男児は甘党が多いのだろうか。少なくとも彼の知人に甘党の男はいない。
彼が意味をはかりかねていると、彼女は屈託の無い微笑みで言った。
「だって、キミは佐藤君でしょ?」
彼…もとい佐藤はポカンとした。「ダジャレかよ!!」と心の中で叫んでみたものの、あまりの下らなさに声に出すのが面倒だったので飲み込んだ。当然彼女には届いていない。
「佐藤君なのに甘いの苦手なんだね。砂糖、なのに」
可笑しそうに言う彼女に、佐藤は思わず溜め息を零した。本当に下らない、そう思いながら。
「そういうお前だって、超甘党のクセに“無糖”だろ」
佐藤の返しに武藤は、そういえばそうだね、とやはり可笑しそうに笑った。
佐藤は何が可笑しいのか分からないまま、時間は過ぎていく。
他の奴ら早く来ねえかなー…と、佐藤は武藤から窓の外へと視線を移した。
何てことない、とある午後の日。
— 解説が何故か無駄に長いです。どうしてこうなった
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