ウミガメのスープ

あぁ、どうして!

作者: 馬太

僕は朝刊を見て、驚愕した。
知り合いである馬田が、満面の笑みで新聞に載っていたからだ。

「あぁ、どうして!僕は、止めたはずなのに…!」

そしてすぐに、僕がもっとしっかりしていれば、と自分自身を恨んだ。


状況を説明してください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

では単純に・・・・黒田は死にましたか?

noです!

言葉遊びの要素はありますか?

うぅ・・・YES.

質問2の言葉遊び要素は「僕」の台詞の部分にありますか?

Y…YES

核心「僕」は何かを“止める”ことによって馬田を殺害した……はずだったが、朝刊で(「奇跡の生還!」的な記事?)馬田が生きていることを知って驚愕し、僕がもっとしかりしていれば確実に殺せたはずなのに……という理由で自分自身を恨みましたか?

ま、まさしくその通りです:;無駄に長い解説をどうぞです!

答え

僕が止めたかったのは、そう。
あいつの…馬田の息の根だ。

僕は中学生のころ、馬田からいじめを受けていた。
果てしなくつらい日々。何度死んでやろうと思ったことか。
だけど、僕は耐えて耐えて耐えきった。高校までの我慢だと。

そして僕は、なんとか中学校を卒業。
そのまま高校3年間を楽しく過ごし、そこそこの大学に合格した。

「このまま僕は普通に生きていくんだ、普通ってすばらしい!」


しかし、平穏は長くは続かなかった。大学で馬田と再会してしまったのだ…またもや、同級生として。
…中学のころよりもエスカレートしたいじめを受けた。地獄だった。―――もう、限界だった!

絶対に復讐してやる…。けれど、いまさら自殺したところでやつは苦しまない。
ならば…僕は、すぐに行動に移した。

その日の夜に、馬田を空き地に呼び出し、包丁で一突きしてやった。
刺された勢いで後ろ向きに倒れ、ピクリとも動かなくなる馬田。
…なんともあっけなかったが、復讐はできた。死で償わせてやった!
僕はすがすがしい気分で自首し、刑務所に入った


…のだが、あれから一カ月。
独房の中で、朝刊を開くと衝撃の見出しが目に飛び込んできた。

『包丁で刺され意識不明だった男性、奇跡の生還!!』

見出しの横には、ベッドから起き上がり、笑顔でこちらを見る馬田の写真…!

あぁ、どうして!
どうしてもこうもない、ただ、奴は死んでいなかったのだ…。
もっと念を入れていれば…!しっかり奴の死を確認していれば…!!
僕は、あの時、あの夜の自分を恨んだのだった。

— 初投稿です。問題も解答も拙いですが、お付き合いいただければ幸いです

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