ウミガメのスープ

クラシカル・スープ・オブ・ウミガメ

作者: ツォン

あ
る男が、とある海の見えるレストランで『ウミガメのスープ』を注文しました。
しかし、彼はその『ウミガメのスープ』を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
『すみません。これは本当にウミガメのスープですか?』
『はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。』
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

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男「だ、駄目だ。こんなにも味に差が出るなんて……。うちの店じゃ、叶いっこない……」ですか?

のー。ただし味重要!

?

登場人物は男とシェフの2人だけですか?

のー!

?

男が『ウミガメのスープ』を注文した動機は重要ですか?

のー。注文とは言わない?シチュエーション重要です

?

登場人物のうち、嘘をついているものはいますか?

イエス!

?

男は、味覚に問題がありましたか?

ノー!むしろ同席者たちよりははるかにいい味覚の持ち主でした。

?

レストランのウミガメのスープ は本物のウミガメを使用していましたか?

ノーなんです!味の似かよっている(らしい)鶏肉を使っていました。

?

男の職業は重要ですか?

イエスのー。職業、というよりレストランで何をしているかが重要です。

?

男は、スープがニセモノだと見抜いたせいで死んだ?

イエスのー。正しくは偽物じゃないかという疑問を投げかけたときに何かが起こりました。

?

自殺は自分の意思で行いましたか?

イエス。

?

勘定を済ませてから自殺するまでの行動は重要ですか?

のー!もっと勘定を済ませる前が重要です!

?

男は客としてウミガメのスープを飲んでいますか?

イエス。

?

もう一人

ノー、一人ではないですし、顔見知り程度で決して親しくはないです。

?

1行目の「男」、2行目の「彼」、5行目の「男」 すべて同一人物ですか?

イエス。問題文にはトリックはありません。ベールが厚いつくりになっています。

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8より、スープを飲み、偽物ではないかと疑問を投げかけたときの場面では、男とシェフ以外の登場人物は何らかの形で関わっていますか?

イエス!どんなかかわり方をしたかが最重要です。

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男がその店でスープを飲んだのは、純粋に食事を楽しむためでしたか?

これはノーかな?食事を楽しむというより、その「食事会への参加」が男にとって重要でした。

?

男が「疑問を投げかけた」ことにより、他者がなんらかの反応(驚き・脅し等)をしたのが自殺の理由?

イエス!男と店員以外の数名の反応が直接の原因です。

?

男は味覚に関わる何かをしていますか?

イエスノー、さほど重要ではありませんが、某グルメ漫画の山岡並みの味覚の持ち主です。

?

男は立場を偽って食事しましたか?

ノー!出席に値する立場の人間です。ただし・・・。

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自殺をした理由は何かに絶望したからですか?

イエス!

?

男は第三の人物達と賭けをしていましたか?

ノー。賭けはしていません。

?

男と店員以外に登場する人物は客ですか?

イエス。同席者は男同様招待客です。ただし

?

ウミガメのスープが偽物ではないかと疑った人物は男だけですか?

イエス!!

?

男が絶望した経緯には、勘違いが関係していますか?

のー。真実が見えたのです。

?

男以外だれも、「素材が異なること」に気づいていない事は重要ですか?

iesu !otokoga

?

男がレストランで飲んだ「ウミガメのスープ」はおいしいといえるものでしたか?

イエス。ですが素材が鶏肉でした。

?

自分以外、誰も気づかないのか…! グルメ界のトップに立つ連中が… と絶望した?

おおむねイエスですが、グルメ界ではないです。トリコでもないです。

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男はウミガメのスープを作ったことがありますか?

作ったことがあるかどうかは重要ではありませんが、食べたことは何度もあります。

?

男の発言は、周りを不快にさせましたか?

ノー、的確でしたが、それが正しいとわからない人々が彼を・・・。

?

招待客のなかには、料理評論家もいましたか?

イエスノー、いてもおかしくない人たちの集会です。

?

そのスープはシェフが作ったモノですか?

イエス。解説には書かれていませんが、ウミガメが足りなくて鶏肉をつかったのです。

△

シェフは有名人ですか?

シェフ自身の知名度は無関係です。鶏肉をウミガメと偽れるほどの腕はあります。

?

自分以外、誰も気づかないのか…! グルメ「業界」界のトップに立つ連中が… と絶望した? (26 「業」が抜けてたよw)

ノー、グルメ業界(ごめん、それは誤植だと知っていたw)でもありません。むしろいろんな食べ物を食べられるくらいの・・・

?

鶏肉のスープをウミガメのスープと称してシェフが客に提供したことは重要ですか?

ノー。30参照、どうせわからないだろう、というのが代用の理由です。

?

食事会の主催者は重要ですか?

イエス!主催や参加者はにはある共通点があります。しかし、男だけは若干ほかの人々と相違点があります。

?

男は死ぬまで、ウミガメのスープを飲んだと思っていた?

22前後参照、逆です。男(と作ったシェフ)だけが「このウミガメのスープは偽物である」ことに気づいていました。

△

シェフと男の関係は重要ですか?

ノー。初対面です。関係性や素性が重要なのは男と同席者たちです。

いいえ

宗教は関係ありますか?

no-.

?

舞台は現代の日本ですか?

イエス。成立します。が、日本よりは欧米のほうがイメージしやすいかも?

?

周りの連中は裕福な人間?

イエス!!!男も裕福ですが、周囲とは大きな違いがあります!

?

周りの人間は鶏肉など食べたことがなかった?

ノー、ただし、巧妙に味付けられていたためだまされていました。

?

男だけが「ウミガメのスープは偽物だ」と確信していた訳ですが、それを誰かに話したりしましたか?

イエス!!問題文の会話の後、「違うような気がする」とこぼしました!

△

男には一番最初に注文がきたのですね?

イエスノー、無関係です。コースなので、ほぼ同時です。

?

話した結果相手が男が絶望するような言葉or行動をしてそれに絶望した男が家で自殺したっていうことでいいんですよね?

イエス!その内容がわかればFAです!

△

参加します

イエスノー、過去は無関係ですが、今回絶望のあまりにこの食事会の代金を男がすべて支払いました。

?

男の呟いた「違うような気がする」を聞いた相手は、そのことを他の誰かに話しましたか?

イエス、同じ卓の同席者たち数名が聞いていて、周囲に聞こえるように大声で・・・

△

周りにマスコミ関係者がいたんですね?;

ノー、まあいてもおかしくないですが、「職種」自体は無関係です。

?

他の人に出したスープも鶏肉のスープですか?

イエス。すべて鶏肉を使った「ウミガメのスープ」です。

?

39の大きな違いについてですが、男以外の招待客は名家の出身でもともと裕福、男は平民の出身で叩き上げで裕福といえる立場になった、という違いということでしょうか?

そのとおり!さて、そうなると何がおきたか判明しますよね?

?

核心男が「ウミガメのスープではない気がする」と呟き、それを聞いた同席者の一人が大声で「何を言ってるんだ。ウミガメのスープに決まっているだろう。やっぱり生まれ育ちが貧相な奴は舌もどうかしてるな!」的なことを言い、その他の同席者もそれに同意して男を馬鹿にしましたか?

正解!詳しくは解説へGo!

★

答え

こ
こはとある三ツ星ホテルのレストラン。
本日は貸切の社交パーティが行われている。
いわゆる社交界のセレブリティたちが集まっていて、その中の一人に男がいた。
彼は成り上がりというやつで、たった数年で貧乏のどん底から一躍社交界入りを果たした。

男にはトラウマがあった。
かつて、親の勤め先は同級生の親の会社だった。
男の親の雇用を盾に同級生にいじめられ続けてきたのだ。
そんな金持ちたちを見返すために、血反吐を吐き、泥水をすすってここまで生きてきた。
そして今までの経験を生かした輸入雑貨の事業が成功し、ついにこのパーティに招待されたのだ。

男は緊張しながらも楽しく食事をしていたが、コース3品目のスープを一口飲んだときに怪訝そうな顔をする。
シェフを呼び出してもらい、疑問を投げかけた。
「すみません、これは本当にウミガメのスープですか?」
それまでにこやかだったシェフが急に表情をこわばらせた。
そして恐る恐る答える。
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は確信する。
かつて男は漁師の手伝いをしていたことがあり、時折ウミガメがかかることがあった。
そのとき助かりそうにないウミガメを鍋にして食べさせてもらったことが何度かあった。
鶏肉に似た、でもそれよりも深みのあるいい味だった。
それ以来、たまに自分で買ってきて食べたりもしていた。
加えてもとより食べ歩きが大好きで、味覚には自信がある。
いくら味付けが違うとはいえ、好きなウミガメの味を間違うはずがない。
「違うような気がするんだけどなぁ・・・。」

刹那、同席者が割り込んでくる。
「おいおい、君はウミガメの味もわからないのか?」
「あら、本当ですの?セレブですのに・・・。」
「あまり言ってやるんじゃない。ほら、彼は成り上がりだから。」
「ふふふ、所詮は似非ということですのね。」
「まったく、元貧乏人はこれだから困るよ。」

男は気づいた。
招待を受けた=セレブとして受け入れられたということではない。
誰しもが生粋のセレブで、なり上がりである男をこき下ろすために、虎視眈々と男の揚げ足を取ろうとしていたのだ。
とうに身分制度などなくなったはずのこの日本で、明らかな身分差別が確かにあったのだ。
そして、この集団には本物を見抜けるような人間は一人もいないことにも気づかされた。

男は席を立ち、封筒を手鞄から手渡した。
そしてそのままシェフに突きつけた。
「これは今日の全員分の御代です。お好きな金額をお書入れください。」
封筒の中には男の会社名義の小切手が、入っていた。

その夜、男はホテルのテラスから飛び降りた。
現場には、血文字で書かれた走り書きの遺書が遺されていた。
<所詮は血統 成り上がろうが天地が返ろうが変わらない事実だった 本物すらわからぬ人々の治めるこの国は 絶望に値する>
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