ウミガメのスープ

【ラテクエ22 リサイクル】  「ウブな女殺し」

作者: yan

男は恋をした。いわゆる一目惚れってやつだ。

照れくさそうにおしゃべりしたり頬を赤らめたり、微笑ましい関係が続いてると思ったら、
ある日突然男は女を殺してしまったんだ。

  
一体何があったんだと思う?  


※ ラテクエ22選考会、なささんの出題のリサイクル問題です。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

「男」が殺した「女」とは、一目惚れの相手でしたか?

YES! そのとおりです!

はい

微笑ましい関係とは、文中の「男」と「女」のものですか?

YES! ただ、実際はあまり「微笑まい」とは言えない状況だったリします

「男」が一目惚れをしてから女を殺すまで、長い時間が経過していますか?

YESNO 「長い」の感じ方によりますが… 1月以上、1年未満ってくらいでしょうか

はい

「照れくさそうにおしゃべりしたり頬を赤らめたり」というのは男の行動ですか?

YES 「男」の行動です!

いいえ

登場人物は全員人間ですか?

NO!!!!! GJ!!

はい

4の続きですが、男のその行動は女本人の前でしていましたか?

YES 「女」の前でしていました (ただし…!)

いいえ

殺した理由は「女」が別の「男」と仲良くしたことが原因ですか?

NO! むしろ…!!!

はい

登場人物の職業は重要ですか?

YES? 「女」の職業というか… いやもっと言えば…

いいえ

「女」は生き物ですか?

NO!! 「女」は「生物」ではありません! GJ!!!

はい

「女」は男の所有物でしたか?

YES! YES! 

はい

男が女を殺したのは故意にですか?

YES! 明確な意思でした!

はい

「女」とは人形ですか?

YES! ただし、ただの「人形」ではなく!

はい

男の精神年齢は重要ですか?

YES!

はい

殺す=壊す ですか?

YES!!! 壊しました!!

いいえ

解説はちょっぴりえっちですか?(/◡\///)

NO えっちませんw

はい

男は成人男性ですか?

YES 経済的な面から考えて

はい

男は、見た目は大人、頭脳は子供でしたか?

YESw まぁ、「やや精神年齢の未成熟な大人」という感じで

はい

[女(人形)」には、何か特別な機能はついていますか?

YES! ただしえっちませんよ!

はい

人形は喋りますか?

YES! 会話機能があります!

いいえ

登場人物は、男、人形 の二人だけですか?

NO!!! もう一人、重要な人物がいます! GJ!!!

はい

人形の大きさは、人間と同じくらいですか?

YES! つまり、人形というより… (ただしえろません)

いいえ

人形=マネキンですか?

NO マネキンよりもっとハイテクです

「男」の恋心は冷めてしまいましたか?

YESNO 恋心が覚めたというよりは…

はい

重要なもう一人は女ですか?

YES! もう一人も「女性」です!

はい

核心好きな人に似せたアンドロイドと疑似的に恋人関係を楽しんでいた男は、女性本人と付き合えそうで「こんな趣味見られたら終わりだ―!」とアンドロイドを壊しましたか?

YES!!! 正解です!! 

はい

核心「人間の彼女」は、アンドロイドのプログラムとは違って男の思い通りの反応を返してくれず、イライラが募って殺してしまいましたか?

YES!!! 完全正解!!! 解説行きます!!

答え

ボクは、恋をした。ショーウインドウに飾ってあったレディー・メイド003型、通称「メイドさん」に。
…一目惚れだった。 貯金をはたいて、一も二もなく購入した。

それから毎日、彼女と一緒だった。照れくさそうにおしゃべりしたり頬を赤らめたり。
傍目には、微笑ましい関係に見えたろう。 …彼女がアンドロイドだと気づかない者にとっては。

そんなボクに、人間の恋人が出来てしまった。お互いに、一目惚れだった。
彼女は、「メイドさん」にそっくりだった。 いや、もっともっと可愛いのだ。 なにせ、生きてるし。

ボクは、メイドさんに報告した。 「おめでとうございます、マスター! …あの私はこれから…」
「ああ、キミはもう要らないなぁ。 彼女がキミを見たら、ヘンに思うだろうしさ。 廃棄処分かな」

「…わかりました。マスター、どうか、お幸せに…」 そしてメイドさんはスリープモードに入った。


…はずだった。  夜中、妙な気配に目を覚ますと… メイドさんが、ボクの寝顔を覗いていた! 

「うわあ! な、なんだよ!」 「マスター… どうか、捨てないで。一生懸命、働きますから…」
「な、なんだよ… ロボットのくせに」  「マスター、大好き。 捨てられたら、悲しい…。」

ボクはベッドから飛び降りると、バットを握った。 「勝手に起き上がるな!!気味が悪い!」
バットを振ると、メイドさんの頭部にクリーンヒットした。一撃で火花が飛び散り、ショートする。

「マスター・・・・スキ・・・・マスター・・・・ステナイデ・・・・」 それを最後に、機能は停止した…。


そして今ボクは、人間の彼女と付き合っている。
照れくさそうにおしゃべりしたり、頬を赤らめたり。傍から見ても、微笑ましくみえたことだろう。

…だが、付き合っているうち、だんだん鬱陶しくなってきた。メイドさんと違ってワガママ言うし、
思ってたより費用もかかる。 自分の時間が持てない。 拘束しようとする。

口論の末、遂に彼女をバットで殴った。頭部にクリーンヒット。血飛沫が飛ぶ。…一撃だった。


…ボクは、彼女を押入れにしまうと、メイドさんの残骸を取り出した。

「やっぱり、キミのほうがいいや。 ねぇ、ほら、目を覚ましてよ…」

— ラテクエ22選考会、なささんの出品作品です!

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