ウミガメのスープ

赤く染まる午後

作者: 植野

休日の午後、のんびり横になって趣味を楽しんでいた男。
彼の体に緊張が走った。
そうして慌てた様子で電話を掛け、「大丈夫か!」と叫んだ。

その直後、顔を鮮血で染めることになるとも知らずに。

状況を補完してください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

参加させていただきます

YES

いいえ

男は死にましたか?

NO!

いいえ

その血は、鼻血ですか?

NO

いいえ

男は痛みを感じましたか?

NO

いいえ

ホラー要素はありますか?

NO

はい

登場人物は 男 と 電話をかけた相手 の二人ですか?

YES

はい

電話を掛けた相手を特定する必要はありますか?

YES 状況が把握しやすくなります◎

はい

直後はすぐでしたか?

YES 一分もかかっていません。

はい

趣味を特定する必要はありますか?

YES!

はい

男は、誰かの身を案じて電話をかけたのですか?

YES!

はい

男が電話をかけなければ顔を鮮血で染めることはありませんでしたか?

YES

はい

顔を染めるというのは恥ずかしくなったということですか?

YES!! 男の顔は紅潮して、真っ赤に染まりました!

いいえ

男は人間の血で染まったのですか?

NO!

はい

男は、自分の携帯で電話をかけましたか?

YES ちょっぴり重要です。

はい

電話をかけた相手は重要ですか?

YES! 状況が把握しやすくなります。

いいえ

電話とはテレビ電話ですか?

NO ただ、テレビ電話でも構いません。

いいえ

男は屋外にいますか?

NO 屋内です。

はい

男の趣味はポピュラーですか?

YES、かな。

はい

男は、何か勘違いしましたか?

YES!!

いいえ

犯罪チックな趣味ですか?

NO

いいえ

男は双子ですか?

NO

はい

その趣味は、屋内でないとできませんか?

YES 屋外でやろうとは思わないでしょう。

いいえ

連投ばかりでスミマセン(; ̄ェ ̄) 男の趣味はネットゲームですか?

NO ネットゲームだとこの状況にはなりません。

いいえ

男の趣味は横にならないとできないことですか?

NO 座ってても立ってても、別に腕立て伏せしながらでも可能です。が、座るか寝転ぶかが多いでしょう。

いいえ

男は騙されていましたか?

NO あくまで個人的な「勘違い」の範疇です。

男の趣味はテレビを見る事ですか?

半分YES!

はい

電話をかけた相手は、男の家族ですか?

YES!

はい

核心男はテレビを見ていた。そこにテロップで男の実家の地方の地震速報が。 あわてて男は実家に電話して母に「大丈夫か!?」と確認した。 すると母は「あんたいつの話してるんだい??」。 そこでふと気づく「あ、おれ録画した番組見てたんだった・・」 男は勘違いに気づき赤面した。  ですか?

YES!! もう解説がいらないくらいのFAですw

答え

大学生になって一人暮らしを始めた男。
彼の趣味は映画鑑賞だった。

しかしこまめにレンタルショップで借りていると金額が馬鹿にならない。そのため、もっぱら地上波の放送を録画し、撮りためたものを休日にまとめて観るようにしていた。

数あるストックの中から選んだのはアクションムービー。主人公と対立する組織、スリルあふれる展開にすっかりのめりこんでいたその時だった。
不協和音に似た速報が割り込んで、画面の上部に文字が浮かび上がる。


【緊急地震速報】

【午後○時○分頃地震がありました
 震度5 海亀県南部】


その表示に男は驚いた。海亀県の南部は自分の実家がある地域なのだ。

時間もつい先ほど。慌てながら電話を掴み、実家のボタンを押してコールを続ける。すると間もなく耳慣れた母親の声が聞こえた。


「はいもしもし、汁野でございます」

「…!! 大丈夫か! 母さん!」

「うわっ! …か、亀太?」

「いま! 地震速報が、海亀県で、あの、震度5だったって…!」

「…はあ? 地震?
 ――あ、ああ。それ二週間前のやつね? いやぁ、あの時は母さん一人だったし焦ったわよ。でも何で今更?
 やだわ、この子寝惚けてんの?」

「へ…二週間前…?」

怪訝な母親の声で、ようやく自分は片手にビデオのリモコンを握りしめていることを思い出した。

そう、自分は撮りためた録画の番組を観ていたのに、その時に流れたテロップをうっかりリアルタイムのものだと勘違いしてしまったのだ。

「ご、ごめん……」

「別にいいけど。あんたのそそっかしいところはいつになっても直らないねえ」

すっかり恥ずかしくなった亀太は、しばらく実家への帰省をしぶったとか。




回数こそ減りましたが、まだまだ時折大きい余震が続きます。
ひとり暮らしの方も家族とお住まいの方も、改めて防災袋の中身を確認して、気を緩めずにしっかりとした備えをしていきたいですね(・◡・*)
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